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加古川市にて経年劣化が進み剥がれ・割れなどの症状が出ている漆喰を塗り直しました!
加古川市 屋根材(瓦)
【工事のきっかけ】
加古川市にて昨年、外壁塗装を実施させて頂いたお客様より「塗装工事を実施していた際に、指摘頂いた漆喰の劣化が気になり、工事代金も確保出来たので、漆喰工事をお願いしたい」とご連絡を頂きました。
外壁塗装を実施した際に「足場があれば安心ですが、屋根の勾配(角度)も緩やかなので足場を解体後も施工可能ですよ」と伝えていたことが印象に残り、この度、漆喰工事のご用命を頂けました。
こちらの現場の漆喰では、経年劣化が進んでおり、変色や割れ・欠落などの症状が出ておりましたので、全て既存の漆喰を撤去し、新しい漆喰の塗り直し工事を実施させて頂きました!
基本情報
- 施工内容:屋根材(瓦)
- 施工期間:1週間
- 築年数:40年
皆さん、こんにちは!
街の屋根やさん西宮店です。
本日は、加古川市にて実施した漆喰塗り直し工事をご紹介したいと思います。
昨年塗装工事を手がけさせて頂いたお客様より「塗装工事を実施していた際に、指摘頂いた漆喰の劣化が気になり、工事代金も確保出来たので、漆喰工事をお願いしたい」とご連絡を頂きました。
塗装工事の際は、気にされていませんでしたが、足場組をし塗装工事を進めている中で、漆喰の変色や割れ・欠落が目立っておりましたので、状況写真を撮影。
お客様にお伝えしておりました。
昨年のタイミングでは、塗装工事に工事代金を掛けられておりましたので、施工を断念致しましたが、当時お伝えしていた「足場が無くても施工可能ですよ」というアドバイスが印象に残っており、工事をお願いして頂けたとのことでした。
「漆喰工事中に足場を組まなくて良く、足場代金も掛からないのであれば」と、当時からご検討して頂けていたみたいです(^^)
屋根の勾配(角度)が緩やかで、ハシゴや脚立で屋根に登ることが出来る屋根であれば、漆喰工事に限らず屋根のメンテナンス工事でも足場が不要になるケースがございますので、是非、ご相談下さい!
さて、今回のご自宅で、工事を施工させて頂いた漆喰ですが、基本的には、陶器の瓦屋根(和瓦やS瓦)の瓦下部分や瓦同士の突き合わせ部分に塗り込みされており、風雨の吹き込みを防止する蓋の役割を担っています。
「瓦の下にある白いやつ」が基本的には漆喰を指しています(^^)
兵庫県ですと、姫路市にある姫路城の屋根や壁にも使われており、塗り立て当初は「真っ白」です!
ですが、常に風雨から屋根を守り、ダメージを受けるにつれ、色が黒く変色し、表面の割れや漆喰自体の剥がれが目立つようになります。
こちらのご自宅の場合はどのような状況だったのか、元々の漆喰から順番に見ていきましょう!
こちらは「面戸漆喰」と呼ばれる漆喰となります。
特徴としては、瓦の下である「面戸」と呼ばれる半丸状の箇所に詰められている漆喰となります。
遠くから見ただけでも、黒く変色しており、近づくと瓦との隙間や割れが目立っていました。
こちらは「役物漆喰」と呼ばれる漆喰です。
面戸漆喰と違い、瓦の表面や瓦同士の突き合わせ部分を覆うように塗り込まれている漆喰となります。
面戸漆喰と同様に、黒く変色し、劣化が進んでいることが分かりますね(>_<)
漆喰の寿命は「10年~15年」と言われており、劣化が進んでくると変色→ヒビ割れや欠け→欠落という現象を進んでいきます。
漆喰が欠落してしまうと瓦内部の屋根土が流れ出し、瓦のズレや外れ、最悪のケースでは屋根からの雨漏りに繋がるケースもあるほどです。
また、欠落した漆喰が樋に引っかかると樋を詰まらせてしまうこともあるので大変要注意です⚠
漆喰が欠落に至るまでにメンテナンスをしてあげる事が重要になりますね(^^)!
では、ここから漆喰のメンテナンスとなる塗り替え工事はどのようなことをするのか見ていきましょう!
まずは既存の漆喰を撤去することが1番大事なポイントです!
既存漆喰の撤去を「ハツリ」と呼んでいます。
既存漆喰がそのままの場合、新しく塗り直す漆喰と既存漆喰が密着せず、塗り直しをした漆喰が早期剥離致します。
また、瓦下部分の面戸漆喰を撤去せず増し塗りすると漆喰の厚みが増し、雨漏りの発生にも繋がってしまいます。
ですので、漆喰塗り直しの際は必ず既存漆喰は撤去し塗り直しましょう(><)!
面戸漆喰箇所以外の役物漆喰も同様に、既存漆喰を撤去していきます!
漆喰を撤去すると、屋根土と言われる屋根の瓦の下に使用している土が見えてきましたね。
この際、露出した屋根土が湿気ていたり塗れていたりする場合は「雨漏り☔」を疑って下さい!!
こちらの現場では、雨漏りの気配は無かった為、新しく漆喰を塗り直していきました。
面戸漆喰の塗り直し後となります。
塗り直し前と見比べると、真っ白になりましたね(^_^)b
同じように遠くから見ても、色の違いがとても分かります!
役物漆喰は大きいため、塗り直すと綺麗な白さ✨が目を引きますね(^_^)b
弊社では、漆喰を塗り直した際、以下のようなことに気をつけています。
①「面戸漆喰の輪郭は整っているか?」
→整っていなければ、美観の汚さに繋がってしまいます。
②「面戸・役物漆喰共に塗り残しは無いか?」
→塗り残しがあれば、早期剥離に繋がります。
③「面戸漆喰は瓦から出過ぎていないか?」
→出過ぎていると、雨漏りに繋がってしまいます。
④「軒樋の中に剥がれた漆喰や塗り直しに使用した漆喰は落ちていないか?」
→落ちていれば、樋の詰まりに繋がってしまいます。
これらを意識することで、より良い工事のご提供に繋がると考えています。
今回の工事では、全て問題なく、工事を完工させて頂きました。
お客様からは、塗装工事に引き続き「満足の出来る工事をありがとう」と、ありがたいお言葉を頂けました(*^_^*)
工事をご用命頂けるからには、お客様目線で少しでも良い工事をご提供できるよう、弊社では日々努力し続けていきます!
今回の施工事例の記事が、少しでも多くのお客様の役に立てば幸いです(^^)!
この度の記事も、最期まで読んで頂き、ありがとうございました!
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