街の屋根やさん神戸西店の上橋です。

本日、ご紹介する施工事例は加東市で行った「軽量瓦でお勧めのルーガを用いた瓦屋根リフォーム」になりますよ(^_^)/

瓦屋根は耐久性に優れており見た目の高級感もあることから、日本の代表的な屋根材として多くのお家に使用されてきました。

しかし、地震などで瓦屋根のお家が多く倒壊した過去もあったことから、最近では軽量瓦が注目を集めていますね！

軽量瓦にも様々な種類があるのですが、その中でも注目されているのが「ルーガ」という屋根材です。

軽くて割れにくく色あせしないと言われているルーガは非常にお勧めですので、これから瓦屋根リフォームをご検討の方は是非参考にしてくださいね！

加東市でルーガを用いた瓦屋根リフォームを行う現場紹介

コチラが、加東市でお勧めのルーガを用いた瓦屋根リフォームを行う現場になりますよ(^_^)/

【建物情報】
・築年数100年
・2階建て木造住宅
・屋根材　瓦屋根
・現在　雨漏りあり

昔ながらのいぶし瓦を葺いた立派なお家で、築年数は100年にもなるそうですね！

半分くらいは60年前に増築されているようで、非常に大きなお家となります。

瓦屋根リフォームを行う前に無料調査を行ったのですが、2階の廊下の天井は長年の雨漏りの影響で大きく剥がれている状態でした(>_<)

ここのところ大雨が多かったようで、雨漏りが酷くなってきたそうですね。

今回の様に雨漏りを放置しているとどんどん悪化していき、修理箇所が増えてしまうので早めの対応が必要になりますよ！

既存の瓦屋根は雨漏りしているせいで中の土が濡れてしまい、草が多く生えている状態でしたね(>_<)

室内に雨漏りしていなくても瓦屋根に草が生えている場合は雨漏りしている証拠ですので、皆さんも発見したら早めに調査依頼を行ってくださいね。

今回は葺き替えリフォームを行いますが、部分的な修理も可能ですのでお気軽にご相談ください

この現場の調査に関する記事は現場ブログで詳しくご紹介しておりますので、そちらも見ていただけると幸いです。

【この現場の調査に関する記事】
・「加東市　瓦屋根からの雨漏り原因調査！意外な原因をご紹介します」

雨漏りしている瓦屋根を撤去して屋根下地を補強

それでは、加東市での瓦屋根リフォームの様子をご紹介して行きましょう(^_^)/

まずは、既存の瓦屋根と土を撤去していきますよ！築100年の部分は屋根下地が竹でしたので、下地材の竹も同時に撤去していきます。

瓦屋根を撤去する際はホコリなどが発生しますので、工事前に近隣さんへのご挨拶を行っておくことも重要ですね！

そして、お次は瓦屋根下地の補強を行っていきます！

見てのとおりですが、既存の屋根下地は劣化が酷いため新しい屋根材を葺くことは出来ません。

まずは、垂木などの角材を取り付け屋根下地の骨組みを強化していきますよ(^_^)/

角材を使用することにより屋根下地の不陸を解消させることも出来ますね。

そして、その上から下地用合板と呼ばれる厚み12ミリの板を貼っていきます(^_^)/

骨組み強化で取り付けた角材にビス固定することにより、台風などの強風がきても安心できる屋根下地になりますね。

下地用合板は12ミリと9ミリの物があるのですが、屋根下地に使用する場合は12ミリの物を使用していきます。

この様な感じで、築100年の屋根下地もフラットで丈夫な屋根下地へと生まれ変わりました(^_^)/

瓦屋根リフォームではどんな屋根材を葺くかも重要ですが、基盤となる屋根下地の補強はそれ以上に重要なポイントとなりますね。

葺き替えの見積もりを取る際は下地補強がどこまで含まれているのかチェックしておきましょう！

瓦屋根リフォームで最も重要な防水シート貼り

そして、屋根の中で最も重要と言える「防水シート」を貼っていきます(^_^)/

瓦が割れたりズレたりしたりで雨漏りしていると思われがちですが、室内へ雨漏りするということは屋根下の防水シートが劣化して破れているからなんですよね、、、

従って、雨漏りを確実に治すのであれば防水シートを貼り替えることは絶対条件となりますよ！

瓦屋根リフォームの葺き替えで使用する防水シートには様々な種類があります！

今回使用している防水シートは「改質アスファルトルーフィング」と呼ばれる防水シートで、通常の防水シートに比べゴム繊維が含有されていることから、屋根材を固定する釘やビスから漏水しないものとなっておりますね。

耐用年数は35年以上となっているので、長期的に安心できる防水シートですよ(^_^)/

加東市での瓦屋根リフォームでお勧めの「ルーガ」を葺きます

ここから、加東市で行った瓦屋根リフォームのメインとなるお勧めの軽量瓦を葺いていきましょう(^_^)/

今回の瓦屋根リフォームで使用した軽量瓦は「ケイミューのルーガ　雅」になりますよ！！

【ケイミュー　ルーガの特徴】
・瓦屋根に比べて重量が半分と軽量
・屋根材の表面が色あせしないことから塗装工事不要
・屋根材に繊維が含有されているため割れにくい
・台風・地震で飛散やズレの心配がない

瓦屋根リフォームで使用している軽量瓦ルーガには、2種類の形状と6色のカラーバリエーションがありますよ！！

【ルーガ鉄平】
・平板型のストーン調で洋風のお家にお勧め。カラーバリエーションは6色
（ブラック　ブラウン　グリーン　オレンジ　オーク　シルバー）

【ルーガ雅】
・波型の瓦調で和風のお家にお勧め。カラーバリエーションは6色
（ブラック　ブラウン　グレー　オレンジ　レッド　オーク）

瓦屋根リフォームで葺き替え工事にルーガを使用する場合、メーカーが認めた施工IDが必要です(^_^)/

屋根材の費用としては少し高めですが、見た目や耐久性を考えるとお勧めの軽量瓦と言えるでしょうね！！

ちなみに、今回の瓦屋根リフォームではルーガ雅のモダングレー色を使用しております。

軽量瓦でお勧めなルーガの各部おさまりをご紹介

ルーガの場合、棟部分に漆喰を使用しません。

従来の瓦屋根は土を入れて漆喰を塗っていましたが、最近では漆喰打ち替えなどのメンテナンスをなくすために「乾式自在面戸」と呼ばれる強力な防水テープを貼って棟瓦を取り付けるケースが多いですね(^_^)/

棟瓦も屋根本体と同質ですので、色あせすることなく長持ちしますよ！

この現場の屋根は入母屋造りとなっていたので、壁と屋根が取り合う部分に「雨押え板金」と呼ばれる仕上げ板金材を取り付けていきます！

屋根の側面（ケラバ）には屋根材と同質のケラバ役物を取り付けて仕上げていきますよ(^_^)/

仕上げ材は強風などで飛散しないように、専用のビスで固定し仕上がりとなりますね。

加東市　ルーガを用いた瓦屋根リフォームの費用と保証内容

加東市で行った瓦屋根～ルーガへの屋根リフォーム工事費用ですが、足場代含め2,800,000円となっております！

単価で言うと1㎡当たり17,000円程度になりますね。

瓦屋根リフォーム工事の中では高いほうの工事になると思いますが、メリットも多いので軽量瓦であるルーガを使用する価値はあると思いますよ(^_^)/

そして弊社の保証内容として「雨漏り・強風による飛散」に対して、15年間の工事保証を付けております(^^)/

アフターメンテナンスとして2年に1回の無料点検も行っておりますので、長期的にご安心頂けますよ！！

今お住いのお家やお勤め先の工場や事務所をこの先どうしていきたいかが重要で、それに見合ったご提案をすることが街の屋根屋さん神戸西店の仕事だと思っております(*^^*)

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