街の屋根やさん神戸西店の上橋です。

本日、ご紹介する施工事例は明石市で行った「ウレタン防水を用いたバルコニーからの雨漏り補修と費用紹介」になりますよ(^_^)/

バルコニーや屋上は基本的に傾斜が緩く、雨水が溜まりやすい場所になります。

何らかの防水を施している物の、経年劣化でひび割れなどが発生すれば雨漏りに発展するケースが非常に多いですね！

雨漏りは放置していると下地材を腐食し、補修費用が高額になるケースが多いため早めの対応が必要になります。

街の屋根やさん神戸西店では雨漏りの調査を無料で行い、お客様のご意見も取り入れたうえで最善のご提案を行っておりますので、お気軽にご相談くださいね！

明石市でバルコニー雨漏り補修を行う現場紹介

コチラが、明石市でバルコニーの雨漏り補修を行う現場になりますよ(^_^)/

【建物情報】
・築年数25年
・2階建て木造住宅
・防水材　ウレタン防水
・施工面積　20㎡

現在、経年劣化で雨漏りしているということもあり「ウレタン防水通気緩衝工法」を行う運びとなりました！！

雨漏りしているバルコニーには「ウレタン防水密着工法」が施されています！

【ウレタン防水密着工法とは？】
・ウレタンと呼ばれる液体防水を既存のバルコニーへダイレクトに塗る工法

・メリット　費用が安く工事期間が短く済む
・デメリット　建物によってはひび割れや膨れが発生しやすい

【ウレタン防水通気緩衝工法とは？】
・既存の防水層の上にシートを貼り、その上からウレタン防水材を塗る工法

・メリット　ひび割れや膨れが発生しにくい
・デメリット　工事費用が密着工法に比べて高い

雨漏り補修の防水工事で下塗り作業が重要な理由

それでは、バルコニーの雨漏り補修でウレタン防水通気緩衝工法を行っていきましょう(^_^)/

まずは、下塗り材として「プライマー」を塗っていきますよ！！

【プライマーとは？】
・下地材と防水材との密着性を高めるための下塗り材

【注意点】
・プライマーを塗り忘れると数年で防水層の膨れや剥がれが発生する

バルコニー防水に膨れ・ひび割れを発生させないための工程

下塗り材であるプライマーが乾くと、バルコニーへ「通気シート」を貼っていきます(^_^)/

【通気シートとは？】
・厚み2ミリ程度のシートで片面が粘着となっており、粘着面はあみだくじのように空気の通り道が設けられている

【注意点】
・防水工事で通気シートを貼る際、シワや膨れがあるとウレタン防水も膨れてしまうので要注意

バルコニーの雨漏り補修で通気シートを貼り終えると、ジョイント部分に専用のテープを貼っていきます！

そして、専用のローラーを使用して通気シートをバルコニー床へしっかりと密着させていきますよ(^_^)/

通気シートはバルコニーの土間のみに貼り、立ち上がり部分には貼りません。

お次は、バルコニーの排水部分に「改修用ドレン」を取り付けていきます(^_^)/

【改修用ドレンとは？】
・約30センチ角の亜鉛版に穴が開いており、その延長で約50センチ程度のジャバホースが付いている建材。既存の排水ドレン内部へ差し込むことにより、ドレン内部の雨漏りを解消・防止することが出来る

【注意点】
・既存の排水ドレンより一廻り径が小さくなるため、防水の面積に対しドレンの数が少なければオーバーフローする危険性がある

そして、バルコニーの水上部分に「脱気筒」を取り付けていきます(^_^)/

【脱気筒とは？】
・通気シートによって集められた湿気を外部へ排出するための煙突（材質はステンレス）。30㎡に1つの割合で取り付けるのが理想的で大きさは複数ある。

【注意点】
・湿気は水下から水上へ集まるため、取り付け位置は必ず水上に取り付ける。なるべく、お客様が生活するにあたって邪魔にならない場所を選ぶ。

バルコニーの立ち上がり部分には「クロス」と呼ばれるメッシュ材を貼っていきます(^_^)/

【クロスとは？】
・基本的に防水材が伸縮しやすい内角やジョイント部分に使用するもので、防水材のひび割れを防ぐ役割がある

【注意点】
・ウレタン防水でクロスを使用する際、クロスの目が表面に浮き出てこないように3～4回程度ウレタン防水を重ねて塗る必要がある

バルコニーの雨漏り補修でウレタン防水を採用

ここから、バルコニー雨漏り補修の主役である「ウレタン防水」を中塗りしていきましょう！！

【ウレタン防水とは】
・屋上やバルコニーなどの平らな部分に行う防水材の1種で、液体状のウレタン樹脂を複数回塗ることにより雨漏りを防ぐことが出来る。

【注意点】
・立ち上がり部分と平場部分でウレタン材の硬さを調整する必要があり、柔らかすぎると垂れてしまい見た目が悪くなる。

バルコニーなどの防水工事でウレタン防水を中塗りする際は、2回塗りが鉄則です！！

1回塗りですとウレタン防水に十分な厚みが付かず、長持ちしないので要注意ですね(>_<)

更に、塗りムラやローラー跡が残らないようにまんべんなく塗っていく事がポイントとなります。

「防水工事をする際に室外機や洗濯機を移動しないといけないのでしょうか？」

この様なご質問を防水工事を行う際に良くいただきます。結論として室外機や洗濯機は一時的に浮かすことが出来るので、移動は不要となりますよ(^_^)/

費用も掛かりませんのでご安心ください。

ウレタン防水のトップコートは定期的な塗り替えがお勧め

バルコニーの雨漏り補修で、仕上げとなる「トップコート」を塗っていきましょう(^_^)/

【トップコートとは？】
・一番上を覆うという意味で、中塗りを行ったウレタン防水材を保護するための塗料。既製品はグレー色だが、調色出来るため色の種類はほぼ無限大にある。

【注意点】
・トップコートは1回塗りだが仕上げ材であるため、ローラー跡が残らないように塗る必要がある

この様な感じで、バルコニーの雨漏り補修は完了となります(^_^)/

最後に使用したトップコートですが、日当たりの良い場所ですと5～8年程度で塗り替えることがお勧めです！

費用は面積によりますが1㎡当たり1,500円～と低価格になっておりますので、参考にしてくださいね。

明石市　バルコニー雨漏り補修の費用と保証内容

今回の明石市バルコニー雨漏り補修工事では10年間の工事保証をお付けしております！

「雨漏り・防水材の飛散・膨れ」を保証させていただき、万が一不具合が発生した場合は弊社で補修するという内容になっていますね(^_^)/

更に、2年に1回の無料点検も行っておりますので、長期的に安心していただけますよ。

今回のバルコニー雨漏り補修費用ですが20㎡に対して180,000円となっております(^_^)/

バルコニーということで面積が小さかった為、割り増し単価になっていますが、膨れやひび割れの心配がないお勧めの防水工事ですよ！！

他にも複数の防水工事がありますので、雨漏りでお困りの方は街の屋根やさん神戸西店へご相談ください。

今お住いのお家やお勤め先の工場や事務所をこの先どうしていきたいかが重要で、それに見合ったご提案をすることが街の屋根屋さん神戸西店の仕事だと思っております(*^^*)

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