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稲美町にて雨漏りをしている「いぶし瓦屋根」のメンテナンス工事を実施致しました。
【工事のきっかけ】
稲美町のお客様より「雨漏りが発生しているため相談したい」と連絡を頂き、屋根調査および打ち合わせを実施させて頂きました。
立派ないぶし瓦の屋根でしたが、経年劣化による屋根細部の傷みが発生していたため、各所のメンテナンス工事をご提案。
「棟積み直し工事」と「谷板金交換工事」がメインの工事内容となりました。
屋根がとても大きく、メンテナンス対象の棟部や谷板金の数量が通常の家の2~3倍であったため費用も高額となりましたが、和瓦における雨漏りの原因と対処方法をご説明させて頂いた為、ご納得頂きメンテナンス工事のご依頼を頂きました。
基本情報
- 施工内容:雨漏り修理
- 施工期間:10日間
- 築年数:35年
- 使用材料:・いぶし和瓦 ・ガルバリウム鋼板 ・漆喰
皆さん、こんにちは!
街の屋根やさん 西宮店です。
本日は、稲美町のお客様よりご依頼を頂いた【屋根メンテナンス工事】のご紹介となります。
お客様より「雨漏りが発生しているため相談したい」と連絡を頂き、屋根調査および打ち合わせを実施させて頂きました。
立派ないぶし瓦の屋根でしたが、経年劣化による屋根の傷みが原因となり雨漏りが発生しており、各所のメンテナンス工事のご提案。
工事のご依頼を頂きました。
では、どのような工事であったか見て参りましょう!
【工事内容】
・大屋根本棟積み直し(熨斗瓦:5段、素丸瓦仕上げ)
・隅棟積み直し(熨斗瓦:3段、素丸瓦仕上げ)
・棟下劣化瓦差し替え
・谷板金交換
・谷板金交換に伴う干渉部分瓦バラシ復旧
・役物漆喰工事
施工前の屋根状況です。
谷板金や漆喰などの経年劣化が伺えます。
和瓦は屋根材自体の寿命は長いですが、これら細部のメンテナンスは必須となってきます。
こちらのご自宅の屋根瓦は、いぶし瓦となっており、瓦自体は100年保つと言われているほどです。
こちらは、屋根の棟部分を解体している様子です。
棟とは、屋根面と屋根面の取り合い部分にある瓦を数段積んでいる部位になります。
棟部は、屋根土を土台に、熨斗瓦(のしかわら)と呼ばれる瓦を積み、漆喰で土台の屋根土が流れ出ないようにする作りとなっています。
しかしながら、土台となる屋根土は経年劣化の影響で施工当初から比べると、どんどん痩せたり・沈みが発生し、積んでいる熨斗瓦の勾配不良に繋がっていきます。
熨斗瓦に勾配不良が発生すると、断面図のように雨水が棟内部に侵入するようになり、最終的には棟部からの雨漏りに繋がっていきます。
こちらのご自宅でも、棟内部の屋根土が湿気ており、熨斗瓦の勾配不良が原因となる雨漏りの様子が伺えました。
こちらは谷板金の入れ替えの様子です。
元々の谷板金は、銅板で経年劣化が進んでおりました。
銅板の谷板金は、近年の酸性雨やゲリラ豪雨の影響で劣化が進み、谷板に穴が開いてしまいます。
穴が開いてしまうと最期、谷の穴から雨漏りが発生してしまいます。
その為、谷板金の状態次第では、谷板金交換が必要となります。
写真では、元々の谷板金を撤去し、防水紙を敷設後、新たな谷板金としてガルバリウム鋼板製の谷板金を取り付けしている様子となります。
ガルバリウム鋼板は、銅板に比べると安価でかつ銅板より耐久性に優れるというメリットがあります。
解体後の棟を復旧中の様子です。
これまでの棟部は、土台に屋根土を使用し熨斗瓦を積んでおりましたが、現在は、土と漆喰が一体型になったシルガード(なんばん漆喰)と呼ばれる新建材を土台に使用し熨斗瓦を積んでいきます。
シルガードを使用することで、防水性の向上に繋がり、雨漏りのリスクを軽減するメリットがあります。
また、棟部の復旧の際は、積んでいく熨斗瓦にしっかりと勾配をつけることが雨漏りを防ぐポイントとなります。
棟部の積み直し・谷板金の入れ替えを完了し、棟の取り合いや鬼瓦の付け根にある役物漆喰を塗り直し、屋根メンテナンス工事が完了致しました!
漆喰の白さが際立ち、細部がとても綺麗になりましたね(^^)!
和瓦は、近年の台風や地震の影響で世間的には「重くて自然災害の影響を受けやすい屋根材」というイメージが強いですが、しっかりとメンテナンスや最新の施工方法で屋根材を仕上げていれば「日本特有の気候に強く、塗り替え等の工事も不要で長持ちする屋根材」といったメリットもたくさん得ることの出来る商品となります。
現在、和瓦の工事を手掛けることの出来る職人自体が少なくなっており、相談する所が無いとお困りの片もいらっしゃるかと思います。
弊社では、和瓦はもちろん板金屋根・最新の軽量防災瓦まで施工可能ですので、お悩みのことがございましたら、何なりとお申し付け下さい!
お客様目線に立ち、屋根の専門家として的確なアドバイスをお伝えできるように努めます(^^ゞ
本日も記事を最後まで読んで頂き、ありがとうございました(^^)/~~~
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