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結城市でスレートコロニアルへのカバー工法が完了しました
【工事のきっかけ】
賃貸マンションの一室で雨漏りが発生し、他社さんで雨漏り調査を依頼しましたが、原因が特定できず、街の屋根やさんに雨漏り調査を依頼しました。調査も迅速に対応してくれ、無料で散水調査を行って頂き雨漏りの原因も特定して頂きました。屋根が大きいので出費にはなりましたが、根拠のある屋根工事方法を提案していただいたので、納得して依頼させて頂きました。
基本情報
- 施工内容:屋根カバー工事
- 施工期間:実施工期間約2週間(足場脱着別途)
- 築年数:35年
- 使用材料:M2タフビーム(ガルバリウム鋼板)・粘着式防水シート・貫板・SUSビス・防水テープ・自社加工GLカラー板金
結城市で行っていた、マンション屋根への屋根工事が完了しました。
仮設足場の解体はこれからですが、4階建てのマンション屋根なので足場が設置されているこのタイミングで完了報告させて頂きます。
【今回の結城市での屋根工事内容の詳細です】
【項目】 |
【詳細内容】 |
工事を行うきっかけ |
4階の居住者様宅への雨漏り |
当店の初動実施調査 |
散水調査による雨漏り原因調査(無料調査の範囲で実施し判明) |
既存の屋根材 |
スレートコロニアル屋根 |
新しく行う屋根工事 |
M2タフビーム 月星ガルバリウム鋼板(カバー工法) |
先ずは、当店の雨漏り調査の様子を、少しおさらいしていきます。
こちらは、実際に雨漏りを起こしていた居室です。
照明器具の近くなので漏電なども心配な場所です。
初期症状は
『ぽつっΣ ポツッΣ』と言う雨音!
月日が経つにつれ、徐々に天井にまで雨染みが出るようになり、一年経過してこのような状態に進行したとの事です。
雨漏り箇所の上部にあたる部分です。
雨漏りを起こしていた上部の屋根(スレートコロニアル)にテーピングマークを施し、この部分から探っていきました。
屋根には傾斜があるため、この場所よりも下部が浸水口ではありませんので、隣接する怪しい部分を調査します。
実際の散水調査の様子です(静止画と動画でご覧ください)
それでは、散水調査を開始します。
散水調査とは、疑似的に降雨の状態を再現するため、延長ホースを引き込み、実際に水を掛ける作業です。
今回のスレートコロニアルは、マンションの4階屋根です。
延長ホースを引き込むまでにもかなり苦労しました(;^ω^)
リンク▶結城市で雨漏り調査のため散水調査を行い屋根の不具合を特定
散水を開始しましたが、実際雨漏りを起こしている上部の屋根と異なる部分に散水を行っていますが・・・
これがプロのなせる技!経験則です(^^♪
この場所は、雨漏りの上部の屋根としてマークした場所です。
実際に散水を行っている場所からは約1.5mほど離れていますが、10年以上前に行った屋根塗装時に行われていなかった縁切り作業を行っています。
~縁切りとは~
屋根塗装を行うと屋根と屋根の重なり部分にも塗装が施される為、雨水を排水する隙間まで塞がってしまいます。昨今では強制的に隙間を作るタスペーサーが使用されますが、以前はこのような縁切り作業でした。
(今回の現場は縁切りされていませんでした)
~散水調査開始から、30分が経過しました~
屋根材の下に浸水した水は、足で踏むとジャブジャブ出てきます。
1.5m離れた場所での散水で、これだけの量が出てくるんです・・・・
居室に雨漏りしているのは、このコロニアルスレート屋根材の下に眠る防水シートの破損が原因です。
浸水口を塞いだだけでは、雨漏りの根本的に解決にはなりませんね。
以上の結果を踏まえ、今回屋根工事を実施する運びとなりました。
今回の屋根工事で、マンションに架設する足場は623㎡です。
通常の一般住宅での仮設足場は200㎡前後が平均なので、今回は凡そ3倍の面積です。
マンションなど、たてに高く組む足場は、足場材を上層階に上げる時間がかさみ通常よりも時間がかかります。
今回は、六人の足場職人が、朝から丸一日かかって架設しました。
大型施設での資材の搬入はクレーン車を使用します。
大型施設の屋根工事や長尺の資材がある場合は、クレーンなどの大型重機で搬入します。
この規模になると、対応できる屋根業者は数が限られます!
調査は細かく!作業は大型案件でも対応できるのが当店の特徴です。
屋根工事の対応力に自信あり!!少し当店の宣伝を織り交ぜてみました(^^♪
スレートコロニアル屋根へのカバー① 既存棟板金撤去
先ずは、棟板金の解体です。
今回行うカバー工法は、スレートコロニアル屋根材の上から防水シートを敷き込み、ガルバリウム鋼板を重ねて葺く工法ですが、カバー工法の場合も棟板金は撤去が必要です。
【カバー工法とは??】
▼リンク▼
現在の屋根に新しい屋根材を重ねるカバー工法
カバー工法のメリット!
カバー工法は、撤去費用や廃材処分費用等が軽減される合理的な屋根工事方法ですが・・
撤去や廃材が全く必要ないわけでなく、棟板金部分は撤去費用も廃材処分費等も若干必要になります。
金額は、各屋根工事会社によってマチマチだと思いますが、m換算で、¥500~¥1,000程度見ておけば安心だと思います。
スレートコロニアル屋根へのカバー② 防水シート(ルーフィング)施工
屋根下地である防水シートを施工
屋根のカバー工法は、この防水シート(ルーフィング)を新しくしたいがために行うといっても過言ではありません。
屋根は風雨から皆様を守る大切な物ですが、屋根材だけで形成されているわけではなく、防水シートと屋根材で耐水性を保っています。
防水シートが健康なら雨漏りしません。
極論を言えば、屋根材が無くとも防水シートが健康な状態なら雨漏りはしません!!
屋根材も大切ですが、同様に大切なのが防水シートです。
屋根工事を検討する際には、屋根材は元より、屋根下地の事をしっかり解説してくれる業者に依頼するようにしましょう(^O^)/
軒先唐草は、新築用と改修用で形が異なります。
軒先は、屋根傾斜の葺き始めの切れ目となる為、軒先を巻き込むように唐草で収める、傾斜に沿って落ちてきた雨水の巻き込み水を防止してくれ、横風による雨水の吹き込みも防止してくれる大切な部位です。
業者さんによって、カバー工事を行う際に屋根の高さが変わる事を理由に、雨樋の交換を強制される場合があるようですが、改修用唐草にも種類があり、コイルから折れる屋根業者であれば全ての雨樋が交換対象にはなりません。当店では、現場の屋根、雨樋の状態によって適切にご案内しています(^O^)/
スレートコロニアル屋根へのカバー④ ガルバリウム鋼板カバー施工
今回使用するガルバリウム鋼板です。
ガルバリウム鋼板は、断熱材付きと断熱材無しの商品があり、断熱材無しの方が価格はお求め安くなっています。
金属を屋根に葺く場合、降雨の際の雨音や遮熱性を考慮してのチョイスが必要ですが、既存の屋根材の上に重ねるカバー工法は、既存屋根材の厚みもある為、そこまで神経質になる必要はないと思います。
価格重視のお客様には、とても人気の屋根材です。
ドーマーと谷板金部の施工風景です。
ドーマー
屋根から突き出した三角屋根で、屋根裏や室内への採光や通気の為に設けられ、お洒落感も演出できる。
谷板金(ドーマー谷)
ドーマーがある事で屋根に凹みができ、その凹み部分に雨水を流動するための谷板金を作ります。
屋根に凹凸部は、雨漏りリスクの高い場所なので、谷には二重の防水シートを施し、雨水対策を施します。
平面部は、ほぼ葺き終わりました。
今回の結城市の現場は5名の職人が入っていますが、足場設置からここまでの作業で約10日です。
通常、一般住宅(30坪の住宅と仮定)の屋根カバー工法の施工日数は4~7日間です(職人数3名)
※野地板施工の有無や屋根形状によって変化します※
屋根カバー工法をご検討のお客様は参考にしてみて下さい\(^o^)/
スレートコロニアル屋根へのカバー⑤ 仕上げ施工(棟板金や緩衝部の板金施工)
結城市の屋根カバーは、部分的なカバー工事を行っています。
今回のマンション屋根の全面積は、約626㎡程あります。
数年前 / 他の屋根業者さんで、約80㎡にガルバリウムカバー施工済み
今回 / 街の屋根やさん水戸店で。273㎡にガルバリウムカバー施工。
残 / 手つかずのスレートコロニアル部(約273㎡分が手つかず状態)
屋根のカバー工法は、屋根の状態や形状により、部分的に行う事も可能です。屋根工事は予算ありきの物です。部分的な屋根カバーを検討したいお客様は、屋根板金が得意な屋根業者に相談してくださいね(^^♪
既製品の部材だけでは叶わないのが屋根リフォームです。
既存の屋根の状態や、行う屋根工事法によっては、既製品部材だけでは叶わない工事があります。
屋根工事で一番大切なのは、雨仕舞(雨漏り対策)です。
特に継ぎ目部分や凹凸部への雨仕舞対策をどう行うか・・?
は、屋根業者の考え方によって異なりますが、当店は既製品部材で叶わなければ、ロール板金を加工してまで雨仕舞対策を施します。
今回のマンション屋根は、他業者での屋根工事後にも不具合が発生していました。
ドーマー部分からの吹き込みによる雨漏りリスクを無くすため、マンションオーナー様とお話をし、ガルバリウム板金を加工して閉塞させて頂きました。
この様な、屋根に突起するドーマーは、雨漏りリスクが高くなってしまいます。
築年数も経過しているので、景観よりも実用性重視の仕様です。
実際に雨漏りが幾度も発生している屋根なので、閉塞はベストな判断だと思います。
スレートコロニアルへのガルバリウムカバー工法の完成です。
スレートコロニアルへのガルバリウムカバー工法が完了しました。
マンションの管理会社様に、施工工程毎に画像で確認していただき、実際の屋根も御覧になって頂きました。
また、オーナー様には、当店で撮影した800枚程の画像をチョイスし解説を加えた施工報告をいたします。
今回の記事のように、余すことなく施工報告できるのが街の屋根やさん水戸店です。
自信があるから細かい部分までの記事を書くことが出来ます。
屋根の事なら『街の屋根やさん水戸店』よろしくお願いいたします\(^o^)/
ダイジェスト① 雨漏りしていたどぶ溝へのガルバリウムカバー
どぶ溝へのガルバリウムカバー
どぶ溝排水ドレンを加工
たっぷりのシーリング処理
ダイジェスト② 施工する棟と、既存棟の継ぎ目に防水テープを貼り増し
既存棟との継ぎ目部分には、防水性を強化するため防水テープを施工しました。
屋根リフォームは、状況に応じたこの様な細かい対策がとても重要です。
既存の貫板固定に使用されていた留め具
30㎜の釘
新しい貫板を固定するために当店が使用した留め具
コンクリートビス70㎜
留め具の選定は屋根工事業者に任せられています。
また、見積り書に留め具の長さや使用材料などが記載されている事もありません。
お客様は、業者を信頼した上で発注するはずですが、今回の結城市の屋根は、棟板金飛散や屋根材捲れなどを数回起こしていました。
昨今の自然災害は巨大化しているので、施工方法や部材の選定だけが原因とは言いませんが、今回の現場の既存使用は、原因の一端を担っている部分が複数ありました。
屋根工事の際には、雨仕舞対策を考慮する姿勢と納得のいく説明をする屋根業者を選択してください!
街の屋根やさん水戸店では、大規模改修工事から部分的な屋根修理まで全て対応します。
今回は、マンションのスレートコロニアルへのカバー工法の現場をご報告いたしましたが、瓦屋根や金属屋根、波型スレート屋根など全ての屋根材に対応し、規模にかかわらず全ての屋根工事や修理に対応しているのが当店です。
屋根の調査、お見積りまで全て無料で行いますので、お客様が心底ご納得されたら依頼を検討してみて下さい。
無料調査の実施方法➤ ここまでやります!当店の無料調査!
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