奈良市で築20年のトタン屋根が褐色に錆びつき劣化しています。

耐用年数が10〜20年のトタンですのでメンテナンスとしてガルバリウム波板を使い、取り替え工事を行います。

オンライン相談からのご連絡でした。

現場調査から見積もり作成を行い、工事内容ご説明、改めてご依頼をいただきました。

では、工事の様子をご覧下さい！！

トタン屋根の劣化で錆びつき褐色化

トタン屋根の耐用年数は20〜30年です。

鉄鋼に亜鉛を塗布しメッキされているトタンは雨ざらしによりメッキの剥がれが起こります。経年劣化です。

メンテナンスを行わずメッキの剥がれた状態で雨ざらしになると錆びつきを起こし、写真のように褐色化してしまいます。

機能的にも見た目的にもあまり状態は良くないので、メンテナンスでガルバリウム波板へ取り替えていきます。

トタン屋根のメンテナンス方法

トタン屋根は7年ほどで錆が出てきます。

この時点だと軽度ですので、塗装でメンテナンスが可能です。

今回のような錆が全体に回ってしまっていると塗、装では賄えないため取り替えや葺き替えが必要となります。

また釘で固定されていますので、穴あきが発生してしまっている場合もあり塗装は不可となります。

長持ちのコツは錆が発生してしまう前に塗装し予防するということです！！

ガルバリウム波板で取り替え工事

トタンと同じ金属屋根材のガルバリウムを使用します。

トタンとの違いは、メッキされている表面材の違いです。

中心は鉄鋼で同じです。

ガルバリウムは亜鉛のほかにシリコンやアルミニウム含有の表面材でメッキされています。

そのため酸化しにくく錆びにくい耐久性に優れます！！

トタンを撤去しガルバリウム波板をビスで固定していきます。

屋根面のトタンを撤去し、ガルバリウム波板をビスで固定していきます。
外壁部分のトタンは今回は見送ります。

トタンとガルバリウムの見た目の違いは分かりにくのですが、耐用年数は違いメンテナンスの時期も違うので注意しましょう。

ガルバリウムの耐用年数は20〜30年です。

金属屋根は熱伝導率が高いので、防水紙や塗料で対策を取りましょう！！

屋根全体の取り替え交換が完了しました。
工事終了です。

現場ブログでも工事の様子をご紹介しています。
伏せてご覧いただければ幸いです。