橿原市で歴史あるお寺の雨樋取り替え交換工事を行いました。

雨樋は一年中稼働しておりあまり目立たない存在ですが、とても重要な役割を担っております。

雨樋は稼働率が高い分劣化も早いのです。

耐用年数が過ぎてしまう前にメンテナンスをお勧めします。

では工事の様子をご覧下さい！！

既存の雨樋の状態を調査

工事の前には必ず現在の状態を調査します。

雨樋だけではなく固定する場所は問題ないか・・・なども大切で必ず点検いたします。

雨樋は耐用年数が15〜20年です。

色褪せや耐久性も低下している状態でした。

建物を守るためにも雨樋交換を行なってきます。

REVO社の水平器を使用し勾配の確認

雨樋取り付けの際には必ず確認が必要な作業がります。

水勾配の確認です。

雨水の排水を担う雨樋はスムーズに雨水が流れなくてはなりません。

ですので、勾配を少しつけ右から左、または左から右へと排水できるように水平器で勾配をつけて設置で記すように測定します。

雨樋は専用金具でビス固定

金具を使用し雨樋を固定します。
固定にはビスを使用します。

横樋が劣化により変形したり曲がらないよう金具の固定間隔は短くししっかり固定していきます。
継ぎ手が外れないようにする効果もあります。

雨樋は劣化によりヒビや破損を起こすこともあります。
太陽に光が直接降り注ぐことで紫外線による劣化もで傷みを帯びてしまうことも・・・

定期的なメンテナンスはこういった問題を未然に防いだり、被害が最小の時に解決することができることで屋根や外壁への被害拡大を予防できるのです！！

横樋・集水マス・堅樋など各部分名称

総称して雨樋と言いますが各部分に名称があります。

横樋・・・軒樋とも呼ばれ、軒に沿って設置され屋根を伝って流れた雨水を最初に受ける部分です。
集水マス・・・横樋に流れてきた雨水を集め次に流れる堅樋と接合部分
堅樋・・・外壁にそって縦に設置される部分。

今回の工事では全ての部分を交換しました。
工事によっては部分的に交換することもあります。（破損など）

工事完了です！
新しい雨樋は屋根にもなじんでいますね！
お客様も満足とのお声をいただきました。
ありがとうございました。