街の屋根やさん神戸西店の上橋です。

本日、ご紹介する施工事例は加古郡稲美町で行った「モニエル瓦の屋根塗装工事　費用と保証内容の紹介」になりますよ(^^)/

モニエル瓦は、天然の粘土を主成分とし、その粘土に特殊な添加物を混ぜ、高温で焼成して作られるセメント系の屋根材ですね！

見た目は伝統的な瓦に似ていますが、色やデザインのバリエーションが豊富で、耐久性や軽さ、施工の容易さが特長ですよ。

しかし、撥水機能が低下すると雨水を吸い込みやすくなるので、塗装などのメンテナンスが必要になります！

加古郡稲美町で屋根塗装工事の費用と保証内容をご紹介する現場情報

コチラが、加古郡稲美町でモニエル瓦屋根への塗装工事と費用・保証内容をご紹介する現場になりますよ(^^)/

【建物情報】
・築年数20年
・２階建て木造住宅
・屋根材　モニエル瓦
・現在　雨漏りなし

屋根や外壁が経年劣化で色あせてきたということで、塗装工事をご希望されていました。

今回、塗装工事を行う屋根はコチラのモニエル瓦になりますね！

20年が経過しているので、それなりに劣化していることが想像できます。

外壁もなんですが特に屋根は下からあまり見えないので、塗装工事を行う前に入念な調査を行い、不良個所があれば補修する必要がありますよ(^^)/

加古郡稲美町で屋根塗装工事をする前にモニエル瓦屋根を調査

それでは、モニエル瓦屋根を塗装工事前に調査していきましょう(^^)/

まず、気になったのはモニエル瓦屋根の表面に発生するピンホールですね。

モニエル瓦はセメントを主成分としているので、表面の塗膜が剥がれてしまうと雨水を吸い込み、この様なピンホールが発生します！

こうなると、雨水を吸い込んでいる証拠になりますので早めの塗装工事が必要になりますね。

コチラは、モニエル瓦屋根がズレている様子ですね(>_<)

本来、モニエル瓦屋根は釘固定されているのですが、釘を打ち忘れているのでしょうか？

このまま塗装しても脱落の危険性がありますので、塗装工事を行う前にズレ止め補修を行う必要がありますね！

築20年のモニエル瓦には細かいひび割れも発生している状態です(>_<)

セメントを主成分とするモニエル瓦屋根は雨水を吸い込み、凍結したり乾燥したりを繰り返すことで、この様なひび割れが自然と発生しますね。

塗装する前にひび割れ補修も必要になります！

加古郡稲美町で屋根塗装工事前にモニエル瓦を補修した費用紹介

ということで、モニエル瓦屋根の塗装工事を行う前に補修工事を行っていきましょう(^^)/

まずは、細かいひび割れ個所にシーリング補修を行っていきますよ！

ひび割れ補修をする際はひび割れ部分の汚れをキレイに拭きとって、出来るだけ刷り込むようなイメージでシーリングすることがポイントですね。

そして、モニエル瓦の表面に発生しているピンホールもシーリングで補修していきます！

ひび割れ部と同じように、汚れをキレイに拭きとってからシーリングを塗っていきますよ。

汚れたうえにシーリングを塗っても剥がれやすくなってしまうので要注意ですね(>_<)

そして、ズレていたモニエル瓦屋根は元の位置に戻して、瓦の山の部分にシーリングを塗り固定しておきます！

モニエル瓦屋根の谷の部分にシーリングを打設すると、水の逃げ道がなくなってしまい雨漏りの原因となることがあるので要注意ですよ(>_<)

屋根塗装工事前の補修費用は50,000円になりました。

保証にも関わってくる？！屋根塗装工事は洗浄と下塗りが重要

お次はモニエル瓦屋根を高圧洗浄機で洗浄していきます(^^)/

屋根塗装を行う際は出来るだけ表面の汚れを洗い流して、キレイにしておくことが必要になりますね！

汚れが残っていると塗料の密着性が悪くなってしまいますので要注意ですよ。

そして、モニエル瓦の塗装工事で下塗り材を塗っていきます(^^)/

加古郡稲美町の屋根塗装工事で使用した下塗り材は、日本ペイントさんの「パーフェクトクーラーサーフ」と呼ばれる下塗り材ですね。

モニエル瓦のようなセメント系の屋根材に適した下塗り材となっております！

下塗り材は既存の屋根材と新しい塗料との密着性を高めてくれるものになりますので、塗り忘れがないようにしっかりと浸透させながら塗っておくことがポイントですよ。

モニエル瓦の屋根塗装工事で使用した遮熱塗料のご紹介

そして、加古郡稲美町での屋根塗装工事で使用する上塗り材がコチラになりますね(^^)/

日本ペイントさんの「パーフェクトクーラーベスト」と呼ばれる塗料で、ラジカル制御と呼ばれるグレードの物になりますよ！

汚れが付きにくく防カビ効果もあり、遮熱効果もある屋根塗料材ですね。

屋根塗装でラジカル制御塗料を使用する際のメリットとデメリットをご紹介しますね(^^)/

【メリット】
1. 耐候性　紫外線を受けると硬化し、外壁にしっかりと密着します。これにより、長期間美観を保つことができます。
2. 持続性　他の一般的な塗料よりも持続期間が長いため、塗り替えの頻度が低くなります。
3. 色の変色が少ない　紫外線や雨などの外部要因による色の変色が少ないです。

【デメリット】
1. コスト　ウレタンやシリコン塗料に比べて、初期コストが高くなる場合があります。
2. 専門的な施工　正しい効果を得るためには、専門的な施工技術が求められることがあります。

ラジカル制御塗料は、今現在で最も主流となっているグレードですよ！

基本的に、屋根塗装では下塗り1回の上塗り2回が原則となっております(^^)/

どれか一つでも省いてしまうと、数年で剥がれなどが発生してしまい保証にも大きく関わってきますので、しっかりと既定の膜厚を塗り重ねて施工していく事がお勧めですね。

吹き付けで塗装する場合もありますが、住宅街ですと手塗りで施工することがお勧めですよ。

そして、屋根塗装工事で重要なのが「縁切り作業」ですね！

何をしているかというと、屋根材と屋根材の隙間を埋めている塗料をカッターで切断しているんです。

屋根材の隙間は雨水の逃げ道となっておりますので、塗料で塞いでしまうと逃げ道がなくなり、雨漏りに発展するリスクがあるんですよね(>_<)

一手間かかりますが、縁切り作業は屋根塗装工事で重要な工程となります。

加古郡稲美町で屋根塗装工事を行った費用と保証内容

この様な感じで、色あせたモニエル瓦屋根を塗装することにより撥水機能が向上し美観性も高まりましたね(^_^)/

屋根塗装工事の費用は使用する塗料の種類にもよりますが1㎡当たり2,000円～となっております！

屋根工事の中では低価格なメンテナンス工事ですので、美観性を高めたい方にはお勧めですよ。

屋根塗装の耐久年数は8～10年程度です。

2年に1回の無料点検と、塗膜の剥がれや膨れに対して5年間の工事保証を付けていますよ！

将来的な雨漏り対策にはなりませんが、撥水機能を向上させるという意味ではお勧めですね。

屋根から雨漏りしている場合は塗装工事を行っても直りませんのでご理解くださいm(__)m

今お住いのお家やお勤め先の工場や事務所をこの先どうしていきたいかが重要で、それに見合ったご提案をすることが街の屋根やさん神戸西店の仕事だと思っております(*^^*)

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