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西宮市 軽量なコロニアルクァッドを用いた瓦屋根葺き替え工事!
西宮市 屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)
【工事のきっかけ】
「自宅の屋根が古くなってきたので葺き替え工事を検討しております。今は瓦の屋根で重たいので軽量の屋根材へと葺き替えたいです。しかし、予算があまりないので出来るだけ安い材料でお見積もりをお願いできないでしょうか?一度、現地を見ていただきお見積もりを宜しくお願いします」
この様なご相談を西宮市にお住まいの方より頂きました。現地調査へお伺いし既存の瓦屋根を調査したところ、経年劣化でズレなどが多く発生している状態で、雨樋も交換が必要な状態です。安くて軽量なコロニアルクァッドを用いた葺き替え工事と共に、軒樋の交換も含めたお見積もりを作成。
費用や工法に納得していただき、工事のご縁を頂いておりますm(__)m
基本情報
- 施工内容:屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)
- 施工期間:8日間
- 築年数:40年以上
- 施工費用:仮設足場140,000円 屋根葺き替え1,200,000円 雨樋交換50,000円
- 使用材料:垂木 下地用合板12ミリ 改質アスファルトルーフィング コロニアルクァッド PC50
街の屋根やさん神戸西店の上橋です。
本日、ご紹介する施工事例は西宮市で行った「瓦屋根から軽量なコロニアルクァッドへの葺き替え工事」をご紹介しましょう(^^)/
昔から耐久性に優れているということで、日本の屋根は瓦屋根が使用されてきました。
瓦屋根は塗装などのメンテナンスも不要で重厚感のある見た目が特徴となり、日本の伝統的な屋根材と言えますね!
そんな瓦屋根ですが、経年劣化で漆喰が剥がれたり瓦屋根がズレるなどの不具合は発生します。
部分的な修理も可能なのですが、築年数が30年を経過すると雨漏りのリスクが高まるので、葺き替え工事を検討される方も多いですね!
葺き替え工事はどんな屋根材へ替えるかで費用が異なるのですが、今回は低価格で軽量な定番の屋根材「コロニアルクァッド」を使用しましたので、是非参考にしてください。
西宮市 軽量なコロニアルクァッドへの葺き替え工事で瓦撤去

コチラが、西宮市で瓦屋根から軽量のコロニアルクァッドへ葺き替える現場になりますよ(^^)/
【建物情報】
・築年数40年以上
・2階建て木造住宅
・屋根材 瓦屋根
・現在 雨漏りなし
この現場は雨漏りしているわけではないのですが、これまで大きな屋根工事を行っておらず、瓦のズレや漆喰の剥がれが発生している状態でした。
15年くらいは住んでいきたいということでしたので、葺き替え工事を行っていきます!

それでは、西宮市での瓦屋根葺き替え工事を工程ごとにご紹介して行きましょう(^^)/
まずは、既存の瓦屋根を撤去していきますよ!この手の瓦屋根は土葺き工法と言って、瓦屋根の下に土を敷いてその上に瓦屋根を並べて葺いている状態です。
意外かもしれませんが、この工法の場合はほとんどの瓦屋根が釘などで固定されていません。
ですので、瓦を撤去する際に釘などを抜く必要がないので、簡単に撤去することが出来ますよ!
地震などで瓦がズレるお家は、釘固定されていない可能性が非常に高いですね。
今現在では瓦の釘固定が義務化されていますので、新しいお家では心配ないですけどね。

瓦屋根の葺き替え工事で瓦を撤去すると、防水シートではなく「杉皮」が出てきました!
本来、防水シートを敷いていることにより、多少の雨が入っても雨漏りしないようになっているのですが、昔は防水シートの代わりに油分が多く含まれている杉皮を敷き詰めて代用していたようですね。
このお家では雨漏りしていなかったようですが、杉皮は油分を失い複数個所で破れが発生している状態でしたよ(>_<)

西宮市で葺き替え工事を行う現場は築年数が古いため、屋根下地の状態を確認する必要があります!
ですので、杉皮を全て撤去して既存の屋根下地の状態を確認していきますよ(^^)/
垂木と呼ばれる角材の上に小幅板と呼ばれる幅10センチ程度の板が敷き詰められている状態ですが、隙間が多い上に瓦と土の重みで高さがバラバラの状態でしたね。
屋根葺き替え工事を行うほとんどの場合で、下地の補強工事が必要になりますよ!

お次は、西宮市での瓦屋根葺き替え工事で弱った下地の補強を行っていきましょう(^^)/
まずは、35mm角の垂木と呼ばれる角材を屋根下地の流れ方向に取り付けていきますよ!
既存の屋根下地である小幅板の下にも骨組みとなっている垂木が取り付けられていますので、それに抱き合わせるように並べていきます。
垂木を取り付けることで補強にもなりますし、空気層が出来るので断熱効果を高めることも出来ますね。

更に、古い屋根下地ですと瓦などの重みで屋根の高さがバラバラになっている場合が多いです(>_<)
そのままの状態で新しい屋根材を葺いてしまうと仕上げりが悪くなってしまうので、垂木を取り付ける際に糸を貼ってある程度の不陸を調整することが大事ですよ!
出来るだけ、真っすぐな下地になるように調整を行っていきます。

お次は、西宮市での瓦屋根葺き替え工事で屋根下地となる下地用合板を垂木の上から取り付けていきます(^^)/
厚みは12ミリで幅1820ミリ高さ910ミリの大きな板となっているため、隙間などはなくしっかりとした屋根下地を作ることが出来ますよ!
垂木にビスでしっかりと固定していきます。
釘で固定する業者さんもいますが、強度を考えるとビス固定がお勧めですね。

そして、西宮市での瓦屋根葺き替え工事で最も重要な防水シートを貼っていきます(^^)/
今回のような屋根全体の工事をする際は、いかに今後雨漏りさせないかが重要ですよね!
屋根からの雨漏りを左右するのは屋根の種類ではなく、防水シートの状態ですので、カバー工事や葺き替え工事を行う際は、必ず防水シートを新設する必要がありますよ。
使用している「改質アスファルトルーフィング」と呼ばれる防水シートは、通常の防水シートに比べて対応年数が35年以上となっておりますのでお勧めです!

【改質アスファルトルーフィング 日新工業 カッパ23】
・サイズ 幅1m長さ18m 厚み1ミリ 1本あたり18キロ
改質アスファルトの効果により、釘穴などからの雨水の侵入を防いでくれます。更に、合成繊維不織布により強風などでも破れにくく、施工しやすいのが特徴ですね(^^)/
※この画像の提供元は日新工業さんのサイトです

この現場では、屋根葺き替え工事のために設置している仮設足場を利用して雨樋を交換していきます(^^)/
雨樋は屋根と並行に取り付けられている「軒樋」と、地面に対して垂直に取り付けられている「竪樋」の2つで構成されています!
軒樋に関しては水漏れなどが発生しやすいため、屋根を葺き替えるのであれば交換がお勧めです。
固定金具から新しくして、適切に雨水が流れるよう調整をしていきますよ!

そして、角型のパナソニック製「PC50」と呼ばれる軒樋を取りつけていきます(^o^)/
塩ビ鋼板と呼ばれる材質で、内部に薄い鋼板が入っていることからひび割れなどの心配がなく長持ちしますよ!
水漏れなどしないように、ジョイント部分に接着剤をしっかり塗って止水していきます。
西宮市での瓦屋根葺き替え工事で使用した「コロニアルクァッド」とは?

ここから、西宮市の瓦屋根葺き替え工事で主役となる、軽量な屋根材を葺いていきましょう(^_^)/
今回使用した軽量の屋根材は「ケイミュー コロニアルクァッド」になります!
材質がスレートであることから非常に軽量で、阪神淡路大震災以降の瓦屋根葺き替え工事にはよく使用されている屋根材となりますね。

どんな屋根材にもメリット・デメリットがあるのでご紹介しておきますね!
【コロニアルクァッドのメリット】
・非常に軽量で重量は瓦屋根の6分の1
・施工が簡単で工期を短縮できる
・他の屋根材に比べて安価
【コロニアルクァッドのデメリット】
・瓦屋根に比べると重厚感・高級感は劣る
・10~15年で色あせ、塗装する必要がある
・ひび割れやすい
1枚に対して4本の釘で固定していきますよ(^o^)/

今回の瓦屋根葺き替え工事で使用しているコロニアルクァッドは複数のカラーバリエーションがありますよ(^_^)/
「ネオブラック パールグレイ アイスシルバー シルバーホワイト ココナッツブラウン ウォルナットブラウン アイリッシュグリーン ウェザードグリーン メロウオレンジ ボルドーレッド ミッドナイトブルー グラスブラウン」
の全12色ですね!他の屋根材に比べてカラーバリエーションが多いのも、人気の一つとなっております。
今回はネオブラックを使用しております。

ここからは、コロニアルクァッドの仕上げ材として、棟板金の下地となる貫板を取り付けていきますよ(^_^)/
【注意点】
1. 適切な取り付け 貫板は屋根の形状に合わせ、しっかりと固定する必要があります
2. 防水性の確保 取り付け時に雨水が浸入しないよう、隙間なく施工すること
貫板にも様々な材質の物がありますよ!!
【防腐木材の貫板】
長期的な耐久性を持ち、腐食や害虫から木材を守るために特別な処理が施されています
【樹脂製の貫板】
木材に比べて湿気や腐食に強い。メンテナンスが少なく、耐久性に優れています
個人的には防腐木材の貫板がお勧めですね!

そして、コロニアルクァッドの仕上げ材となる棟板金を取り付けていきましょう(^_^)/
棟板金の材質でガルバリウム鋼板となっております。強風で飛散しやすい部分となりますので、釘ではなくビスで固定することがお勧めですよ(^_^)/
棟板金は台風などの強風で飛散しやすい部分となりますので、固定方法には十分な注意が必要になりますね。
ガルバリウム鋼板とは鉄とアルミの混合金属で、錆に強い建材ですよ!
これで、西宮市での瓦屋根葺き替え工事は完了ですね。
西宮市で軽量なコロニアルクァッドを用いた葺き替え工事の費用と保証内容

西宮市での瓦屋根葺き替え工事では工事保証をお付けしております(^_^)/
弊社の保証内容は「雨漏り・強風による飛散」に対して、15年間の工事保証になりますね。
アフターメンテナンスとして2年に1回の無料点検も行っておりますので、長期的にご安心頂けますよ!!
工事費用は80㎡に対して1,200,000円になりました。(別途足場費用140,000円 雨樋交換50,000円)

屋根葺き替え工事は屋根工事の中でも費用がかかるほうですが、長期保証もお付けできますので、この先も住んでいかれるのであればお勧めの屋根工事ですよ!
調査やお見積もりは「完全無料」となっておりますので、気になる方はお気軽にご相談くださいね!!
今お住いのお家やお勤め先の工場や事務所をこの先どうしていきたいかが重要で、それに見合ったご提案をすることが街の屋根屋さん神戸西店の仕事だと思っております(*^^*)
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