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今治市にて人気の軽量瓦で地震・台風に強い屋根工事完成
今治市 地震
【工事のきっかけ】
今回屋根工事を行ったのは今治市在住71歳のT様。
以前から「巨大化する大型台風の被害」や「南海トラフ地震」の報道で自宅の防災対策が気になっていたそうです。
そんなある日、新聞記事で『新築住宅の瓦の固定義務化!ガイドライン工法改定へ』という内容の記事が目に留まり、一度屋根の点検をしようと決心!
インターネットで当店の「屋根の無料点検」を見つけてお電話を頂きました。
お宅にうかがい、屋根の点検をするとT様邸の屋根はモニエル瓦という現在廃盤になった瓦の屋根。
築38年と年数は経っていますが定期的な塗装メンテナンスのおかげで瓦自体に問題は無く雨漏りの心配はありませんでした。
しかし昭和の施工ということもあって瓦は1段飛ばしの留め付け。
半数は桟木に引っ掛かっているだけの状態でした。
その状態でも通常の台風程度なら問題ないのですが、最近の大型台風が来たときには瓦が飛散してしまう危険があります。
実際に大阪を襲った平成30年の台風21号の復興でお手伝いに行った際には、T様邸と同じモニエル瓦が飛んでしまって近隣のお宅の屋根やカーポートを痛めてしまった様子を目の当たりにしました。
またT様は瓦の重量も大変気にしていました。
耐震性はしっかりとあるお家ですが、屋根が軽いに越したことはありません。
モニエル瓦は1枚/4.5㎏・1坪(35枚)/144㎏
T様邸屋根50坪で7.2t以上の重量になります。結構な重さですよね(;^ω^)
以上の二つの問題を解決するべく最近人気の高い軽量瓦『ROOGA』を使って葺き替えの屋根工事をさせて頂くことになりました。
まずはモニエル瓦の解体
撤去をおこないます。
棟部はしっかりとビスで留められていたので、38年たった今でもしっかり固定されていました。
1本
1本
丁寧にビスを抜いてバラします。
平部は瓦の半数ほどが釘打ちされていない状態なので比較的解体は楽なんですが…
1枚4.5㎏あるだけに
持ち運びは大変です(;^ω^)
腰を痛めないように気を付けながら人海戦術で進めていきます。
モニエル瓦の撤去が終わったら次は桟木を取り外しましょう。
桟木とは瓦を引っ掛けて固定するための3㎝幅くらいの木で、瓦留め付けの要!
しっかり固定されているので
バールや釘抜きを使って取り外してます。
桟木が取れたら野地板の掃除ですね。
解体時に割れた瓦の破片や釘、長年の積もった埃などを掃除していきます。
モニエル瓦の解体が終わったら新しい屋根材の工事です。
まずは今回の屋根工事の主役の『
軽量瓦ROOGA(ルーガ
)
』を簡単に紹介しましょう。
こちらのROOGAはモニエル瓦と同じセメント瓦なんですが、セメントに樹脂や繊維材料が混ぜられています。その結果の大きな特徴がこちらの3つ!
1、軽い!(1坪/68㎏とモニエル瓦1坪/144㎏の半分以下!)
セメントに樹脂を混ぜ合わせ、内部に無数の気泡を作る特殊な製法で瓦の厚みを持たせたまま軽量化に成功。
地震時の家へのダメージがグッと軽くなります!
2、強くて割れにくい!(陶器瓦よりも高い耐衝撃性)
補強繊維材料が生む粘り強さで強い衝撃をうけても素材の粘り強さで衝撃を緩和します。
台風時の飛来物でもなかなか割れません!
3、色褪せしにくい!(紫外線に強いグラッサコートで綺麗が長持ち)
無機系塗料「グラッサコート」は分子同士の結び付き紫外線のエネルギーよりも強く色褪せしにくい。
厳しい耐候試験(30年相当)でも色の変化はごく僅か!
今回のT様邸は「ROOGA鉄平」自然石の風合いをもたせた洋風仕様ですが、和形瓦風の「ROOGA雅」という商品もあります。
どんなお家にもマッチする、いま人気の屋根材がこの「ROOGA」ですね。
→もっと詳しくROOGAについて知りたい人はこちら
ではここから葺き替えによる
屋根工事を紹介します
。
上の写真は
ROOGAを施工するための下準備をしている様子ですね
。
モニエル瓦の解体・野地板の掃除が終わったら、まずルーフィングという防水紙を張って下地防水をします
。
ルーフィ
ングだけの写真がなくて申し訳ないのですが(;^ω^)下のポツポツがついたのがルーフィングです。
高分子系ルーフィングという耐候性に優れたルーフィングを張っています。
次に桟木の打ち付け【写真左(上
)
】
です。
この桟木に瓦を引っ掛けて釘打ち固定することになるの
で
瓦留め付けの要の
大事な木ですね。
ROOGAのサイズに合わせてしっかり施工します。
【写真右(下
)
】は棟金具を取り付けたところです。
後ほど棟の施工の際に出てきますが、地震や台風の影響を受けやすい棟部をしっかりと固定するための大事な金具なんです。下地の段階で野地板にビスでガッチリ
と留め付けておきます。
ではここからROOGAの施工に入りましょう
。
先程の桟木に
ROOGAを引っ掛けて
ステンレス釘で打ち
留めます。
ROOGA の場合通常の平部は
2カ所の留め付け
で
良いのですが、風の受けやすい軒先部はガイドライン工法・ROOGA の施工マニュアルともに3カ所留めになっています。
釘にはギザギザの模様が返しになって引っ張っても、なかなか
抜けないように加工がされています
。
【写真左(上
)
】はROOGAを斜めに切断しているところですね。
屋根の形に合わせて
集塵機(掃除機
)
と繋いだ切断機で切っていきます。
平部の屋根工事が完成しました【写真右(下
)
】
T様邸は複雑な形状の屋根だったので切る箇所が多く少し大変でした(;^ω^)
棟は「耐震金具+屋根用漆喰+ビス留め」で地震が来ても大丈夫!
平部が終わったら棟部の施工。T様邸・
屋根工事も
あともう一息です!
屋根で一番高い所・屋根面との境にくる棟部は地震・台風の被害の一番出やすいところ。
ここもガイドライン工法にのっとった棟金具入り施工で防災対策を行います。
下準備の際に取り付けた棟金具に棟木という芯材をビス打ちします【写真左(上
)
】
一見分かりませんが、この棟木は防腐防虫材を加圧浸透させたもので湿気等にも強い仕様となっています。
次に棟木に沿うように台土を置きます。
これは棟の瓦の隙間から水の侵入防止のためでシルガードという防水剤の入った屋根専用漆喰で行います。
台風のような横殴りの雨の時でもシルガードがしっかり雨を防いでくれるので安心です!
最後に上から棟の瓦を被せてビス打ちです。
棟金具で
下地に
固定された棟木に
打ち付けることで台風の強風・地震の揺れでもヘッチャラです。
今治市T様邸の屋根工事が完成しました。
7.2tを超えるモニエル瓦から軽量瓦ROOGAへの葺き替え屋根工事で重量は3.5tの半分以下に
。
これで大きな
地震の際もお家へのダメージは大いに軽減されます。
またROOGAの「ガイドライン工法による瓦
全枚数
留め付け
」で巨大台風の風でも飛ばず、飛来物にも強い割れにくい屋根が出来ました。
永く
T様の安心安全なセカンドライフを支えていってくれることでしょう。
屋根の事でご不安がある際には是非街の屋根やさん西条・新居浜店にご連絡ください。
屋根の専門スタッフが
親身になってお客様の
お話を伺います。
街の屋根やさん西条・新居浜店
℡0120-120603
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