お客様の不安を屋根点検で払拭

西条市にお住いのお客様より屋根点検のお問い合わせをいただきました。
こちらの屋根は平部がセメント瓦で棟はいぶし瓦の「のし積み」になっています。

「のし積み」の棟とは「のし瓦」と土を交互に重ねていく工法で昔は高い棟ほどステータス性がありました。
ですが高さの高い棟は重量が重く工事金額も大きくなるので、現在は耐震性も考慮して低い棟で施工することが増えてきました

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瓦も凍ります。凍害の被害とは？

お客様が気にされていた瓦が地面に落ちている原因は瓦の「凍害（とうがい）」により割れた瓦が屋根からおちていたのです。

凍害とは瓦に染み込んだ水分が気温の低下で瓦内部で凍って膨張するときに瓦を破損させる現象です。
気温の低い山間部でよく見られ、西条市や新居浜市の平野部でも焼の甘い瓦は給水率が高いので凍害にあいます。

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凍害の被害にあった瓦は再利用できないので既存の棟を撤去して新しい瓦で棟修理することをご提案させていただきました。

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棟の中の雨漏りの痕跡

屋根工事の様子をご紹介します。
まずは既存の棟を解体して処分します。

棟の中の土が湿っています。これは数日前の雨の影響で雨漏りしていた証拠です。

「のし瓦」が水平に近い状態で施工されています。これでは雨が降ると雨水が棟の中心部に逆流して雨漏りしてしまいます。
「のし瓦」は屋根の勾配と同じくらいの傾斜を外側につけて施工するこてで水切れがよく雨漏りしません。

こちらの屋根は施工の仕方が原因で雨漏りしていました。
屋根の施工は専門の知識と豊富な経験が必要です。
屋根工事は専門店の私たち街の屋根やさん西条・新居浜店へお任せください！

棟が解体でき平部に落ちた土を掃き掃除しました。
今回は棟修理なので解体するのはここまでとなります。

災害に強い耐震強化棟

新しい棟の施工は耐震強化棟仕様でします。
「棟金具（むねかなぐ）」を屋根下地に固定して40㎜×40㎜の木材をのせて棟金具にビスで固定します。

この木材は棟瓦をビス留めするための木下地の芯木です。

これにより地震の揺れにも強く耐震性を発揮します。

軽くて工事金額も安い、７寸丸瓦で棟修理

芯木の周りに屋根工事専用の「南蛮漆喰（なんばんしっくい）」をコテで盛ります。
昔は屋根工事には土を使用していましたが現在は強度と耐久性に優れた「南蛮漆喰」を使っています。

「7寸丸瓦」を被せて芯木にビス留めします。
これで台風など強風でも風で飛ばされることはありません。

「のし積み」の棟に比べ「7寸丸瓦」の棟は重量が軽く瓦代と施工費も抑えることができます。

屋根のお困りごとやお悩みは屋根工事専門店の街の屋根やさん西条・新居浜店へお任せください。

無料の屋根点検を行っております。

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