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妙高市二俣地内で保養所の屋根の雪害による破損部分を改修しました
妙高市 雪害 雪害 雪害
【工事のきっかけ】
日頃から弊社とお付き合いを深くさせていただいている企業さんから相談を受け、冬の雪により、屋根が壊れてしまったとのこと。
雪解けを待って現地確認に行ったところ、自然の驚異をあらためて感じさせていただきました。
基本情報
- 施工内容:雪害 雪害 雪害
- 施工期間:2週間
- 築年数:45年
妙高市二俣、一般的には赤倉と言った方が分かりやすいかと思います。
スキー場の近くの、ある企業の保養所。
今年は平野部は雪は少なかったのですが、赤倉は例年以上に雪が降ったとのこと。
雪の重さに耐えきれず壊れてしまった屋根の改修工事です。
一晩で1~2m位雪が積もる日もあるとのこと。
「雪下ろしが間に合わない」といった実情もあるそうです。
依頼を受けて現状確認。
外観上では屋根の内部の構造は判断しきれませんが、明らかに雪の重さで屋根が折れてしまってます。
難しい作業になることを覚悟しながら、建築のプロとして出来得る限りの考えを巡らせます。
単純に「屋根が壊れた」ということだけではなく、屋根に関わる破風板や軒天井も壊れてしまっているため、破損箇所の確認と、改修するための必要な資器材についても検討し、保険の対応をしてもらえる資料を精査しました。
谷と呼ばれる隅棟は、雪が溜まりやすい場所となってしまいます。
雪の重さを痛感させられます。
まずは、破損した箇所の解体から作業を始めます。
屋根、野地板を取り外した状態です。
内部の構造があらわになり、破損の状況もハッキリ確認できました。
軒先を深く(長く)出すために「鼻母屋」と呼ばれる木組みがなされてました。
鼻母屋も折れ、破風板も外れ、軒天井も写真のように落ちてしまってます。
解体作業も苦心しました。
破断した鼻母屋を取り除き、そこに2重に補強材を施工して、屋根の強度を確保します。
補強材は既存の構造材にボルト接合いたしました。
山の天候は変わりやすく、常に雨養生をブルーシートで施しながらの作業となります。
屋根タル木施工の様子です。
屋根姉タル木の施工が終わったら、野地板の構造用合板を張っていきます。
引き続きアスファルトルーフィングを施工します。
これで雨の心配も無くなりました。
破風板の入替えも完了です。
引き続き、軒天井の張替えも行います。
山間部のため防火規制はありませんが、軒天井は不燃材を施工しました。
破風板も板金巻き施工を施し、きれいに仕上がりました。
弊社では、破風板は板金巻きを基本としています。
中には、破風板の木材を塗装で済ませるケースもあるようですが、一定期間が経過した後、木材を再塗装する必要性が出てしまうため、弊社の信条である「丈夫で長持ち」という考えを実践する意味では、メンテナンスフリーを心がけます。
工事完了です。
今回の原因に至った「雪害」に、あらためて雪の重さ、雪の怖さを思い知らされました。
築年数も経過しているということは、当時の屋根の造り方は現在の施工方法と同じではないおそれがあり、「蓋を開けてみなければ判断つかない」部分も多かったですが、建築の知識と、弊社の大工の技術が結集し、今まで以上に頑丈な屋根を造ることができたのではないかと自負しております。
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