街の屋根やさん神戸西店の上橋です。

本日、ご紹介する施工事例は西宮市で行った「強風により飛散したカラーベスト屋根の部分修理」になりますよ(^^)/

カラーベスト屋根とはスレート屋根の一種で、薄型のセメントを主成分とした屋根材ですね！

瓦屋根に比べて軽量で耐震性に優れていることから、今現在でも多くのお家で使用されている屋根材です。

しかし、この屋根材の一部に使用されている「棟板金（むねばんきん）」やカラーベスト本体は強風などにより飛散することが多く、部分修理に関するご相談を多くいただいております。

今回ご紹介する施工事例は低価格な最低限の部分補修となっておりますので、応急処置を望まれる方は是非参考にしてくださいね！

西宮市で被害で飛散したカラーベスト屋根の部分修理を行う現場紹介

コチラが、西宮市で強風により飛散したカラーベスト屋根の部分修理を行う現場になりますよ(^^)/

【建物情報】
・築年数36年
・２階建て木造住宅
・屋根材　スレート屋根（カラーベスト）
・現在　雨漏りなし

強風によりカラーベスト屋根本体と棟板金が飛散しているとご相談を頂いております。どこまでの修理なのか無料調査を行っておりますので、その様子をご紹介して行きましょう！

ご相談を頂いた西宮市の現場へお伺いすると、屋根の最も高い部分にある棟板金とカラーベスト屋根本体が強風により飛散している状態が確認されました(>_<)

棟板金は、カラーベスト屋根の継ぎ目を雨から守るための部材ですが、この部分が損傷すると雨漏りのリスクが高まってしまいますね。

損傷の原因は、経年劣化による固定釘の緩みや下地材の腐食でしたよ！

棟板金の下地木材は、通常15年から20年で腐食してくるので、部分的な修理や交換が必要になることがあります！

また、カラーベスト屋根の撥水機能は10～15年で低下し、水分を吸収しやすくなるため、気温変化によるひび割れが発生しやすくなりますよ(>_<)

この件で、強風の影響でカラーベスト屋根の一部が割れたり欠落したりしていましたね。

さらに、屋根下の防水シートも一部露出しており、この家の築年数を考慮すると、雨漏りのリスクが非常に高いと考えられます。

修理内容としては、棟板金の交換、スレート屋根の差し替え、部分的な仮設足場の設置となりますね(^^)/

この現場では屋根勾配が急でしたので、部分的な足場も必要となり工事費用は80,000円になりました！

しかし、足場なしでの修理も可能なケースが多いため、屋根に不安がある場合は早めにご相談くださいね。

強風などで屋根の一部が破損した場合、火災保険の申請も可能ですので、気になる方はお気軽にご相談ください！

部分修理①　強風で飛散したカラーベスト屋根の棟板金交換

ということで、強風で飛散したカラーベスト屋根の部分修理をご紹介して行きましょう(^^)/

まずは、部分修理を行う部分だけに仮設足場を設置しました。

仮設足場は資材や人の落下を防ぎ、効率よく作業をすることが出来るので、余分な費用は掛かりますが出来るだけ設置したほうが良いですね。

まずは、強風により飛散した棟板金を交換していきましょう(^^)/

棟板金を交換すると言っても、飛散している約２m分のみを部分的に撤去して交換していきます！

基本的には全交換がお勧めですが、応急処置であれば部分的な修理で十分ですね。

この様な感じで、部分的に修理を行うところのみ棟板金の下地を撤去していきます！

屋根勾配が急ですので、廃材などを落下させないように注意が必要ですね。

棟板金の下地材は通常の木材ですと１５年程度で腐食が発生しますので、最近では「防腐木材」や「樹脂」でできた下地材を使用することが多いですよ(^^)/

そして、カラーベスト屋根の部分修理で新しい棟板金の下地材を取り付け、棟板金をその上から取り付けていきます(^^)/

棟板金の材質はガルバリウム鋼板で鉄とアルミの混合金属となっておりますので、錆びる心配もありません。

既存の棟板金とのジョイントには水漏れしないようにしっかりとシーリングを挟み込んでおく必要がありますね！

棟板金は強風で飛散しないようにビスで固定することがお勧めですよ(^^)/

釘固定ですと経年劣化で錆びてやせ細り抜けてきますので、強風による飛散の原因となりますね。

基本的に棟板金を固定するのはステンレス製のビスを使用することがお勧めですよ！

部分修理②　強風で飛散したカラーベスト屋根の差し替え

お次は、強風で飛散したカラーベスト屋根を部分修理していきましょう(^^)/

ひび割れが原因で強風により飛散したカラーベスト屋根は２か所あります。いずれも部分的に撤去して、新しいカラーベスト屋根を取り付けていきますよ！

２か所目がコチラですね！

先ほどの部分と比べると割れ方はマシですが、この様なものを放置していると更に飛散したり、この部分から雨漏りすることもありますので要注意ですね(>_<)

強風で飛散した部分にはこの様な感じで新しいカラーベスト屋根を部分的に取り付けていきますよ(^^)/

色は複数ありますので、既存の屋根材に出来るだけ近い色を選んで取り付けることがお勧めですね。

このカラーベスト屋根を差し込む際に、防水シートを破らないよう注意が必要です！

部分的にカラーベスト屋根を差し替える際の固定方法ですが、基本的にはシーリングで貼り付ける工法が一般的ですね！

屋根材の表面から釘を打つ場合もありますが、水のことを考えるとあまりお勧めは出来ません。

しっかりとシーリング材を仕込んで、新しいカラーベスト屋根を接着しておきます(^^)/

今回の部分修理で使用しているカラーベスト屋根は「コロニアルクァッド」と呼ばれる屋根材ですね(^^)/

既存の屋根材と全く同じものがありましたので、そちらで部分的な修理を行っております。

この様な感じで、強風により飛散した棟板金とカラーベスト屋根の部分修理は完了しました！

西宮市で低価格にカラーベスト屋根の部分修理を行った費用紹介

西宮市で強風により飛散したカラーベスト屋根の部分修理費用は80,000円となりました(^^)/

応急的ではありますが、気になっていた部分がキレイに治り安心されている様子でしたね。今回の様に、屋根に不具合を発見した際は出来るだけ早めの修理が必要です！

屋根の様子が見えない場合は街の屋根やさん神戸西店の「無料点検」をご利用くださいね。

今お住いのお家やお勤め先の工場や事務所をこの先どうしていきたいかが重要で、それに見合ったご提案をすることが街の屋根屋さん神戸西店の仕事だと思っております(*^^*)

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