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四国中央市で雨漏りのお悩みを陸谷の施工と立平葺き屋根で解消
四国中央市 屋根補修工事
【工事のきっかけ】
四国中央市にお住いのお客様より「雨漏りして天井のクロスが落ちて困っているから屋根修理見積りをしてほしい。」とのお問い合わせの電話をいただきました。
現地に急行して雨漏りの原因を特定し、適切な屋根工事を屋根修理見積りします。
雨漏りは原因を特定することが重要です。これには専門の知識と豊富な経験と実績が必要です。
基本情報
- 施工内容:屋根補修工事
- 施工期間:6日間
- 築年数:築100年以上
こんにちは、創業50年の屋根工事専門店「街の屋根やさん西条・新居浜店」店長の丹
基徳(たん
もとのり)です。
四国中央市にお住いのお客様より「雨漏りして天井のクロスが落ちて困っているから雨漏り修理をしてほしい。」とのお問い合わせの電話をいただきました。
現地に急行して雨漏りの原因を特定し、適切な屋根工事を無料見積りします。
雨漏りは原因を特定することが重要です。これには専門の知識と豊富な経験と実績が必要です。
屋根リフォームを検討している方は、屋根工事専門店として創業50年の豊富な経験と実績のある私たち「街の屋根やさん西条・新居浜店」へお任せください。国家資格の「1級かわらぶき技能士」「屋根工事技士」「瓦屋根診断士」をもったスタッフが責任をもってサポートします。
無料相談や無料見積もりをおこなっておりますので安心してお気軽にお問い合わせください。
四国中央市にお住いのお客様からのお問い合わせ大歓迎です!
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「四国中央市で屋根工事のご依頼・ご相談が初めての方へ」
「四国中央市で屋根リフォーム、雨漏り修理の相談なら街の屋根やさん西条・新居浜店」
【四国中央市・雨漏り修理】天井クロスに残る雨漏りサイン
それでは雨漏り調査の様子をご紹介します。
こちらは天井を写した写真で天井クロスに浮きや剥がれなど大きく傷んでいるのが良くわかると思います。
大雨のときには天井クロスが剥がれたところから雨水が落ちてきて床にバケツを置いて対処しているようです。
このように天井に残るシミや雨の日のポタポタ音がするなどは雨漏りしているサインです。
建物の柱や梁など大事な木部を腐らせ建物の寿命を縮める前に、早めの対応と対策が必要です。
【四国中央市・雨漏り修理】瓦屋根と壁の取り合いで雨漏り
つぎに雨漏りしている位置の屋根を調査します。雨漏りしている位置はこちらの瓦屋根と隣接する蔵の壁との取り合い部でした。瓦屋根を流れた雨水が上の写真の波トタンの下で、雨漏りしているようです。
このように雨水が集まる部位は雨漏り事例の多いので要注意です。
【四国中央市・雨漏り修理】雨水の排水経路に溜まったゴミは要注意!
瓦屋根を流れた雨水が波トタンの下にある軒樋に集まって外部に排水される仕組みになっていますが、この排水出口の経路に金網があります。これは猫やイタチなどが侵入しない為の対策と思われますが、この金網が雨水の排水経路にもかかっていてゴミが詰まっています。
このゴミの詰まりが堰の役割をし雨水が溜まって逆流し軒樋から雨水がオーバーフローする危険性があります。
このような雨水の排水経路はゴミが溜まらないように定期的な掃除や点検が必要です。
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「雨樋の詰まりの原因と清掃方法・対策をご紹介」
【四国中央市・雨漏り修理】波トタンをはがして内部の点検
波トタンを剥がして内部を確認します。写真では分かりにくいですが内部には屋根材が未施工で天井裏が露出している状態でした。
瓦屋根の軒樋を溢れた雨水は直接天井裏に落ちて雨漏りをします。ほかにも波トタンが劣化して錆びています。この腐食したところに穴あきやひび割れが発生するとそのまま雨水が露出した天井裏に落ちて雨漏りします。
今回の雨漏りの原因は波トタンの劣化と軒樋の溢れた雨水が原因でした。
【四国中央市・雨漏り修理】適切な屋根修理見積りのご提案
以上で雨漏り調査の終了です。雨漏りの原因が特定できたので、あとは適切な雨漏り修理工事を検討します。
雨漏りの原因となっている波トタンを撤去して木下地を作り直し立平葺きの板金屋根を施工することと、軒樋を撤去して瓦屋根の雨水を谷板金で受け流すようにご提案させていただきます。このように雨水を計画的に排水させ雨漏りを防ぐことを「雨仕舞(あまじまい)」といいます。
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「雨漏りをさせないために、雨水を積極的に誘導して排水させる雨仕舞い」
お客さまもご提案した雨漏り修理工事を納得していただき、屋根工事のご依頼をいただきました。
【四国中央市・雨漏り修理】傷んだ波トタンを撤去して合板で屋根下地つくり
それでは雨漏り修理の作業工程をご紹介します。
まずは瓦屋根と蔵の取り合い部を雨から守る庇屋根から、劣化して錆びた波トタンを撤去します。波トタンは錆びると穴あきやひび割れができ雨漏りの原因となります。
構造用合板を庇屋根の大きさに加工して屋根下地を作っていきます。
つぎに、庇屋根と瓦屋根との取り合い部の瓦を3列剥がします。これは谷板金を入れる為で谷板金を施工した後は元の瓦を再利用して復旧するので、剥がした瓦は作業の邪魔にならないところへ仮置きしておきます。
瓦の下には瓦を安定させるための土がいれてありました。この土はもう使わないので取り除きます。
瓦を剥がしたスペースに谷板金を施工します。こちらのような水平の谷の事を陸谷とよんでいて、この場合は陸谷板金と呼びます。
耐久性に優れる丈夫なSGL鋼板製の板金を加工した陸谷板金を取り付けます。雨水をスムーズに排水させるため陸谷の終着点は板金を加工して既存の排水設備に流すようにしました。
このように水の流れる経路を計算し雨漏りを防ぐ対策の事を「雨仕舞(あまじまい)」といいます。
雨仕舞は豊富な経験と専門の知識が必要なため私たち屋根工事専門店「街の屋根やさん西条・新居浜店」にお任せください!
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「雨漏りをさせないために、雨水を積極的に誘導して排水させる雨仕舞い」
【四国中央市・雨漏り修理】瓦の重なり代に溜まったゴミは危険!
さきほど剥がした瓦は上下の重なり代にホコリやゴミが溜まっていました。この部分にゴミがたまると毛細管現象により雨水を吸い上げて雨漏りの原因にもなるため危険です。
ゴミをホウキで掃き掃除しておくことが重要です。
陸谷板金が施工できると瓦を復旧します。陸谷板金の端に雨水がオーバーフローしないようにスポンジ状のシーラーを両面テープでしっかりと接着します。この上に瓦をのせて釘留めし復旧していきます。
【四国中央市・雨漏り修理】防水性に優れる金属屋根「立平葺き」
庇屋根に新しい屋根材を施工します。今回使用するのは金属屋根の「立平葺き」を施工します。
立平葺きは金属(ガルバリウム鋼板)によるシンプルな造りの屋根です。ガルバリウム鋼板製屋根は軽くて耐久性が高いため人気上昇中。
基本的には屋根の右側から左側に向かって施工します。左右の立平葺きのジョイント部は嵌合式となっており重ねて上から抑え込むとガッチリかみ合い外れることはありません。このジョイント部は防水性に優れ傾斜の緩い屋根でも雨漏りさせず施工できるので雨漏り補修にオススメの屋根材です。
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「立平葺きで雨漏りや地震に強い屋根へ!縦葺きのメリットとは」
【四国中央市・雨漏り修理】壁際の雨仕舞の要「水切板金」
立平葺き屋根の壁際部に木下地の貫板と呼ばれる板状の木材を取り付けます。
この貫板を包み隠すように水切板金を被せて貫板にしっかりとビスで固定します。
貫板と壁の取り合いのL字型のところは水切板金に水返しの立ち上がりをつけて雨水が吹き込まないように「雨仕舞(あまじまい)」します。
【四国中央市・雨漏り修理】外壁を角波サイディングでカバー工法
壁には窯業系サイディングが貼られています。新しく取り付けた水切板金と既存の壁材との隙間から雨水が壁を伝って侵入する危険性があるので、今回はこの庇屋根の上の範囲だけ部分的に新しい壁材を施工します。
既存の壁を剥がす張替えだと施工手間と処分費が多くかかるので、既存の壁材の上から張り重ねるカバー工法で施工します。
壁も屋根材と同様に金属製の角波サイディングを施工します。軽量で耐久性に優れる壁材で壁リフォームには最適の素材です。
水切板金の水返しの上に重ねるように角波サイディングを施工するので壁を伝った雨水が雨漏りする心配はありません。
【四国中央市・雨漏り修理】雨樋の不具合が雨漏りの原因になることも⁉
庇屋根の上に位置する蔵の雨樋に不具合がありました。軒樋の中央部が経年劣化で垂れさがっており、このままでは雨水が中央部で溢れ庇屋根に大量の雨水が落ち雨漏りの危険がありました。
軒樋と竪樋や集水器など古くなった雨樋を新しく交換して、蔵の屋根に降った雨水がスムーズに排水されるように補修しました。
雨樋は屋根に降った雨水を計画的に排水させる重要な役割があり、古く傷んだ雨樋を放置すると雨漏りする危険がありますので要注意です!
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「雨樋工事でお家を雨水から守る! 雨樋の修理・交換、お任せください」
蔵の屋根には社寺建築でよくみられる本葺き瓦屋根となっていますが、軒先の軒巴瓦が数本ズレて落ちそうになっています。
このままでは地震や台風などの自然災害時に落下して、下の金属屋根を痛める二次災害をおこします。
そうならないように、ここでしっかりと修理の瓦工事をします。
【四国中央市・雨漏り修理】瓦を留める銅線の腐食がズレの原因
まずはズレた軒巴と丸瓦を剥がしました。軒巴は屋根下地からだした銅線で吊るように固定するのですが、この銅線が経年劣化で腐食して切断していました。瓦のズレの原因はこの銅線の腐食です。
切れた銅線を交換する為に軒巴瓦の上に位置する丸瓦も剥がして、瓦下の土台の土を撤去します。
【四国中央市・雨漏り修理】丈夫で長持ちするステンレス線へ交換
新しく瓦を固定するのは丈夫で長持ちするステンレス線を使用します。ステンレス線をステンレス製のビスへ括りつけ、平瓦と平瓦の隙間から瓦下の屋根下地にインパクトドライバーでしっかりと固定します。この時にステンレス線を強く引っ張っても抜けないのを確認します。
【四国中央市・雨漏り修理】昔は土、現在の屋根工法では南蛮漆喰を使います
つぎに平瓦と平瓦の間に軒巴瓦と丸瓦をのせる土台をつくります。昔は土をつかって土台を作っていましたが雨水で流されたり耐久性に問題がありました。現在の屋根施工では屋根工事専用の南蛮漆喰を使用します。
南蛮漆喰とは瓦屋根の棟部や丸瓦の土台などで使用する土に代わるもので、主原料は山砂利(白砂)・消石灰・炭酸カルシウム・マニラ麻をフノリの煮汁で練ったものです。雨水が浸透しても崩壊しにくく、特殊なシリコン・防水剤が配合しているものもあり、葺き土に比べて硬化度が促進しています。この南蛮漆喰をコテで細く盛って棟瓦の土台をつくります。
この南蛮漆喰の土台のうえに軒巴瓦を被せてステンレス線でしっかりと固定します。
丸瓦も元の位置に戻して瓦工事の完成です。
【四国中央市・雨漏り修理】金属屋根の泥汚れを拭き掃除
軒巴瓦の修理をする際に庇屋根の立平葺きの上にのって作業したため表面が靴裏の泥で汚れます。
雨が降ればもちろん落ちるのですが、雑巾でしっかりと水拭きして掃除しました。
これで立平葺き屋根も綺麗になりました。
以上で今回の雨漏り修理の屋根工事の完成です。最初の雨漏り調査ブログからはじまり今回のブログまで4回にわたって工事の様子をご紹介しました。
瓦屋根と庇屋根との間に陸谷板金の施工をし、庇屋根の波トタンを金属屋根「立平葺き」へ葺き替え、庇屋根の上の外壁を角波サイディングでカバー工事、庇屋根の上の劣化して垂れた雨どいを交換、落ちそうになった軒巴瓦の修理としっかりと適切な雨漏り修理をしたことで長年お困りだった雨漏りも解消して、お客さまにも喜んでいただけました。
雨漏り修理は原因をしっかりと調査し適切な修理方法を検討し、しっかりと施工しなければいけません。
雨漏りや屋根のお悩みは屋根工事専門店の私たち「街の屋根やさん西条・新居浜店」へお任せください。
創業50年の豊富な経験と専門知識を活かしお住いのお悩みやお困りごとを解決します。
屋根の現状をしっかりと屋根調査して適切な屋根工事を無料見積りでご提案させていただきますのでお気軽にお問い合わせください。
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