こんにちは、屋根工事専門店として創業50年「街の屋根やさん松山店」店長の丹 基徳（たん もとのり）です。
今治市にある築55年の木造二階建て住宅にお住いのお客様より雨漏りしているので雨漏り調査して雨漏り補修のお見積りをお願いしたいとのご相談の電話をいただきました。

まずは現地に急行して雨漏りの状態を確認する雨漏り調査をおこない雨漏り原因をしっかりと特定して適切な雨漏り補修工事を無料見積もりします。

私たち「街の屋根やさん松山店」は屋根工事専門店で雨漏り補修の無料相談や無料見積りを行っております。
お住いの雨漏りのお悩みや雨漏り補修を検討している方はお気軽にお問合せください。
今治市のほか松山市や伊予市、東温市にお住いのお客様からのお問い合わせも大歓迎です！

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【今治市・雨漏り修理】天井に残る雨漏りのシミ

今回、雨漏り調査するのは今治市にある住宅で先日の大雨で天井から滝のように雨漏りする被害があったそうです。
雨漏り自体は数年前からしていたそうですが先日の大雨の時の雨漏りはひどく、これまでにない大量の雨漏りで天井にも大きな雨漏りシミが残っていました。
雨漏りは放置すると柱や梁など建物の大事な木部を腐らせ建物の寿命を縮めるため、天井に雨漏りシミや雨の日のポタポタと雨音に気づいたら雨漏りのサインです！早めに雨漏り調査をして雨漏り補修することが重要です。

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【今治市・雨漏り修理】築55年の釉薬瓦の屋根

室内の雨漏り被害の場所を確認したら、屋根の上に上がって雨漏りの原因を雨漏り調査します。
こちらの建物は築55年になる木造2階建て住宅で屋根には釉薬瓦が使用されています。釉薬瓦とは瓦の製造工程で粘土を成形して乾燥したあとに瓦の表面に釉薬をかけて焼成した瓦のことで、釉薬によりグレーや黒・茶・青・緑など様々な色の瓦を製造できます。こちらは40年ほど前の屋根によく使われたグレー色の釉薬瓦でした。

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【今治市・雨漏り修理】雨漏り事例の多い「谷」は要注意

雨漏り箇所の位置は、どうやら谷（たに）のようです。谷とは屋根面と屋根面とがぶつかることでできるV字型の部位で大量の雨水が集中するので雨漏り事例の多い要注意かしょです。
谷には谷板金とよばれる板状の金属を使用しており、この谷板金の上に瓦を谷の形状に合わせて斜めにカットした瓦をのせるようになっています。
谷の真ん中あたりに谷瓦がズレているところがありました。このようになると谷を流れる雨水を堰き止めダムのように溜まった雨水が谷板金をオーバーフローして雨漏りを起こすので、谷板金にゴミが溜まっていないか定期的な点検が必要です。

【今治市・雨漏り修理】谷板金のひび割れが雨漏り原因

他にも谷板金に異変がないかよく見ると、谷の中心部にシワのような箇所が見つかりました。このシワの部分をよく見ると谷板金に髪の毛ほどの細いひび割れがありました。これはステンレス製の谷板金が気温の変化で長年伸び縮みを繰り返し、どこか一点に集中することで発生するひび割れです。この髪の毛ほどの細いひび割れですが馬鹿にはできません。こんな小さなひび割れでも雨の日に谷に集中した雨水が大量に漏れて室内に雨漏りを起こします。
この他にも銅製の谷板金は酸性雨や化学反応で、劣化して穴あきしたり。昔のトタン製の谷板金も経年劣化で錆びて穴あきするなど、谷板金の経年劣化で雨漏りする事例は多いので谷は要注意です。

【今治市・雨漏り修理】防水シートで雨漏りの応急処置

このままでは雨が降ると、また滝のように大量に雨漏りを起こすので防水テープで応急処置します。
ひび割れしている周りに付着したゴミを拭き取り、防水テープをローラーでしっかりと転圧して密着させます。
この防水テープの応急処置で急場はしのげますが、あくまで応急の為早期の修理が必要です。

【今治市・雨漏り修理】谷板金工事のご提案

以上で雨漏り調査は終了です。今回はステンレス製の谷板金が温度変化の収縮に耐えられず、一カ所に力が集中してひび割れを起こしたことが原因でした。
谷周辺の瓦を解体して、問題の谷板金を新しく交換する谷板金工事をご提案させていただく工事提案書と工事金額を明記した御見積書をご提出しました。
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ここまでは無料見積もりのはんいないで対応しております。

お客様にも雨漏りの原因と対策の修理工事内容を十分に理解していただき、雨漏り補修のご依頼をいただきました。

【今治市・雨漏り修理】雨漏り原因の既存の谷板金の撤去

それでは谷交換の雨漏り補修の工程をご紹介します。
まずは谷板金をとるために谷板金の周囲の瓦を解体します。解体した瓦はあとで再利用するので作業の邪魔にならないところへ仮置きします。瓦を剥がすと谷板金の周囲には雨漏りによるシミが防水紙に残っていました。
つぎに谷板金を撤去します。ひび割れした箇所の裏面を見るとしっかりと穴が開いているのがわかります。ここから雨水が侵入して雨漏りしていました。

【今治市・雨漏り修理】防水紙で雨漏りの不安解消

谷板金を撤去したら谷の位置に防水紙を敷きます。使用する防水紙は防水性と耐久性に優れる改質アスファルトルーフィング（通称：ゴムアスルーフィング）で瓦の下や谷板金の下に侵入した雨水が雨漏りするのを防ぐ重要な役割があります。

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【今治市・雨漏り修理】ガルバリウム鋼板製の谷板金

防水紙の上に新しい谷板金をのせます。耐久性に優れるガルバリウム鋼板製の板金をV字型に加工した谷板金を谷の中心位置に配置します。谷板金の周りを吊り子と呼ばれる板金を挟んでビスで固定して谷板金を設置します。

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【今治市・雨漏り修理】谷の正しい施工法

谷板金の両端に雨水がオーバーフローしないようにスポンジの土手の谷用シーラーを両面テープでしっかりと接着します。
この谷用シーラーの上に元の谷瓦を復旧します。瓦には釘で固定する為の釘穴がありますが、釘穴の位置が谷板金の上に位置する場合は釘留めすると谷板金に穴があいて雨漏りするので、ステンレス製の針金で谷瓦を吊るようにします。
これで谷瓦がズレる心配はありません。

【今治市・雨漏り修理】雨漏り修理の完成

谷瓦を復旧したら谷板金交換の雨漏り補修は完成です。
これで大量の雨水が集中しても雨漏りする心配はありません。長年雨漏りにお困りだったお客様も今回の雨漏り補修で雨漏りが解消して、これで台風が来ても心配ないと喜んでいただけました。

雨漏り補修は、雨漏りの原因をしっかりと調査して特定することが重要です。原因を特定しないと適切な雨漏り補修はできず何度やっても雨漏りを止められません。
雨漏り補修や屋根のお悩みは私たち屋根工事専門店の「街の屋根やさん松山店」へお任せください。
国家資格の「1級かわらぶき技能士」「屋根工事技士」「瓦屋根診断士」をもったスタッフが責任をもってサポートしますので安心してください。
無料相談や無料見積もりをおこなっておりますので安心してお気軽にお問い合わせください。
今治市の他、松山市や東温市、伊予市にお住いのお客様からのお問い合わせ大歓迎です！

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