街の屋根やさん神戸西店の上橋です。

本日、ご紹介する施工事例は神戸市北区で行った「雨漏りしている築60年の瓦屋根葺き替え工事」になります(^_^)/

屋根葺き替え工事は各地域で定期的に行っており既にブログや施工事例で複数ご紹介しておりますが、今回の瓦屋根は築60年と古い瓦屋根でしたので改めてご紹介していきたいと思います！！

屋根の雨漏りを左右する防水シートは30年程度で寿命を迎え、破れてしまうと雨漏りが発生します(>_<)

今回の瓦屋根は築60年ということもあり、防水シートを使用していなかったので驚きでした、、、

調査から施工後までの様子をご紹介していきましょう！

神戸市北区で瓦屋根からの雨漏り調査！

コチラが、神戸市北区で雨漏りしている瓦屋根葺き替え工事を行う現場になります(^_^)/

建物構造は半2階建ての木造住宅で築年数は60年の納屋になりますね！

瓦屋根が経年劣化でズレてしまい、隙間から侵入した雨水で雨漏りが発生していたため葺き替え工事を行うことになりました。

雨漏りの原因を調査した時の様子ですが、地震や台風の影響で瓦屋根が大きくずれている様子でしたね(>_<)

この様に瓦屋根がズレていても防水シートがしっかりしていれば雨漏りはしませんが、60年前の瓦屋根に防水シートは使用されていない様子で全体的に雨漏りしております。

部分的に大きく瓦屋根がズレている所もあり、この部分の屋根下地は完全に腐食している様子でしたよ(>_<)

雨漏りも困りますが、瓦屋根のずれは強風による飛散もおこりやすく、近隣さんへの2次災害も予測できますので早めの修理が必要です！！

瓦屋根葺き替え工事で瓦屋根撤去

それでは、神戸市北区での雨漏りしている瓦屋根葺き替え工事を行っていきましょう(^_^)/

瓦屋根を撤去する際は手作業で行い、なるべくほこりが出ないように丁寧に作業していきます！

この手の瓦屋根は、中に葺き土が入っているため同時に土も撤去していきますよ。

この様な感じで、既存の瓦屋根と土をきれいに撤去していきます！

屋根上や建物の廻りはもちろんですが、道路や近隣さんのお家にゴミがないか確認し掃除を行っていきます(^_^)/

屋根葺き替え工事を行う際は工事前に近隣さんへご挨拶することも重要ですね！！

珍しいケースですが、築60年の屋根下地に「竹」が使用されていました。

竹は腐食しにくいので昔は屋根の下地によく使用していたそうですね(^_^)/

雨漏りはしておりましたが、屋根下地の竹は良好な状態でしたよ！！

雨漏りしている屋根葺き替え工事で重要な下地工事

雨漏りしている瓦屋根葺き替え工事での下地補強工事では、垂木を使用します！！

35ミリ角の垂木を既存の屋根下地の下にある垂木にめがけて、ビス固定して補強していきます(^^)/

瓦屋根葺き替え工事で垂木を使用するにあたって3つのメリットがありますよ。

【屋根葺き替え工事で垂木を使用するメリット】
①屋根の骨組みが強化される
②屋根下地の高さを調節し平らな屋根下地が作れる
③垂木と垂木の間に出来る空気層で、高い断熱効果が得られる

雨漏りしている瓦屋根葺き替え工事で、垂木の上から下地用合板を貼っていきます！！

これで、既存の屋根下地と新しい屋根下地との間に空気層が出来ているのがわかりますかね？

瓦屋根葺き替え工事はこのような形で屋根下地を作ることにより、高い断熱効果が実現できます(^^)/

経年劣化で不陸のあった屋根下地も、垂木を使用することで平らな屋根下地になりましたよ！

お次は、屋根からの雨漏りを防ぐ最も重要な防水シートを貼っていきます(^^)/

瓦屋根葺き替え工事に使用する防水シートには様々な種類がありますね！！

ホームセンターなどで市販されている「アスファルトカラールーフィング」は新築戸建てなどで良く使用されていますが、最近では「改質アスファルトルーフィング」が主流になっております。

防水シートに使用されている成分が異なり「改質アスファルトルーフィング」は耐久性が高いので、今回の瓦屋根葺き替え工事に使用しました(^^)/

＜関連記事＞
屋根の防水シートの重要性と、お勧めの「アスファルトルーフィング」をご紹介はコチラ＞＞＞

瓦屋根よりも優れている「ルーガ」を使用

神戸市北区での雨漏りしている瓦屋根葺き替え工事で、お勧めの屋根材「ルーガ」を屋根上に上げて葺いていきます！！

1束当たり6枚入りとなっており、従来の瓦屋根に比べると重量は約半分でかなり軽量化されていますね(^^)/

２年前くらいまでは1束当たり5枚入りだったんですけど、6枚入りになったことにより1束当たりの重量は重たくなりましたね、、、

＜関連記事＞
・「割れない、ズレない、軽い、従来の屋根材を覆すルーガシリーズ」はコチラ＞＞＞

神戸市北区での、雨漏りしている瓦屋根葺き替え工事で使用した屋根材をご紹介(^^)/　

ケイミューが製造している「ルーガ雅」になります。

ルーガには2つの種類が存在し、1つは「鉄平」で厚みのある平板型の屋根材です。
ストーン調の見た目となっており、洋風のお家に合いますよ(=^・^=)カラーバリエーションは6種類！

もう一つが、今回の瓦屋根葺き替え工事で使用した「ルーガ雅」ですね。

波型の日本瓦調で和風のお家に合いますよ！
カラーバリエーションは同じく6種類あるので、お家の雰囲気に合わせて選んでいただくことが可能です。

雨漏りしている瓦屋根葺き替え工事の仕上げとなる「棟瓦」と「ケラバ」を取り付けていきます！！

当然、ルーガの専用パーツです。

材質も屋根材と同じで、割れにくく色あせしない作りになっております(^^)/

棟・ケラバの下地となるタフモックにビスで固定し仕上げていきます。

ルーガは漆喰を使用しないので、後のメンテナンスが不要ですよ！

壁際にも漆喰は使用せず、雨漏りしないように防水粘着シートを貼って行きます(^_^)/

築60年、屋根葺き替え工事後の仕上がりをご紹介！

この様な感じで、雨漏りしている築60年の瓦屋根をきれいに葺き替えることができました(^_^)/

工事保証15年をお付けして、2年に1回の無料点検も行っていきます！

雨漏りは放置しているとお家をどんどん劣化させてしまうので、気になる方は「無料点検」をご利用くださいね。

＜屋根葺き替え工事の記事＞
・「神戸市兵庫区で、屋根葺き替え工事！費用と工程を詳しく解説します」
・「明石市で、積水瓦Ｕの屋根葺き替え工事！撤去～下地までをご紹介」
・「屋根からの雨漏りを止めるため、加古川市で瓦屋根葺き替え工事を実施！」
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・「淡路市で屋根葺き替え工事をしました。重たい瓦から軽い瓦へ」
・「三田市にて瓦屋根葺き替え工事！お家の断熱効果を高める方法とは？」

屋根葺き替え工事後に頂いたお客様の声

「実際に屋根のサンプルを使って説明してくれたのでイメージがわきやすかった。（施工事例等もありわかりやすかった）

建物自体はしっかりしていると調査していたのでこちらで屋根をお任せする事にしました。

雨もりの心配がなくなったことがうれしいです。

耐久性の長い屋根材を提案してもらったのでこれからまだまだ住めるようになってよかったです。」

うれしいお言葉をありがとうございますm(__)m

今お住いのお家やお勤め先の工場や事務所をこの先どうしていきたいかが重要で、それに見合ったご提案をすることが街の屋根やさん神戸西店の仕事だと思っております(*^^*)

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