街の屋根やさん神戸西店の上橋です。

本日、ご紹介する施工事例は神戸市長田区で行った「塩ビシートを用いた屋上防水工事と費用紹介」になりますよ(^_^)/

屋上には様々な種類の防水が施されており、防水工事方法も様々です。

屋上は傾斜がほとんどないため、雨水の滞在時間が長くなり、経年劣化すると雨漏りしやすくなります、、、

雨漏りは放置していると建物の下地を痛めていくので、早めの防水工事が必要となりますね！

今回はマンションの防水でよくあるシート防水工事となりますので、参考にしてみてください。

神戸市長田区で屋上防水工事を行う現場紹介

コチラが、神戸市長田区で屋上防水工事を行う現場になりますよ(^_^)/

【建物情報】
・築年数43年
・6階建てマンション
・防水材　ゴムシート防水
・現在　雨漏りあり

既存の屋上防水に施されているゴムシート防水は経年劣化で破れなどが発生し、雨漏りしている状態です。

雨漏りを解消するために「塩ビシート防水機械固定工法」を行っていきますよ！

塩ビシート防水機械固定工法とは、既存の防水層の上に下地を設け塩ビシートを貼る工法です！

基本的に既存の防水層を撤去する必要はないので、処分費用などが掛からず費用を抑えることが出来ます(^_^)/

立ち上がり部分に関しては既存のゴムシート防水を撤去する必要がありますよ。

塩ビシート防水機械固定工法の下地工事を解説

まずは、屋上防水工事の下地工程としてゴムシート防水の上から「絶縁シート」を貼っていきます(^_^)/

このシートを貼ることにより既存の防水層と縁を切ることが出来るため、下地の状態が悪くても問題なく塩ビシートを貼ることが出来ますね。

60センチ間隔で印が付いているので、その部分に下穴を空けていきますよ！

下穴を空けた部分に「ディスク」と呼ばれる下地材を取り付けていきます。

直径60ミリ程度のものでビス固定していくのですが、この部分に新しい塩ビシートを融着するようになります！

他の部分には塩ビシートを密着させないことで空気層が設けられ、膨れが発生しにくくなりますね(^_^)/

屋上防水の端部には「平鋼板」と呼ばれる下地材を取り付けていきます！

この部分にも塩ビシート防水を未着させていき、内角が浮いてこないようにしていきますよ(^_^)/いずれもビスで固定していきます。

塩ビシート防水機械固定工法を行う場合は、この様な下地工事が必要となるわけです。

下穴を空ける際は騒音が発生するので、工事前に入居者さんや近隣の方へ告知する必要がありますね(^_^)/

神戸市長田区での屋上防水工事で土間に塩ビシート貼り

そして、新しい塩ビシートを貼っていきましょう(^_^)/

使用しているのは「田島のビュートップ」と呼ばれる塩ビシートで屋上防水工事でよく使用されている商品ですね！

シワが付かないように丁寧に貼っていきます。

屋上防水工事で貼っている塩ビシート防水のジョイントには専用の接着剤を入れたのちに、ドライヤーで熱しながら融着していきます！

ジョイントは剥がれやすい部分となりますので、しっかりと融着させる必要がありますよ(^_^)/

そして、下地工事で取り付けたディスクへ塩ビシートを融着させていきます！

専用の機械を使用してしっかりと融着させていきますよ(^_^)/

強風で飛ばないか心配される方もいますが、かなり強度がありますのでその心配は不要となりますね。

塩ビシートのジョイント部分には専用のシーリングを塗って仕上げていきます(^_^)/

このシーリング材も止水目的がありますので、メンテナンスとして10年くらいで打ち換えてあげることがお勧めですよ！

屋上防水工事の立ち上がり部分は密着工法で施工

お次は、屋上防水の立ち上がり部分の施工方法をご紹介していきましょう(^_^)/

土間と違い立ち上がり部分は「密着工法」を行うので、塩ビシートの裏側に接着剤を塗っていきます！

塗り忘れがないようにまんべんなく塗っていきますよ。

そして、屋上防水の立ち上がり部分に塩ビシートをダイレクトに貼っていきます(^_^)/

接着剤を塗っているので貼り直しが出来ないので、シワが出来ないように貼っていく必要がありますね。

立ち上がり部分に関しては密着工法ですのでローラーを使用して転圧していきます！

シワや膨れがないことを確認しながら貼り付けていきますよ(^_^)/

そして、立ち上がりに貼った塩ビシートの端部に関しては「抑え金物」を取り付けていきます！

アルミ製の抑え金物ですので、長期的に錆びる心配もありません(^_^)/

下穴を空けてビスでしっかり固定していきます。

最後は、漏水しないようにシーリングを打設していきます(^_^)/

汚さないようにマスキングテープで養生することも重要ですね！仕上げ材でもありますので、表面をきれいに仕上げていきます。

この様な感じで屋上防水の立ち上がり部分は完了となりますよ(^_^)/

塩ビシート防水で脱気筒と改修用ドレンの必要性

そして、湿気を外部へ排出させるための「脱気筒」を取り付けていきます！

ステンレス製ですので錆びることもなく、大きさも小さいので邪魔になることはありません(^_^)/

60㎡に対して1個を目安に取り付ける必要がありますよ。

排水箇所には「改修用ドレン」を取り付けます！

排水ドレンの内部が雨漏りの原因となっている場合も多く、改修用ドレンを取り付けることによりこれを解消できますね(^_^)/

更に、落ち葉除けを取り付けることでドレン内部の詰まりを解消することが出来ます。

神戸市長田区　屋上防水工事の費用と保証内容

今回の神戸市長田区屋上防水工事では15年間の工事保証をお付けしております！

「雨漏り・防水材の飛散・膨れ」を保証させていただき、万が一不具合が発生した場合は弊社で補修するという内容になっていますね(^_^)/

更に、2年に1回の無料点検も行っておりますので、長期的に安心していただけますよ。

今回の屋上防水工事費用ですが180㎡に対して1,560,000円となっております(^_^)/

塗り系の防水と違い美観性も高く、耐久性も優れているのでお勧めの防水工事と言えますね！

他にも複数の防水工事がありますので、雨漏りでお困りの方は街の屋根やさん神戸西店へご相談ください。

今お住いのお家やお勤め先の工場や事務所をこの先どうしていきたいかが重要で、それに見合ったご提案をすることが街の屋根屋さん神戸西店の仕事だと思っております(*^^*)

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