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神戸市垂水区で屋根葺き替え工事なら！剥離が目立つパミール屋根からコロニアル屋根へ
神戸市垂水区 屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)
【工事のきっかけ】
「屋根が裏手の道からよく見えており、ボロボロになっていて気になる」
神戸市垂水区にお住まいの方からこのようなお問い合わせがありました。
既に複数の他業者にも屋根を見てもらったとの事で、屋根カバー工事を提案されているとの事です。
弊社で無料屋根調査をおこなったところ、パミール屋根の傷みが激しく、上から新しい屋根材を被せる屋根カバー工事では、今後屋根内部で結露が発生しやすくなる可能性が高い状態と判断しました。
屋根の下地も傷んでいるようだったため、屋根材を捲り、野地板から新しく設置する屋根葺き替え工事をご提案し、弊社に工事をおまかせいただく運びとなりました！
関連ページ
ビフォーアフター
施工前
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施工後
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基本情報
- 施工内容：屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)
- 施工期間：7日間
- 築年数：19年
- 施工費用：204万円（税込）
- 使用材料：コロニアルクァッド
- 保証年数：7年
パミール屋根とは、ニチハ株式会社が1996年から2008年まで製造していたスレート屋根材の一種です。
アスベストを含まないノンアスベスト屋根として開発され話題になりましたが、施工後10年前後で割れや欠け、剥離などの不具合が多く発生することが判明しています。
ニチハパミール屋根の劣化の特徴は、
☑ミルフィーユのように1枚1枚浮き上がってしまう
☑屋根材の下に湿気が溜まりやすく、クギが錆びて腐食してくる
☑端部分から剥離し、ボロボロに剥がれてくる
などが挙げられます。
ボロボロになった表面のパミールは雨水を下に浸透させてしまい、やがて雨漏りに繋がってきます。
屋根裏に浸透して室内まで雨漏りする前に、早めのリフォームを検討する必要があります。
ではご自宅の屋根がパミール屋根の場合、リフォームする時にはどんな選択肢があるでしょうか。
パミール屋根をリフォームする際の選択肢としては、主に以下の2つがあります。
屋根葺き替え工事：既存の屋根を撤去して、新しい屋根材に取り替える方法です。メリットは、屋根の下地や内部の状態を確認・修繕できることや、屋根の重量を軽減できることです。デメリットは、費用が高く、工期が長くなることです。
屋根カバー工法：既存の屋根の上に、新しい屋根材を被せる方法です。メリットは、費用が安く、工期が短くなることです。デメリットは、屋根の下地や内部の状態を確認・修繕できないことや、屋根の重量が増加することです。
屋根葺き替え工法は、傷んだ部分を全て取り替えて安心したい方や、雨漏りの心配がある方におすすめです。
屋根カバー工法は、コストパフォーマンスを重視する方や、屋根の劣化が軽度な方におすすめの工法です。
今回は、屋根の傷みが激しく既に屋根下地に雨水がかなり浸透していると判断し、屋根葺き替え工事をご提案させていただきました！
パミール屋根の葺き替え工事のために、太陽光パネルの撤去を行っています。
太陽光パネルは、屋根の上に設置されているため、屋根材を取り替える前に、一旦外す必要があります。
太陽光パネルの架台も撤去しています。
太陽光パネルの撤去は、専門の技術と機材が必要な作業で、細心の注意を払いながら丁寧に作業を進めています。
屋根の葺き替え工事の一環として当社が責任を持って行いますので、太陽光パネルの撤去や設置について気になること・ご不安な事などありましたらお気軽にご相談くださいね(^^)
太陽光パネル架台を固定していたビス穴をコーキングで養生しました。
既存の屋根材を剥がして解体しています。
パミールは１枚ごとにクギで固定されているため、バールとハンマーでクギを抜きながら捲っていきます。
剥がしたパミールは、適切に廃棄処分します。
屋根面のパミールを全て解体し終えました。
新しい屋根づくりに入ります。
まずは野地板を新設しています。
野地板とは、屋根材を固定させる下地材のことで、屋根の耐風性や耐震性、耐久性に大きく影響します。
厚みが12㎜以上の構造用合板を用いて、垂木とよばれる木の棒に釘やビスで固定します。
次に、防水シートとなるルーフィングを張っていきます。
ルーフィングとは、屋根材の下に敷く防水シートの役割を果たす資材で、雨漏りを防ぐ役割があります。
軒先から棟先に向かって重ねて敷きます。
重ね代は、雨水の流れに対して侵入のすき間を作らないように、十分にとります。
屋根の端に水切り板金を取付けています。
水切り板金は、屋根の基礎と外壁の間にある板金のことで、基礎が雨水に濡れるのを防ぐ役割があります。
水切り板金は、吹き付ける雨風が屋根内部に吹き込みのを防ぐため雨漏り防止のためにも欠かせないパーツですが経年劣化で色あせや錆、へこみや破損などの不具合が発生することがありますので、定期的な点検や修理が必要です。
新しい屋根材として、コロニアルクァッドを葺いています。
コロニアルクァッドは、スレート屋根材の一種です。
どんなお住まいにもマッチするスタンダードなデザインと、日本の屋根に求められる性能を兼ね備えている人気の屋根材です(*^^*)
カラーバリエーションが豊富で、お客様のご希望に合わせてお選びいただけます。
屋根材を下から固定していき、重ねしろを作りながら上へ向かうことで屋根上を流れる雨水を浸入しにくくします。
屋根の頂上は屋根面どうしが山型に合わさるようになっていますね。
ここからの雨水浸入は１番避けたいところです。
屋根の頂上部分を棟（むね）とよび、棟には板金をかぶせます。
その棟板金を固定するための下地として、貫板（ぬきいた）という板材を野地板にビスで取り付けます。
最後の仕上げとして、棟板金を取付けています。
棟板金は、ガルバリウム鋼板という鉄をサビさせないために、亜鉛とアルミニウムの合金をめっきした鋼板で製造されています。
耐久性や耐熱性に優れており、屋根の寿命を左右する頂上部分をしっかりカバーします。
さきほど取り付けた貫板にビスで固定し、棟板金同士の継ぎ目にはシーリング処理を行っています。
棟板金を固定し終え、今回の屋根葺き替え工事は完了です！
剥離が目立っていたパミール屋根からスタイリッシュになったコロニアルの外観にお客様も大変ご安心された様子でした(*^^*)
この度は誠にありがとうございました！
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