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今治市で運送トラックの衝突で破損した塀瓦の修理工事
今治市 屋根補修工事 屋根補修工事
【工事のきっかけ】
今治市本町で運送トラックが塀にあたって塀瓦に被害がでたお客様からご依頼いただき修繕工事を行いました。
今回は被害のあったお客様よりのご依頼ですが、運送会社さんの保険を利用した工事となります。
それでは塀瓦の修繕工事の工程をみていきます。
基本情報
- 施工内容:屋根補修工事 屋根補修工事
- 施工期間:1日間(特注瓦の製造に1か月)
今治市にあるこちらの瓦の塀は先日、配送中の運送トラックが接触して塀瓦の一部が破損しました。
ここは隅と呼ばれるコーナー部分で車の接触による瓦の破損事例の多い部位でもあります。
こちらの塀の瓦は通常の瓦と違い、あまり見かけない瓦が施工されています。
「目板瓦(めいたかわら)」と呼ばれる特殊な
瓦で、京都の町屋などで使われる珍しい瓦です。
左右の瓦が接する木口部分を「合端(あいば)」と呼ばれる
加工でピッタリ擦り合わせる高い技術が必要な瓦です。
コーナーの隅巴とよばれる瓦は塀の角度にあわせた瓦を使います。直角90度の隅巴は在庫品がありすぐに用意できますが、こちらの塀は敷地の形状に合わせた角度で125度のため
特注で作らないといけません。
瓦の産地
兵庫県の
淡路島
の製造メーカーに発注したところ納期は約1か月かかりました。
その間、雨漏りで塀の木部が傷まないようにシートで雨養生して、1か月後の特注瓦が届いたので塀瓦の修理工事に入ります。
それでは塀瓦の修理工事をはじめます。
まず、破損した瓦の周辺を解体します。今回の車の接触による被害は瓦だけで木部は傷んでいませんでした。
棟瓦は傷んでいなかったので、解体した瓦は掃除して再使用して復旧します。
破損した
目板瓦は新しい瓦を
施工します。
瓦の個々の捩れ癖を見分け選別して、木口がピッタリ合うように合端していきます。
電動工具のサンダーで加工してダイヤモンド砥石で切り口をキレイに整えて摺り合わせます。
この作業は熟練の職人さんが時間をかけて丁寧に施工する、職人の腕の見せ所でもあります。
目板瓦の施工ができたら棟の瓦を施工します。
元の瓦を再使用して復旧します。昔は瓦工事に土を使用していましたが現在の瓦工事には専用の南蛮漆喰を使って施工します。
南蛮漆喰は丈夫でシリコーンが配合されているので雨水を弾く撥水効果があり防水性に優れます。
南蛮漆喰を台状に盛り棟の瓦をのせます。瓦と南蛮漆喰を交互に積み重ねて施工していきます。
これで塀瓦の修理工事は完成しました。目板瓦の合端加工もピッタリ隙間なく摺り合わされて綺麗に仕上がりました。
お客さまも綺麗になって喜んでいただけました。
塀瓦の工事は人の目が近く繊細な作業が求められ、高い技術力が必要です。
私たち街の屋根やさん西条・新居浜店は屋根工事専門店として創業50年をむかえ豊富な経験と実績のある職人さんが在籍しています。
瓦や屋根のお困りごとは安心してお任せください。
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