街の屋根やさん神戸西店の上橋です。

本日、ご紹介する施工事例は伊丹市で行った「連棟屋根の葺き替えリフォーム　費用と保証内容紹介」になりますよ(^_^)/

お家によっては隣家同士が引っ付いている連棟造りのお家がありますね。

連棟造りですので屋根もつながっているのですが、この連棟屋根から雨漏りするご相談を良くいただきます！

雨漏りの原因は様々なのですが、最も多いのが「防水シートの劣化」ということで葺き替えリフォームが必要になるケースが多いですね。

雨漏りしなくとも葺き替えリフォームは必ず必要となりますので、今回の事例を是非参考にしてみてください！！

伊丹市で連棟屋根の葺き替えリフォームを行う現場紹介

コチラが、伊丹市で連棟屋根の葺き替えリフォームを行う現場になりますよ(^_^)/

【建物情報】
・築年数４０年以上
・２階建て木造住宅（連棟造り）
・屋根材　陶器瓦
・現在　１階部分へ雨漏りあり

以前から１階部分へ雨漏りしていたようで原因が分からずお困りのようでしたね。

葺き替えリフォームを行う前に無料点検を行っているので、簡単にご紹介しておきましょう！

１階部分の室内には雨漏りの影響で天井材が濡れている状態でした(>_<)

木製の天井材ですので、長年放置していると腐食したりカビが発生したりしてしまいますよね、、、

衛生的にも良くないので、出来るだけ早めの修理が必要になりますよ！

雨漏りの原因は連棟屋根の取り合い付近で防水シートが劣化していることでした(>_<)

防水シートの耐用年数は25～30年と言われておりますので、それを過ぎると瓦屋根に外傷がなくても雨漏りすることが多いんですよね。

基本的には葺き替えリフォームを行う必要があるので、覚えておいてくださいね！

この現場の雨漏り調査の様子は現場ブログで詳しくご紹介しておりますので、そちらも見ていただけると幸いです。

【連棟屋根の雨漏り調査に関する記事】
・「伊丹市　連棟屋根の雨漏り調査！1階部分への雨漏り原因とは？」

リフォームで瓦屋根や土を撤去処分する費用はいくら必要？

それでは、連棟屋根の葺き替えリフォームで、まずは瓦屋根と土を撤去していきましょう(^_^)/

連棟屋根の葺き替えリフォーム時、瓦屋根と土の撤去は注意が必要ですよ！

1. 周囲の安全確保　落下物対策を行い、近隣住民や作業者の安全を守る
2. 天気予報の確認　雨などの悪天候時は作業を避け、損傷や事故を防ぐ
3. 正しい工具・機材の使用　適切な器具で確実に撤去し、下地を破損させないよう心掛ける
4. 重量物の取り扱い　重い瓦は適切な方法で移動や処分を行う

安全に、丁寧に作業を進めていく事がポイントですね！！

雨漏りの影響で連棟屋根の下地材が一部腐食していました(>_<)

雨漏りによる連棟屋根の下地材の腐食は、建物の安全性や耐久性に影響を及ぼす可能性が非常に高いですね。

以下に葺き替え時の修理手順を簡単にまとめておくので、是非参考にしてみてください！

※瓦屋根と土の撤去処分費用　１㎡当たり3,800円～

1. 詳細な点検　まず、腐食の範囲や深さを確認します。全体の状態を把握し、修理の範囲を決めるためです

2. 腐食部分の撤去　損傷した下地材を完全に取り除きます。半端に残すと再び雨漏りの原因となる恐れがあります

3. 新しい下地の設置　撤去した部分に新しい下地材をしっかりと取り付けます。これにより、屋根の強度や安全性を回復させることができます

4. 防水処理　新しい下地に防水材を敷くことで、再びの雨漏りを予防します。

5. 　瓦の葺き替え　最後に新しい瓦を設置します。瓦の下にも適切な通気・排水を保つ層を設けると良いでしょう

この様な工程を踏むことで、雨漏りの問題を根本から解決し、長持ちする屋根を再構築することができますよ(^_^)/

専門業者と相談しながら、適切な葺き替えリフォームを行いましょうね！

葺き替えリフォームでは屋根下地補強することがポイントです

ここからは、連棟屋根の葺き替えリフォームで屋根下地の補強をご紹介して行きましょう(^_^)/

瓦屋根の葺き替えリフォーム時、垂木（たるき）を使用するのは、屋根の強度と安定性を向上させるためですよ。

垂木は屋根の骨組みの一部として機能し、以下の効果が期待できます！

1. 強度向上　垂木を追加・補強することで、屋根の重量を適切に支え、建物全体の耐久性を高めます
2. 形状の安定　垂木が屋根材を均等に支えることで、屋根の形が崩れにくくなります
3. 断熱対策　垂木間で空気層が発生するので大幅な断熱対策をおこなうことができます

※垂木を取り付ける費用　１㎡当たり1,100円～

お次は、垂木の上から下地用合板を貼っていきますよ(^_^)/

瓦屋根の葺き替えリフォームで、垂木の上に下地用合板を貼る際は、適切な施工が非常に重要となります！

【注意点】
1. 適切な厚さ　合板の厚さは耐荷重や耐久性を確保するために十分なものを選ぶこと
2. 隙間なく貼る　合板間の隙間ができないように注意し、隙間が生じると雨漏りの原因になる
3. 固定の強度　適切な間隔でビスや釘を打ち、しっかりと垂木に固定すること
4. 防水対策　合板の上に防水シート等を適切に配置し、雨水の浸入を防ぐ

【効果】
1. 強度向上　合板を貼ることで、屋根の全体的な強度と安定性が増します
2. 形状維持　合板が均一に荷重を分散することで、屋根の形が維持されやすくなる
3. 施工のしやすさ　平らな下地が確保されるため、その後の瓦の敷設や他の作業がしやすくなる
4. 断熱・遮音効果　合板があることで、室内の温度や音の変化を緩和し、快適な生活空間をサポートします

適切な下地用合板の施工は、屋根の耐久性や機能性を大きく向上させるものですので、非常にポイントとなりますね(^_^)/

※下地用合板を貼る費用　１㎡当たり2,000円～

連棟屋根の葺き替えリフォームで最も重要な防水シート貼り

そして、連棟屋根の葺き替えリフォームで最も重要と言える「防水シート」を貼っていきましょう(^_^)/

屋根葺き替えリフォーム時の防水シートの貼り替えは、雨漏りを防ぎ建物を長持ちさせるための重要な工程になりますね！

【重要性】
1. 雨漏り防止　シートが雨水を遮断し、下地や家の中への浸入を防ぎます
2. 耐久性向上シートは屋根材の下で劣化を防ぎ、寿命を延ばす役割を果たします
3. 結露対策適切な防水シートは、結露による腐食やカビのリスクを減少させます

防水シートの耐用年数は25～30年と言われておりますので、覚えておいてくださいね！

連棟屋根の葺き替えリフォームで使用した「改質アスファルトルーフィング」は屋根の防水シートとして人気が高いですね(^_^)/

【特徴】
1. 耐久性　改質アスファルト製で、紫外線や気象変動に強い
2. 伸縮性　温度変動による伸縮に対応し、割れにくい
3. 施工性　やわらかい材質なので複雑な形状でもなじませやすい
4. 防水性　 優れた防水性能で、雨漏りをしっかり防ぐ

※防水シートを貼る費用　１㎡当たり800円～

葺き替えリフォームでお勧めの屋根材「スーパーガルテクト」葺き

ここから、連棟屋根葺き替えリフォームの主役となる、お勧めの屋根材を葺いていきましょう(^_^)/

今回使用した軽くてお勧めの屋根材は「IG工業さんのスーパーガルテクト」になります！

材質がガルバリウム鋼板であることから非常に軽量で、近年の瓦屋根葺き替え工事にはよく使用されている屋根材となりますね。

どんな屋根材にもメリット・デメリットがあるのでご紹介しておきますね！

【スーパーガルテクトのメリット】
・断熱材が入っているので断熱効果が高い
・非常に軽量で重量は瓦屋根の10分の１
・屋根材同士を引っ掛ける工法で台風・地震に強い
・ガルバリウム鋼板なので割れることがない

【スーパーガルテクトのデメリット】
・瓦屋根に比べると重厚感・高級感は劣る
・20～25年で色あせ、塗装する必要がある

伊丹市での連棟屋根葺き替えリフォームで使用した屋根材「スーパーガルテクト」ですが、２種類のグレードと複数のカラーバリエーションがあります！

【標準グレード】
・ブラック　・ブラウン　・チャコール　・ブルー　・グリーン　・ワインレッド　６色展開

【フッ素グレード】
・ブラック　・ブラウン　２色展開

標準グレードよりフッ素グレードのほうが１㎡当たりの材料費が1,000円程度高くなりますので、屋根面積100㎡のお家ですと100,000円程度値上がりします！

表面の塗膜が5年長持ちするというのがフッ素グレードの特徴ですね。

※スーパーガルテクトを葺く費用　１㎡当たり6,500円～

連棟屋根の葺き替えリフォームで各部おさまりをご紹介

ここからは、新しい屋根材スーパーガルテクトの各部おさまりをご紹介していきましょう(^_^)/

今回の現場には屋根の段差がありましたので、雨漏りしないように板金で塞いでいきます！

屋根材と同質のガルバリウム鋼板を使用することで、美観性も向上しますね。

お次は、棟板金の下地となる貫板を取り付けていきますよ(^_^)/

【注意点】
1. 適切な取り付け　貫板は屋根の形状に合わせ、しっかりと固定する必要があります
2. 防水性の確保　 取り付け時に雨水が浸入しないよう、隙間なく施工すること

貫板にも様々な材質の物がありますよ！！

【防腐木材の貫板】
長期的な耐久性を持ち、腐食や害虫から木材を守るために特別な処理が施されています

【樹脂製の貫板】
 木材に比べて湿気や腐食に強い。メンテナンスが少なく、耐久性に優れています

個人的には防腐木材の貫板がお勧めですね！

そして、仕上げ材となる棟板金を取り付けていきましょう(^_^)/

棟板金は屋根と同じ材質でガルバリウム鋼板となっております。

強風で飛散しやすい部分となりますので、釘ではなくビスで固定することがお勧めですよ(^_^)/

棟板金は台風などの強風で飛散しやすい部分となりますので、固定方法には十分な注意が必要になりますね。

※棟板金取り付け費用　1m当たり3,000円～

伊丹市で行った連棟屋根葺き替えリフォームの費用と保証内容

伊丹市で連棟屋根葺き替えリフォームで使用したIG工業スーパーガルテクトには、メーカー保証が付いております(^_^)/

・表面の色あせ15年　・表面の錆の発生20年　・表面の穴あき25年

そして弊社の保証内容として「雨漏り・強風による飛散」に対して、15年間の工事保証を付けております(^^)/

アフターメンテナンスとして2年に1回の無料点検も行っておりますので、長期的にご安心頂けますよ！！

工事費用は50㎡に対して800,000円になりました。（別途足場費用60,000円）

伊丹市で連棟屋根葺き替えリフォーム後に頂いたお客様の口コミ

Q・当初、工事を依頼する会社にどんなことを期待されていましたか？
A・1階部分への雨漏りで困っていました。どこからの雨漏りなのかわからなかったので原因を調べて欲しいと思っていました。

Q・弊社にご依頼いただく際に他社と比較しましたか？
A・なし

Q・弊社に工事をご依頼いただいた決め手は何ですか？
A・すぐに無料点検に来て下さり、雨漏りの原因を見つけて下さったのでお願いすることにしました。

Q・工事が終わってみていかがですか？良かったこと・嬉しかったことを頂戴できましたら幸いです
A・瓦屋根からの雨漏りが判明し、葺き替え工事をして頂きました。長年悩んでいた雨漏りが直り、ほっとしています。新しい屋根になり嬉しいです。

Q・弊社を他の方に紹介するとしたらなんと紹介しますか？
A・雨漏りの原因を見つけてくれるよと紹介します。

屋根葺き替え工事は屋根工事の中でも費用が掛かるほうですが、長期保証もお付けできますので、この先も住んでいかれるのであればお勧めの屋根工事ですよ！

調査やお見積もりは「完全無料」となっておりますので、気になる方はお気軽にご相談くださいね！！

今お住いのお家やお勤め先の工場や事務所をこの先どうしていきたいかが重要で、それに見合ったご提案をすることが街の屋根やさん神戸西店の仕事だと思っております(*^^*)

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