街の屋根やさん神戸西店の上橋です。

本日、ご紹介する施工事例は三木市で行った「コロニアル屋根への重ね葺き工事」になりますよ(^_^)/

重ね葺き工事とは既存の屋根材を撤去することなく、新しい屋根材を上から葺く工法です。葺き替え工事と比べ費用が安くなり、工事期間も短くなるこのが大きな違いと言えるでしょうね！

【屋根に対してこんな悩みがある方にはお勧めです】
・屋根のひび割れや剥がれ　・雨漏り　・台風が心配　・断熱効果を高めたい

屋根の重量が少し重たくなることや使用できる屋根材が限られるなどのデメリットもありますが、いま最も主流の屋根工事となりますのでご紹介していきましょう！！

三木市でひび割れやすいコロニアル屋根重ね葺き工事を行う現場紹介

コロニアル屋根とはスレート屋根の1種で別名「カラーベスト」とも呼ばれています。

厚み4ミリ程度の薄い屋根材で軽いというメリットがあることから、今現在でも多くのお家で使用されている屋根材です！

10～15年程度で色あせが発生するので塗装される方も多いでしょうが、このお家の屋根は4年前に塗装したばかり、、、

早くも屋根材が複数割れていることから屋根重ね葺き工事を行うことになりました。

こちらが、三木市でコロニアル屋根への重ね葺き工事を行う現場になりますよ(^_^)/

【建物情報】
・築年数26年
・2階建て木造住宅
・屋根材　コロニアルクアッド
・屋根面積110㎡

外壁も4年前に塗装しているのできれいな状態ですが、屋根はひび割れが多く放置していると飛散してしまうので要注意ですね！

既存のコロニアル屋根はこの様な感じで、複数ヒビ割れている状態でした(>_<)

屋根材のひび割れは強風による飛散や雨漏りに発展します。心配な方は定期的な「無料点検」を行ってくださいね！！

【この現場で無料点検を行った記事】
・「三木市　ノンアスベスト屋根材のデメリット！【4年前に屋根塗装】」

屋根重ね葺き工事は基本的に仮設足場が必要です。

近隣さんへの対策や職人の安全を確保するための物ですので、別途費用は掛かりますがご協力のほどよろしくお願いいたしますm(__)m

足場の費用は120,000円～160,000円程度です（面積により異なる）

屋根からの雨漏り対策で重要な防水シートと水切り取り付け

それでは、コロニアル屋根への重ね葺き工事を行っていきましょう(^_^)/

まずは、既存の屋根材の上から「防水シート」を貼っていきますよ！

既存の防水シートの耐久年数は25～30年程度ですので、屋根重ね葺き工事をする際には必ず貼る必要がありますね。

屋根工事で防水シートを貼るにも正しい手順で貼る必要があります。

既定の量だけ重ねて貼り、水の流れに逆らわないようにすることがポイントですよ(^_^)/

この様な感じで、屋根重ね葺き工事の第一工程として屋根全体に防水シートを貼りました(^_^)/

工事中、強風などで防水シートが飛ばされないようにしっかりと固定することが重要ですよ！

ちなみに、今回の屋根重ね葺き工事で使用した防水シートは「改質アスファルトルーフィング」と呼ばれる防水シートで35年以上の耐久性がある優れものです。

お次は、新しい屋根材を葺く前に水切りを取り付けていきましょう(^_^)/

屋根の先端（軒先）に、既存の屋根材の先端を隠すための水切りを取り付けていきますよ！

屋根の側面（ケラバ）にも水切りを取り付けていきます！

屋根の端部からの漏水を防ぐ役割がありますね(^_^)/

材質はガルバリウム鋼板と呼ばれる鉄とアルミの混合金属で、錆に強い建材となっております。

ひび割れない屋根材「スーパーガルテクト」を重ね葺き工事で使用

ここから、屋根重ね葺き工事で新しい屋根材を葺いていきましょう(^^)/

この屋根材は既存のコロニアル屋根と違い割れることがないので安心ですよ！

そこで使用したのが「IG工業のスーパーガルテクト」ですね！

材質がガルバリウム鋼板（鉄とアルミの混合金属）で以前のように割れる心配がありません。

【スーパーガルテクトのメリット】
・断熱材が入っているので断熱効果が高い
・非常に軽量で重量はコロニアル屋根の4分の１
・屋根材同士を引っ掛ける工法で台風・地震に強い
・ガルバリウム鋼板なので割れることがない

【スーパーガルテクトのデメリット】
・瓦屋根に比べると重厚感・高級感は劣る
・20～25年で色あせ、塗装する必要がある

今回の屋根重ね葺き工事で使用した評判の「スーパーガルテクト」ですが、２種類のグレードと複数のカラーバリエーションがあります！

【標準グレード】
・ブラック　・ブラウン　・チャコール　・ブルー　・グリーン　・ワインレッド　６色展開

【フッ素グレード】
・ブラック　・ブラウン　２色展開

標準グレードよりフッ素グレードのほうが１㎡当たりの材料費が1,000円程度高くなりますので、屋根面積100㎡のお家ですと100,000円程度値上がりします！

表面の塗膜が5年長持ちするというのがフッ素グレードの特徴ですね。

三木市　屋根重ね葺き工事で各部の収まりをご紹介

ここから、屋根重ね葺き工事の仕上げ作業をご紹介していきましょう(^_^)/

まずは、棟の部分に「防水シーラー」と呼ばれる面戸材を取り付けていきます！

屋根材にはどうしても段差が出来ますので、その部分から吹き降りなどの雨が入らないようにするための建材ですよ。

そして、下地となる貫板を取り付け棟板金を取り付けていきますよ(^_^)/

貫板は通常の木材ですと15年程度で腐食が始まりますので、防腐木材や人口木材などの貫板を使用することがお勧めですよ！！

棟板金は屋根材と同じガルバリウム鋼板で錆に強いですが、強風などで飛散しやすい部分になります(>_<)

釘固定ですと経年劣化で抜けてくるので、固定方法はステンレス製のビスを使用することがお勧めですね！！

お次は、下屋根の壁際を収めていきましょう！！

屋根と外壁が取り合う部分に棟と同じ下地材の貫板を取り付け、雨押え板金を取り付けていきます(^_^)/

ジョイント部分には漏水しないようにシーリングを挟み込むことが重要となりますよ。

最後は、外壁との取り合いにシーリングを施せば工事完了です(^_^)/

シーリングは切れやすいので、なるべく厚みをつけキレイに塗ることがポイントですね。

コロニアル屋根重ね葺き工事の費用と保証内容

三木市でのコロニアル屋根への重ね葺き工事で使用したIG工業スーパーガルテクトには、メーカー保証が付いております(^_^)/

・表面の色あせ15年　・表面の錆の発生20年　・表面の穴あき25年

そして弊社の保証内容として「雨漏り・強風による飛散」に対して、15年間の工事保証を付けております(^^)/アフターメンテナンスとして2年に1回の無料点検も行っておりますので、長期的にご安心頂けますよ！！

工事費用は110㎡に対して1,100,000円となりました。

三木市　コロニアル屋根重ね葺き工事後に頂いた口コミをご紹介

Q・当初、工事を依頼する会社にどんなことを期待されていましたか？
A・丁寧に仕事をしてほしい。

Q・弊社にご依頼いただく際に他社と比較しましたか？
A・A社とB社で比較しました

Q・弊社に工事をご依頼いただいた決め手は何ですか？
A・営業に来られた方の人柄と工程などの詳しい説明。

Q・工事が終わってみていかがですか？良かったこと・嬉しかったことを頂戴できましたら幸いです
A・キレイにしていただいて良かったです

Q・弊社を他の方に紹介するとしたらなんと紹介しますか？
A・こちらの要望に対して、話をよく聞いてくれる。親切、丁寧な仕事をしてくれるので大変よかったです。

屋根重ね葺き工事後は「もう屋根がひび割れる心配がない」と安心した様子でしたね(^_^)/

もし、屋根材のひび割れなどでお悩みの方は今回の施工事例を参考にしていただければと思います！！

今お住いのお家やお勤め先の工場や事務所をこの先どうしていきたいかが重要で、それに見合ったご提案をすることが街の屋根屋さん神戸西店の仕事だと思っております(*^^*)

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