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行方市:アパート併設店舗から雨漏りSOS!雨漏り原因は笠木?!再発防止で雨漏り箇所をくまなく補修!
行方市 屋根材(金属)
【工事のきっかけ】
7年前に塗装をしたけれど、雨漏りが止まらなくお困りだったお客様。知り合いからの紹介をうけ、街の屋根やさん 霞美装 にご相談がありました。
基本情報
- 施工内容:屋根材(金属)
- 施工期間:約6週間
- 築年数:37年
- 使用材料:スーパーシャネツサーモF(屋根)超低汚染プラチナリファイン2000Si-IR(外壁)
こんにちは!街の屋根やさん土浦店・霞美装です!
行方市のお客様から店舗併設のアパートの雨漏りトラブルのSOSを受けました!
見ての通り、一階は床屋(理容室)で二階部分から住居となっている三階建ての店舗兼住居のアパートです。
こちらのアパートの屋上、陸屋根の笠木と呼ばれる部分の劣化が要因と思われる雨漏りが発生。そのご様子をお伝えします。
現地調査では、まず雨漏りがどこで起きているのか実際に調査していきました!
室内の天井に雨染みができている箇所があります。
写真と同じような現象がみられたら雨漏りの可能性大です!
雨漏りが起きているか調べるためにサーモカメラを使用して画像チェックします。
サーモカメラは温度を可視化できるカメラです。
高温帯は赤や白に、低温帯はブルーに映ります。
滞水が起きている場所は周囲より温度が低くなります。
窓際全体が青く、滞水が起きていることがわかります。
部屋の隅がぽつんと青くなっている場所も雨漏り箇所です。
まだ、水が落ちてきていなくても滞水している箇所をサーモカメラでは感知できます。
雨漏り箇所が見えているところだけということは意外と少ないので、目に見えない雨漏りもしっかりチェックして全ての雨漏りを補修します!
三階建ての店舗兼住居のアパート、7年以上続いた雨漏りの原因を調査します。
シーリングが全体的に傷んできていて、このような劣化が進んだ箇所から浸水している可能性が高くなっています。
シーリングは外壁などの防水性を担っています。
しかし、耐用年数が5〜10年と幅が広く、古いシーリングは総じて耐用年数が低いことが知られています。
ひび割れや剥離、粘ついてきたなどが起きているシーリングは劣化して防水性が落ちていることが考えられます。
定期的にメンテナンスをしてシーリングの劣化を補修することで家を雨漏りなどから守ることができます。
屋根は金属製でした。
大きな腐食はありませんが、笠木部分に隙間ができています。
やはり笠木部分のシーリングが劣化して隙間ができていて、雨漏り原因になっていそうです。
ベランダの防水塗膜も傷んで艶がなくなっています。
亀裂もあり、危険です。
雨漏りの原因箇所が絞れてきたので散水調査で詳しい場所を特定します。
高所での作業がはいるので、まずは足場を設置します。
散水調査では、雨漏りが疑われる場所に実際水をまいてチェックしていきます。
シーリングの隙間など怪しい箇所は番号を振ってひとつづつチェックしていきます。
水を撒いたあとはサーモカメラで浸水が実際あるかチェックしていきます。
水の進路を特定するために、サーモカメラでひとつひとつ調べました。
散水調査の結果、外壁のシーリング、屋根・ベランダの笠木部分、ベランダまわりから浸水があることがわかりました。
この浸水箇所がなくなるように雨漏り補修工事をおこなっていきます!
雨漏り補修工事はこのように、事前調査などにも時間がかかり、補修も大規模になります。
なにかトラブルがあってから雨漏り補修工事をおこなうと、工費も工期も甚大になってお客様のご負担が増してきています。
雨漏りが起きないように、おおきなトラブルが起きないように定期的にメンテナンスを行うことが、家にとっても家計にとっても重要だと霞美装は考えています。
起こってしまった雨漏りを補修するだけでなく、雨漏り予防に力を入れていきましょう。
雨漏りの原因箇所の外壁のシーリングの交換を行います。
まずは古いシーリングを撤去して行きます。
まず、プライマーを塗っていきます。
プライマーはシーリングと外壁が密着できるようにするための接着剤の役割を持っています。
プライマーが塗り終わったら、コーキングガンを使ってシーリングを目地に充填します。
隙間がないようにたっぷり打ち込みました。
シーリングの耐用年数は5〜10年ほどと言われています。
定期的に打ち替えて外壁の防水性を維持していきましょう!
充填したシーリングを圧着させます。
ヘラでならして隙間がないように施工しました。
続いて笠木部分の補修です。
金属の笠木を外してみるとボロボロの下地が出てきました。
シーリングが傷んだり、下地が割れたりしています。
ここまで傷んでしまっていると浸水してしまいますね……
まずは笠木の下地部分をシーリングで埋めていきました。
隙間を全てシーリングで埋めて防水性をアップさせます。
これだけでは不十分なのでウレタン樹脂塗料で防水塗装を行います。
まずはプライマーを塗って、防水塗料の密着性をアップさせます。
プライマーの塗装が完了しました。
防水工事には大きく分けてFRP防水、シート防水、ウレタン樹脂防水塗装の3種類があります。
どれも、メリット、デメリットがあります。
今回選んだウレタン樹脂防水塗装は、他のふたつより比較的安価で施工がしやすいというメリットがあります。
また、塗装で防水機能を付与するため、施工する場所や材質・形状を選ばないという特徴があります。
今回、笠木のような凹凸がある場所を施工するため、ウレタン樹脂塗料での防水工事がピッタリだと判断いたしました。
ウレタン樹脂塗料を塗って防水機能を付与していきます。
隙間なくきれいに塗りました。
続いて、ベランダ塗装です。
まずはひび割れをシーリングで埋めていきました。
ベランダ柵のまわりもクラックがあったのでシーリングで補修します。
続いてウレタン樹脂塗料を塗っていきます。
足場がおいてあった場所や、エアコンの室外機の下も塗っていきます。
1回目のウレタン樹脂塗料での防水塗装が完了しました。
ウレタン樹脂塗料を2回塗って防水塗膜の厚みを形成しました。
最後にトップコートを塗って完了です!
飛来物や雨水、傷から防水塗膜を守ります。
ベランダのトップコート塗装が完了しました!
これですべて!雨漏り補修工事が完了です!
行方市の店舗併設三階建てのアパートでは、長い間雨漏りが止まらず、今回大掛かりな工事となりました。
定期的なメンテナンスをおこない、早めに対応していきましょう。
直したはずの雨漏りが直らないとお困りでしたら霞美装にご連絡ください!
街の屋根やさん 土浦店 霞美装 でおこなった雨漏り修理現場では、雨漏りの再発はゼロ件です!(2024年現在)
直したはずなのに雨漏りが止まらない、、もしかして雨漏り?などお困りでしたらお気軽にご相談ください(^-^)
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