ホーム > 新居浜市でモニエル瓦をメンテナンスフリーの陶器瓦へ屋根葺き替…

新居浜市でモニエル瓦をメンテナンスフリーの陶器瓦へ屋根葺き替え
新居浜市 足場
【工事のきっかけ】
新居浜市にお住いのお客様から「屋根リフォームを塗装にするか屋根葺き替えにするかアドバイスしてほしい。」とのお問い合わせをいただきました。
事前に屋根塗装と屋根葺き替えのお見積りを他社業者さんからもらっていて、どちらにするか迷ってインターネットで検索したところ私たち「街の屋根やさん西条・新居浜店」のホームページを見つけてお問い合わせの電話をいただきました。
早速、屋根調査にうかがうと屋根はモニエル瓦というスレート系屋根材で10年~15年に一度屋根塗装メンテナンスの必要な屋根材で前回の塗装メンテナンスから10年経ったタイミングで次の屋根リフォームをどうするか検討していたようです。
私たちはメンテナンスの必要な現在のモニエル瓦を撤去して陶器瓦の「サンレイ」で屋根葺き替えリフォームすることを提案させていただきました。陶器瓦は屋根塗装などの定期的なメンテナンスが必要なくランニングコストのかからない経済的な屋根材です。
雨漏りもしていたので瓦の下の防水紙も高品質のゴムアスルーフィングに張替えて安心安全な屋根リフォームをご提案させていただきました。
基本情報
- 施工内容:足場
- 施工期間:30日間(うち屋根工事5日間)
- 築年数:築35年
- 施工費用:¥2,490,000(税別)外壁塗装費用は別途

こんにちは、「街の屋根やさん西条・新居浜店」店長の丹
基徳(たん
もとのり)です。
新居浜市にお住いのお客様より「屋根と外壁の塗装リフォームを検討しているが、屋根は葺き替えしなくても大丈夫か?」とのお問合せをいただきました。まずは現地に急行して建物の状態を確認する屋根調査をおこない
適切なリフォーム工事をご提案します。
私たち「街の屋根やさん西条・新居浜店」は屋根工事専門店で無料相談や無料見積りを行っておりますので安心してお気軽にお問合せください。
西条市・新居浜市のほか四国中央市や今治市にお住いのお客様からのお問い合わせも大歓迎です!
関連ページ
「街の屋根やさんの無料点検でお住まい全体の不安も解消!」
「新居浜市で屋根工事、雨漏り修理の相談なら街の屋根やさん西条・新居浜店」
屋根面と屋根面がぶつかるV字の箇所を谷といい、金属製の谷板金が施工されています。
谷は大量の
雨水が集中するところで雨漏り事例の多い部位となります。
こちらの谷板金は昔のトタンの谷板金なのでステンレス製やガルバリウム鋼板など高耐久の谷板金に交換するのをオススメします。
関連ページ
「屋根で最も雨漏りしやすい部分「谷板金」の修理方法」
次は外壁の状態を確認します。こちらの外壁はサイディングとよばれるもので定期的な塗装メンテナンスが必要な部材です。
サイディングの表面を手のひらで軽く擦り手のひらに塗料が付く「チョーキング」と呼ばれる現象がみられたら
塗装メンテナンスのサインです。
建物の外装リフォームには足場が必要となります。足場設置費は15万円~25万円ほどかかるので1度の足場設置で屋根と外壁両方のメンテナンスリフォームをすることが一石二鳥でお得でオススメです!
関連ページ
「
一度の足場で二度おいしい屋根・外壁工事」
外壁のほか雨樋や軒天も汚れが付着しています。こういう箇所も外壁塗装のときにそれぞれ塗料で
保護して劣化を防ぎます。
玄関ドアやサッシなどのアルミ部分は一般的に塗装しませんが雨戸の中央部はアルミではなく鉄部なので塗料で保護します。

以上で現地調査の終了です。調査報告書と御見積書をお客様に提出します。
屋根は塗装ではなく既存の屋根材を撤去して新しい屋根材へ交換する屋根葺き替えリフォームを提案させていただきました。もちろん、ランニングコストのかからない高耐久の屋根材を使用することをオススメします。
せっかく足場を設置するのでついでに外壁も塗装メンテナンスすることになりました。
塗料もたくさん種類があるのでお客様のご要望にあわせ最適な塗料をオススメします。

まずリフォーム工事の足場を組み立てる前日までには
工事対象物件の周りのご近隣へ工事挨拶をします。
リフォーム工事は音やホコリなどで近隣トラブルとなる場合があるので事前に周囲へ
挨拶をします。
このときに伝えるのは①
どこで工事するかのか?②
工事業者名と連絡先③工事期間④リフォーム工事の内容⑤音が大きい作業
の事前連絡等となります。
この事前挨拶を怠ると思わぬトラブルとなりご近隣だけでなくお施主さまにもご迷惑をかけるので非常に重要です。
関連ページ
「疎かにしてはいけない、屋根リフォーム前のご近所へのご挨拶」
それではリフォーム工事足場の組立てをはじめます。
足場材を長い荷台いっぱいに積み込んだトラックが
朝イチお客様のもとへ到着しました。
荷台には種類別にキレイに
整理されて積まれた足場部材が載っています。これは鋼製の「ビケ足場」と呼ばれる足場で一般住宅のリフォーム工事にはよく使われるものです。
まずは建物の周りに足場材を間配りしていきます。足場の柱の足元に設置するジャッキを仮置きしていきます。
建物の大きさや形にあわせて大きさの違う柱や手摺(てすり)を置いていき足場の位置決めをします。ブロック塀と近かったり隣接する建物と距離が近くても長さの違う足場部材を上手く組み合わせて足場を組み立てます。
リフォーム工事足場の組立てには作業内容の熟知が必要
柱の垂直と手摺の水平を手元の水平器で確認しながら足場職人さんが手際よく組み立てます。
こちらの足場は3人の足場職人さんが来てくれて1日で完成させます。
今回のリフォーム工事は「屋根の葺き替え工事」と
「外壁塗装工事」となります。作業内容に合わせて作業床の位置を的確な場所に設置します。作業床の位置が悪いと作業効率の低下や
作業しづらいことで工事品質を担保できません。
このためリフォーム工事の作業内容に熟知しているスタッフが段取りすることが重要となります。
また一度の足場で屋根工事と外壁の塗装工事をすることは将来のメンテナンスコストの節約につながり一石二鳥でお得なのでオススメします!

玄関周りなどお客様が日常的に通行する経路の足場には安全のため養生にマルチカバーをとりつけて、お客様が怪我しないように細心の注意をはらいます。
足場が組みあがると周囲に作業中の
ホコリやゴミが飛散するのを防止するメッシュシートを張り巡らします。
これでリフォーム工事の足場が完成しました。
足場職人さんが抜群のチームワークでキレイな足場を組み立ててくれたおかげで、安全に質の高いリフォーム工事をすることができます。
まずは既存のホームステッドの撤去から、最初に棟を解体します。棟瓦の下には下地の土があるので土も撤去します。
この時に土と瓦を分別しながら撤去します。
棟が解体できたら次は
平部のホームステッドです。ホームステッドを留める釘をバールで抜き、丁寧に剥がしてトラックの荷台に積み込みます。
ホームステッドの下には桟木とよばれる瓦を引っ掛ける木材があります。
桟木を外してこれも処分します。

谷部の谷板金は古いトタン製のもので劣化していたので、これも撤去します。
谷は雨水が集まり雨漏り被害を起こしやすい要注意箇所なので、屋根葺き替え時に新しい谷板金への交換をオススメしています。
既存の屋根材を撤去できたら新しい防水紙を施工します。
防水紙は瓦の下に侵入した雨水が雨漏りするのを防ぐ重要な
役割があります。
今回使用する防水紙は耐久性と防水性能に優れる改質アスファルト(通称:ゴムアスルーフィング)の「田島プラチナスタイル」です。
水下の軒先から棟に向って張り重ねていきます。この時に注意するのが防水紙を張り重ねる重ね代寸法。上下10㎝左右20㎝以上重ねて施工することが重要です。
この日は風が強く、防水紙が夜間飛ばされないようにPPバンドを防水紙の繋ぎ目に押えとして取り付けて対策しました。
関連ページ
「雨漏りを防止する屋根の防水紙の重要性」
谷部に使用する新しい谷板金です。耐久性に優れるガルバリウム鋼板製で厚みも0.35㎜と厚く丈夫なものを加工して谷板金を作りました。
この谷板金を谷部に設置して「吊り子」と呼ばれる細く短冊状にした同素材の板金で屋根下地にビス留めします。
この時に谷板金本体にビス穴を開けてはいけません。直接ビス留めするとそこから雨水が侵入し雨漏りとなります。
また谷板金に皺ができないように設置することも重要です。谷板金に皺があると気温変化による谷板金の収縮時に皺の部分に割れが発生する為です。
谷は雨水の流れを十分に考慮して施工しなければいけません。
新しい瓦を施工する前にまずは下準備をします。屋根の端部のケラバには袖瓦とよばれる役物を使用します。
この袖瓦と平部使用する桟瓦との隙間から雨水が侵入したときに屋根下地を濡らさないように、ガルバリウム鋼板製の捨て水切りをケラバに取り付けます。
万が一、袖瓦と桟瓦の隙間から雨水が侵入しても雨水が軒先までスムーズに排水されるようになります。
関連ページ
「ケラバとは?屋根の各部位の名称」
防水紙の上に使用する瓦の寸法で位置だしして墨付けします。
この墨の位置に合わせて瓦桟木を取り付けます。瓦桟木とは瓦の裏面の突起物のツメを引っ掛けるためのもので、耐久性の優れたものでなければいけません。
私たち「街の屋根やさん西条・新居浜店」は瓦桟木に防腐剤を加圧注入した15㎜×30㎜の
特注の木材を使用しているので、丈夫で末永く屋根を守ります。
それでは新しい瓦を施工します。今回使用する瓦は愛知県の三州瓦で(株)鶴弥の「サンレイ」を施工します。
サンレイは1130℃の高温で焼成された固く丈夫な瓦で他の屋根材のような塗装メンテナンスなどランニングコストがかかりません。
また、地震や台風など自然災害に強い「防災瓦」となっています。瓦は全てステンレス製の専用の瓦釘でしっかりと固定します。
特に風の影響を受けやすい軒の瓦は2本の瓦釘とL字型の釘の3カ所留めることで台風などの強風でも飛ばされる心配はありません。
関連ページ
「地震などの災害に強い! 従来のイメージを覆す防災瓦」
屋根面と外壁とがぶつかる壁際の瓦の施工は雨水の流れを考慮した施工をしないと雨漏りを起こす要注意箇所です。
壁際に使用する瓦には雨水が横に走らないように止水のための「シーラー」とよばれるスポンジのような部材を取り付けます。
これで台風などの風雨も
壁際から侵入することはありません。
このように屋根瓦の施工には専門の知識と豊富な経験が必要です。私たち「街の屋根やさん西条・新居浜店」は国家資格の「1級かわらぶき技能士」「瓦屋根工事技士」「瓦屋根診断士」をもったスタッフが責任をもってサポートしますので、ご安心ください!
事前に棟に「棟金具」を90㎝間隔で取り付けておきました。これは自然災害に強い強化棟施工で、この棟金具に40㎜×40㎜の木材を取り付けて棟瓦の木下地とします。
もちろんこの木下地も防腐剤を加圧注入した特注の木材なので抜群の
耐久性で安心です。

これで屋根の平部の瓦の施工ができました。
般的に瓦と聞くと真っ先に日本瓦をイメージが強く和風の建物だけと思われるお客さまもいらっしゃいます。
瓦にも洋風の建物に似合う洋瓦もあります。今回施工した「サンレイ」にはいくつか色の種類があり、モダンやシャープなイメージからヨーロッパの地中海地域の建物のようなかわいいイメージのお色もありますので洋風の瓦をご検討の方は「街の屋根やさん西条・新居浜店」の無料相談を利用してご相談ください。
風の影響を受けやすいケラバと棟はビスでしっかりと固定
ケラバには役物瓦を使用します。袖瓦とよばれるL字型の瓦を施工します。
袖瓦にはビス穴がありステンレス製のビスでケラバの木下地に固定します。
袖瓦1枚に対し3カ所ビスで固定することで台風など強風が吹いても瓦が飛ばされる心配はありません。
ビス穴から雨水が侵入しないようにビス頭の下に止水パッキン付きビスを使うことで木下地が雨水で腐るのを防ぎます。
屋根の壁際もしっかりと雨漏りしないように施工します。
屋根工事専用の南蛮漆喰を台状に盛って「のし瓦」を壁際の水切板金の下に潜らせるように施工します。
壁を伝った雨水が水切板金とのし瓦の表面を通って計画的に排水させることで屋根の壁際から雨漏りするのを防ぎます。
このように雨水を上手く逃がして雨漏りを防ぐことを「雨仕舞(あまじまい)」と呼び、これには専門の施工知識と経験が必要です。
つぎに無縁の施工にはいります。あらかじめ取り付けていた木下地の木材に乾式面戸シート「ハイロール」を被せます。
乾式面戸シートを木下地にタッカーで留め付けて両端のブチルを瓦に接着します。ここに隙間があると雨水が侵入するので、隙間なく留めるためローラーで転圧して瓦に圧着させます。
昔の棟の施工法は土や漆喰を使って棟の下地を作って棟瓦を施工する「湿式工法」が主流でしたが
、最近はこちらのような乾式面戸シートを使った「乾式工法」が増えてきています。
関連ページ
「瓦屋根を更に軽く!棟瓦の乾式工法で住宅の耐震性を向上」
乾式面戸シート「ハイロール」の上に棟瓦を被せて木下地にビスで固定します。
もちろん棟瓦もケラバの袖瓦同様にパッキン付きステンレス製ビスを使用します。
棟の施工ができて屋根工事の完成です。
軽量瓦「サンレイ」がキレイに葺きあがりました。
こちらのような洋風の建物にもよく似合います。
コーキング工事は、外壁塗装工事の良し悪しを左右するとても重要な工事です。
外壁に施工されたサイディングのパネルとパネルををつなぐ目地部分に使うのが、弾性に富んだ樹脂系のコーキング材です。
コーキングは経年で劣化するため、定期的な打ち替え工事が必要になりますが、同じく定期的な塗り替えが必要な外壁塗装工事と同じタイミングでおこなうのが一般的です。
コーキング工事は、古いコーキングをすべて剥がしておこなう〈打ち替え〉と既存のコーキングの上に施工する〈増し打ち〉があります。今回は打ち替えなので古く劣化した既存のコーキングを除去します。
関連ページ
「屋根塗装・外壁塗装で屋根と外壁の防水性を回復させる」

「シーラー塗装」とは、塗装工事における下塗りに該当する塗装作業のことです。
外壁塗装や屋根塗装では、「下塗り・中塗り・上塗り」と3度に渡って重ね塗りをするのが一般的だと言われています。
シーラー塗装などの下塗りには、下地(外壁材や屋根材など)と上塗り塗料(中塗りと上塗りで使用する塗料)とを密着させる役割があります。
上塗り塗料を外壁などにそのまま塗っても塗膜はうまく密着しないので、外壁塗装は長持ちしません。
またシーラー塗装には、外壁が過度に上塗り塗料を吸い込むのを防ぐ役割や、下地を補強してコンディションを整える役割もあります。
今回使用する塗料は日本ペイントのラジカル制御塗料「パーフェクトトップ」
ラジカル塗料の「ラジカル」とは、酸素や紫外線、水などが顔料に接触することで発生する劣化因子をいいます。つまり、ラジカル塗料とは「ラジカル」の発生を可能な限り抑える効果があり、長期間塗膜の劣化を防ぐ塗料です。
塗膜の耐候性が高く長寿命のため、注目を集めつつあり、「一番人気がある」と言われてきたシリコン塗装と並ぶほど、今後ヒットしていくことが期待されています。
関連ページ
「ファインパーフェクトベスト│ラジカル制御塗料で屋根塗装」

ラジカル塗料は、シリコン塗料とほぼ変わらない金額でリフォームできる上、耐用年数もやや長いとされています。
最新技術で高性能のラジカル塗料の魅力を発揮し、長持ちする塗装を実現するためには、ラジカル塗料の知識と実績がある業者に依頼することが肝心です。
シリコンなどの他の塗料を検討したい方もいらっしゃるでしょう。建物の状態やコストに見合った塗料を提案してもらうことをおすすめします。
次回の付帯部の塗装ブログ
「新居浜市でラジカル塗料のパーフェクトトップで外壁塗装リフォーム」
屋根や外壁など外装リフォームは私たち「街の屋根やさん西条・新居浜店」へお任せください。
無料相談や無料見積りをおこなっておりますので安心してお気軽にお問い合わせください。
関連ページ
「リフォーム施工の流れ」
施工対応エリアは愛媛県全域!
街の屋根やさん西条・新居浜店
0120―12―0603
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane-ehime@tankawara.co.jp
有限会社丹瓦建材店
〒793-0073
愛媛県西条市氷見丙466
愛媛県の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane-ehime@tankawara.co.jp
有限会社丹瓦建材店
〒791-1102
愛媛県松山市来住町798−7
ベルメゾン南久米102号室
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane-niihama@higaki-roofest.com
桧垣スレート株式会社
〒792-0811
愛媛県新居浜市庄内町3丁目1−46

各種屋根工事メニュー
私たち『街の屋根やさん』は神奈川県を含む関東全域を施工エリアとする、お住まいの屋根の専門店です!
街の屋根やさんでは下記の工事を取り扱っております。工事内容の詳細は各工事ページでご確認下さい。

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。

弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。

弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。