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
日立市で雨漏り原因の天窓を撤去して下地を作り屋根全体を屋根カバー
日立市 天窓工事
【工事のきっかけ】
ご実家の雨漏りについてご相談いただいたことがきっかけです。どなたも住んでいないとのことで、数年間空き家になっていましたが、天窓が原因で大量の雨漏りが発生していました。
屋根材の化粧スレートもひび割れや欠けた箇所が多く、30年という築年数を考えると、全体的なメンテナンスが必要な状態でした。
お客様のご要望により、天窓を撤去した上で屋根カバー工事を行いました。
基本情報
- 施工内容:天窓工事
- 施工期間:8日間
- 築年数:約30年
- 施工費用:116.6万円(足場費用・解体処分費用・税含む)
- 使用材料:タフワイド220・タディスセルフ・構造用合板・樹脂製垂木・樹脂製貫板
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
本日は日立市で施工が完了した、屋根カバー工事の模様をお届けいたします。
大量の雨漏りの原因となった天窓は撤去し、既存の化粧スレート屋根に軽量のガルバリウム鋼板製の屋根材で覆うカバー工事を実施しました( •̤ᴗ•̤ )
日立市のお宅は数年間空き家になっていましたが、二階の一室の天井に穴があき、かなり広範囲に雨漏りの被害が起こっていました。
収納スペースの小屋裏の天窓の不具合が、雨漏りの原因と判明しました。
「天窓撤去+屋根カバー工事」を行う前に、住宅の全貌が見えないほど生い茂った雑草をなんとかしなけばれなりません。
敷地全体に繁茂した雑草類を伐採・撤去し、人の出入りがスムーズになったところで、ようやく工事用の足場を架設することができました( ´•ᴗ•ก )
作業時の詳しい記事➤日立市で数年間空き家だった屋根を工事するため雑草伐採作業を実施

まず2名体制で天窓の撤去から始めます。
構造的に雨漏りのリスクが高い天窓の耐用年数は25年~30年ほどで、劣化具合により「修理・交換・撤去」という選択肢に分かれます。
大量の雨漏りを引き起こした現状を考え、今回はお施主様が不要と判断されました。

屋根に穴をあけて設置される天窓は、隙間ができないようにしっかりと固定されています。
電動工具を用い、周囲を切断して天窓を枠ごと取り外しました。
撤去した天窓の開口部には、屋根の下地となるものがなにもない状態なので、補強用の垂木を増設して強度を保ちます。

さらに採寸通りに切り出した構造用合板で、撤去跡をしっかりと塞ぎました(•̀ᴗ•́)و ̑̑
屋根カバーとは、今までの屋根をそのまま残し、新しい屋根を載せて覆う工事方法です。
既存の屋根を解体しないので、
撤去費用や処分費用を軽減できるのが大きなメリットと言えます。
できるだけ凹凸をなくし平坦な状態にする必要があるため、先に屋根面同士を繋ぐ位置に取り付けられた大棟の棟板金と貫板を外し、その後に二次防水の役割を担う防水紙を設置します。

今回使用するのは、
遅延粘着型タディスセルフ(田島ルーフィングさん)です。
20年超の耐久性を持つ改質アスファルトルーフィングで、湿度変化に強い高性能防水紙です。
タディスセルフの最大の特徴は、貼り付けた後でも貼り直しができる点でしょう。
設置した直後であれば簡単に剥がせるので、作業中の修正や微調整が可能な上、下地となるスレート屋根に負担をかけずに、ぴったりと強固に密着してくれるんです((*^^)v

上下と横方向の重ね代を十分に設け、軒先から屋根の頂上の棟に向かって敷き詰め、屋根全体を隙間なく覆いました。
防水紙はタディスセルフのような粘着式と、大型のステープラーを用いるタッカー留めの2種類の固定方法がありますが、カバー工事の際には古い屋根に余分な孔をあけないように、当店では粘着タイプを採用しています。

新しい屋根材は、ガルバリウム鋼板製の
タフワイド(月星商事さん)を選びました。
耐候性や耐食性に優れ、リフォームに最適な軽量の金属屋根材で、和風・洋風のいずれにも調和するスマートなデザインです。

防水紙と同様に屋根材も軒先から施工します。
屋根と屋根が合わさる棟部は雨漏りが発生しやすく、とりわけ入念な漏水対策が必要です。
まず水に強く腐食の心配がない樹脂製垂木を取り付け、その両側には、あらかじめL字型に加工したガルバリウム鋼板の捨て板金を設置しました。万が一雨が吹き込んだとしても、捨て板金を通って雨水を軒先まで雨水を排水できる仕組みになっています。
垂木と緩衝する屋根材の方にも立ち上げ加工を行い、ぴったり接合させました(๑•̀ – •́)و✧

漏水対策を施した棟下地が完成

棟板金固定用の樹脂製貫板を設置
細やかな漏水対策を施した棟の下地に、棟板金の土台となる貫板を設置します。
従来の木製に換え、垂木同様にこちらも水分を吸収しない樹脂製を使用しています。
樹脂製貫板に固定する表面材の棟板金は、屋根材と同じガルバリウム鋼板製です。
継ぎ目にはコーキングを二重に塗布し、ステンレスビスを側面に打ち込み、貫板にしっかりと取り付けました。
今回の雨漏りの原因は天窓でしたが、棟も同等に漏水の危険性が高い場所です。
普段は見えない場所だからこそ、当店では何重もの対策と常に慎重で細やかな施工を実施しているんです。

仕上げの棟板金を全て設置して、これでタフワイドによる屋根カバー工事は完了しました!
S様、この度は当店に屋根工事をご用命いただき誠にありがとうございました。

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