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城里町で錆びたトタン屋根を撤去しガルバリウム波板で葺き替え
【工事のきっかけ】
物置の屋根の錆びつきが進行し、葺き替えを検討した際にインターネットで検索しました。
施工実績が多数あり、細かい作業工程も解説された街の屋根やさん水戸店さんの施工記事を見て、相談したのがキッカケです。
※2023年9月18日更新
基本情報
- 施工内容:屋根葺き替え
- 施工期間:5日間(延べ14人工)
- 築年数:約60年
- 使用材料:ガルバリウム波板・ステンレス波締めビス・加工ガルバリウム板金・杉野地板・カラールーフィング
城里町 / 物置 / 錆びたトタン / ガルバリウム波板で葺き替え
茨城県の皆様こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。
今回の施工現場記事は、城里町で完了した倉庫屋根のトタン屋根葺き替え工事の現場の様子です。
当店にご相談頂いたきっかけも、作業工程を細かく書いた記事をご覧になってのご相談でした。
今回も、御覧になった方がイメージしやすいように書いていきますので、最後までお付き合い下さいね。
ではさっそく、施工前のトタン屋根の様子からスタートしたいと思います(^O^)/
現場調査の際には、可能な限り屋根に登って計測を行いますが、屋根材の錆びに加え、屋根下地も老朽化している状態でした。
お聞きすると、築後、約60年経過しているとの事で、筆者よりも先輩(>_<)
屋根を葺き替える際には、屋根下地の補強も同時に必要な状態でした。
計測は、軒先からコンベックスメジャーを伸ばし、外観から面積を割り出しました。
【今回の工事内容詳細】
①農作物が収まっている屋根は、屋根下地を補強して防水シートを貼った上での葺き替えを実施
②その他の屋根は、古いトタン屋根を剥がし、下地を補強した上で新しい波板に葺き替えます。
現場には8:00に入りましたが、予報よりも遅れ気味の天候で、雨が収まった9:30から作業開始です。
既存の波板は、踏めば『バリバリΣ』音がする状態で、下地も人が乗ると歪む状態。
事前に用意した道板やコンパネで、下地のある箇所に渡し板を作って解体に挑みます(^o^)丿
農作物が収まっているトタン屋根を捲ると、二次防水である杉皮が顔を出しました。
一般住宅の屋根も、屋根材の下には必ず二次防水が敷きこまれており、昨今はゴム系・アスファルト系・高分子系などの高品質なルーフィングが使用されていますが、昔は天然の杉皮などが使用されていたんですよ(^^♪
40年以上経過している住宅で年に数回見る杉皮防水!とても歴史を感じます。
撤去した屋根廃材はトラックの荷台に積み、杉皮は撤去しながら袋詰めして降ろしました。
古い杉皮の撤去は、撤去する際にバラバラになって粉塵も凄い量です。
作業服は着ているものの、終わった頃には全身真っ黒に(;^ω^)
『久しぶりに、こんなに真っ黒になった~・・』と職人が話していましたが・・・
無事に、既存のトタンと二次防水である杉皮の撤去までが終わりました。
次は、屋根下地作りです。
予め準備しておいた12㎜の杉材を、既存のザラ板の上から増し張り施工しました。
ここまで行けば、もう屋根の上に乗ってもビクともしません(^o^)丿
そして屋根材を施工する前に、二次防水であるルーフィングの敷設です。
今回は、年季の入った物置の屋根なので、リーズナブルな価格であるアスファルトルーフィングを採用。
ルーフィングは、性能が向上すれば単価も上がってしまいます。。。
建物の状態・使用状況・屋根材を鑑みて判断するのがベスト!必要以上に費用を上げる必要はないと私は思います(^^♪
それでは、屋根材施工に入ります。
今まではトタン製波板でしたが、昨今プロが使用する波板はサビに強いガルバリウム鋼板波板を使用します。
美観や漏水性能も大切ですが、耐久性も求められるのが屋根!
建材選びも、屋根業者の立派な仕事です(^o^)/
留め具には、ステンレス製の傘ビスを使用!
釘ではなく、ビス固定する事で経年時の釘抜けを防止し、ステンレス製なので耐久性も申し分ありません。
少しの差は、経年時の大きな差になります!
これも、当店のこだわりです(^^♪
ガルバリウム波板の固定が完了しました!
事前に直線状に墨出ししているので、綺麗に直線状にビス固定されていますね(^^♪
最後に、屋根の登頂部である棟部に、木製貫板を設置した棟板金施工です。
一般住宅では樹脂製の下地貫板を標準施工としていますが、物置屋根のため、木製貫板で対応。
このチョイスも、使用箇所によっての建材チョイス!過大建材にする必要はありません。
棟板金の継ぎ目部分には、コーキングを充填して止水対策を施し、パッキン付きのステンレスビスで固定すれば、棟板金の施工も完了です(^o^)丿
今回使用したのは、波板のブラウン色です。
トタンと言うとブルーや赤茶色と言うイメージですが、多種多様なカラーがあるのがガルバリウム波板です。
ブラウン色はシックにまとまるカラーなので、個人的にも大好きな人気のカラーです。
トタン波板の改修を考えている方は、ぜひ参考にしてみて下さいね(^^♪
年季の入っていた物置の妻壁は、所々に隙間があり、風雨が吹込む状態でした。
お施主様からは『物置なので、そのままでも大丈夫・・』と言われていましたが
プロとして、そのままにしておく事はできません。
今回、屋根工事を担当しているのは建築板金職人です!
工場にあったガルバリウム板金を加工して持参し、サービスで吹込み対策を施しておきました(^^♪
隣接した、外トイレの屋根も、同時に葺き替えさせて頂きました。良い感じです(^^♪
物置屋根での葺き替え工事完成です。
赤茶色に錆びていた物置屋根が、ブラウン色に統一されてとても綺麗に仕上がりました。
【ただ一点、汚点があった事を反省】
一部、柱の強度が保てなく、作業を行えない庇は見積もりから外していましたが、お施主様への説明が不足していたとご指摘を受けました。
そんな当店のミスがあったにもかかわらず『そろそろ、他部位のメンテナンスも考えているので、また見積りを依頼しますね^^』と仰って頂き、とてもありがたく思います。
次回、ご依頼を頂けた際には、120%の対応でお返しいたします。
細部まで、神経をそそぎながらの対応を常日頃心がけていますが、まだまだ改善が必要!
全社員一同、お客様の声を真摯に受け止めながら、日々の精進に努めます。
O様、この度は、街の屋根やさん水戸店へのご用命誠にありがとうございました。
お気遣いの言葉にも併せて感謝申し上げます。
今回の施工記事は、最後に格好の悪いお報告となりましたが、事実は事実。
良い物は良く、悪い物は悪いと誠実に報告するのが当店の理念であり常に日々勉強です。
誠実に、正直に対応するのが、街の屋根やさん水戸店です。
今後とも、宜しくお願いいたします<m(__)m>
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