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日立市でセメント瓦から軽量ガルバリウム屋根への葺き替え工事
日立市 屋根材(瓦)
【工事のきっかけ】
親戚の家で雨漏り修理をした街の屋根やさん水戸店さんの評判を聞き、屋根の雨漏りと外壁工事の相談をさせて頂いたのがキッカケです。
【現場担当者 森】
築40年程度経過した住宅で、外壁張り替え・軒天張替え希望に加え、雨漏りの相談もあったため、実際の屋根に登って確認させて頂いた所、セメント瓦の経年劣化と、二次防水の防水紙の著しい破損がありました。
既存のセメント瓦は既に廃盤で、再利用はできない状態だった事もあり、耐用年数(約30年)を鑑みても、下地から手を加えられる屋根葺き替え工事が最善の雨漏り修理法でした。
今回、ご提案差し上げたダンネツトップ(ガルバリウム鋼板製)は、セメント瓦(約42㎏)と比べてとても軽量(約5㎏)です。地震が多い日立市の屋根にはピッタリの屋根材です。
基本情報
- 施工内容:屋根材(瓦)
- 施工期間:4日間(延べ11人工)
- 築年数:約40年
- 施工費用:87.45万円(撤去・処分費用含む)※足場費用は別途
- 使用材料:ダンネツトップ・構造用合板12㎜・改質アスファルトルーフィング
日立市 / 軽量ガルバリウム / 屋根葺き替え工事
茨城県の皆様お疲れ様です。街の屋根やさん水戸店です。
今日は、日立市で施工していた、セメント瓦から軽量ガルバリウム鋼板屋根への屋根葺き替え工事が完了したので御報告いたします。
今回の現場は、築40年で雨漏りも発生している状態でした。
修理も一考ではありますが、部分的に修理を行っても手を付けない部分は築40年のままです。
雨漏りを根本的に解決すると共に軽量ガルバリウム鋼板を使用する事で、屋根の重量も約1/8になり、地震での家屋の負担も軽減する事ができます(^^♪
現地調査から施工状況まで全てをお見せしますので、屋根工事を検討されている方も参考にしてみて下さい。
室内天井への雨漏りは、廊下の天井と洋室の天井で発生していました。
少量の降雨でも、風向きによって雨漏りが発生するとの情報!
屋根の不具合位置を特定する為、室内の雨染み箇所を計測し、実際に屋根に登ってみました。
屋根に葺かれていたのは、今は既に廃盤で手に入らないセメント瓦。
耐久年数(約30年)が過ぎたセメントは、ひび割れや欠けが頻発している状態!
現存している瓦であれば破損部の差し替えでも対応できますが、既に廃盤になっているセメント瓦なので、差し替え対応が叶わない屋根でした。
雨漏りしている上部のセメント瓦を捲ってみると・・・
雨漏りの最後の砦である、防水紙(ルーフィング)が激しく裂けてしまっていました。
これでは、瓦下を流れる雨水が全て室内天井まで通ってしまいます。
改善するには、セメント瓦を撤去し、防水紙を敷き直す必要がありました。
セメント瓦の劣化・防水紙の破損が確認できたため、屋根葺き替え工事が善作だと判断させて頂きました。
今回は、ユニック車が使用できない立地の為、解体瓦は職人がバケツリレーで手降ろし。
屋根面積が52㎡なので、約2,200㎏(2.2トン)ありましたが、5名の職人が手際よく降ろしたので、約2時間で降ろし終わりました。
セメント瓦を降ろし終わった防水紙の状態です。
捲った状態であれば、全面に手を入れなくてはならないと一般の方でも判断がつきますが・・
屋根材が葺かれている状態では、一般の方にはなかなか判断がつきません。
では、この防水紙の状態で、部分的にメンテナンスを行えば良いのでしょうか?
修理なのか?葺き替え工事なのか?の判断は、正当にジャッジしてくれる業者の選択が必要ですよ。
御覧の皆様も、ぜひ参考にしてみて下さいね(^^♪
既存の屋根下地は薄く、屋根床材の強度も増したかったので、12㎜厚の構造用合板を増し張りして、
屋根床の強度もアップしました(^o^)丿
次に、二次防水機能であるルーフィングの敷設です。
上下の重ね目には100㎜の重ね代を設け、横方向の継ぎ目は200㎜の重ね代を設けて黒い防水テープを貼り、万全な止水対策を施しました。
今回使用したカッパ23は、アスファルト含浸紙に改質アスファルトを被膜した高品質下葺き材で、改質アスファルトの効果によって、釘穴をしっかりシール止水し、雨水の侵入を防いでくれる優れものなんです(^^♪
屋根材本体を葺く前に、屋根の端にあたる小口部への雨対策です。
軒先には唐草板金を設置し、屋根の両サイドにあたるノボリケラバ部にはケラバ板金を設置。
屋根材本体を設置した際に、雨水を正常に排水させながら、屋根下地への雨水吹込みを防止してくれる役割を果たしてくれるんです(^^♪
屋根材本体は、セキノ興産さんのダンネツトップを使用します。
素材は耐久性のあるガルバリウム鋼板で、軽量でありながら頑丈な止付けを行う事ができ、地震にも強く耐久性もとても高い屋根材です。
既存のセメント瓦が1㎡で約42㎏であるのに対し、ダンネツトップは1㎡約5㎏ととても軽量!
昨今の屋根工事ニーズは、耐久性や軽量化へと移行しています。
巨大化する台風対策や地震への対策も必須事項となってきている屋根工事!参考にしてみて下さいね。
軽量なガルバリウム鋼板屋根材は、一枚一枚はビス止め固定し、
上下・左右の重ね代部は、はめ込んで連結される嵌合式なので、軽量屋根材であっても屋根面が一体化されるので耐風性もバッチリです。
嵌めこむ際は上下の屋根材が擦れるため、傷つかないように下敷きを使用しながらの施工です(^^♪
屋根下に駐車場がある西面には、当店で在庫してあった雪止めをサービス施工。
セメント瓦と比べてガルバリウム鋼板は雪が滑りやすい屋根材なので、立地条件や住環境によっては雪止めで対策しておく事も大切ですね(^^♪
屋根の登頂部にあたる棟は、屋根の継ぎ目となるので漏水リスクの高い部位です。
下地となる貫板には、万一の漏水時にも腐食しない樹脂製貫板を使用し、棟板金の重ね代にしっかりコーキングを充填する事で止水対策を施します。
棟板金の留め具は釘ではなく、パッキン付きのステンレスビスでしっかり固定しました。
金属製の棟板金は、熱伸縮する素材の為、直線的に打ち込む釘よりは、ねじ込むビスの方が安心です。
一つ一つの建材選択も、屋根業者の仕事の一つであり信用でもあるんです。
雨漏りが解消された上、軽量で丈夫な屋根に生まれ変わり、屋根の完成形をご覧になったお施主様は大変喜んで頂けましたよ。
屋根工事をご検討の方は、ぜひ今回の記事も参考にして頂き、悔いのない屋根工事を実施して頂ければと思います(^^♪
関連記事(参考)▶瓦屋根からガルバリウム屋根への葺き替え!メリットや事例、費用感を解説
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