生駒市で築39年の瓦屋根の修繕工事と雨樋の取り替え工事を行いました。

瓦は剥がれを起こし破損している部分もありました。

オンライン相談からご連絡頂き現場調査へ。
工事内容のご説明と見積もり作成を行いました。

大掛かりなリフォーム工事ではなく破損箇所を修繕していくことで問題部分を解決していきます。

では工事の様子をご覧ください！！

瓦の破損箇所隅棟の崩壊

隅棟は崩壊し土台から崩れてしまっています。

土台の葺き土が出てきてしまっていて瓦の上は土だらけです。

土台作りの前に綺麗に土を履き清掃します。

棟瓦の取り直しを行っていきます！！

土台は葺き土と漆喰で作ります

棟瓦の取り直しは土台から作り直していきましょう。

まずは葺き土を盛り込んでいきます。

棟瓦の場合、歪みの懸念により糸をはり真っ直ぐに施工できるように工夫します。

また一番最後に棟瓦を固定する銅線はこの時に仕込んでおきます。

熨斗瓦を積んでいき最後に棟瓦を設置します。

漆喰を詰め、鬼瓦も固定していきます。

平瓦はヒビや欠け、ズレを修繕していきます

劣化により葺き土の固定力は低下しています。

瓦はズレを起こし剥がれてしまうのです。

ですので、コーキングで瓦を止めます。向かって左側のみにコーキングで止めていきます。

無闇にコーキングで固定すると雨水の排水が上手くいかず滞ってしまっては元も子もありません。

このように固定する箇所は決められています。

軒先の瓦破損は新しいいぶし瓦で修繕

軒先の瓦数枚が破損し大きくかけてしまっています。

下地が剥き出しになって危険です。

このままでは確実に雨漏りを起こしてしまいます。

新しいいぶし瓦で修繕し交換していきます。

周辺の瓦を一旦剥がしズレがないように固定し直します。

雨樋の耐用年数は15〜20年です

雨樋は稼働率が高く劣化しやすい部分です。

耐用年数が過ぎているので取り替え交換を行いました。

軒樋や集水マス、堅樋を交換しました。

雨樋の破損で屋根だけでなく外壁にも影響が出てしまうため定期的にメンテナンスを行いましょう。

屋根の修繕工事と雨樋工事が完了しました。
ありがとうございました。

こちらの工事は、本日の現場ブログでも詳しくご紹介しています。

・生駒市で築39年の瓦屋根の修繕工事、葺き土が乾燥し固定力低下
・生駒市で築39年の瓦屋根の棟瓦、隅棟、平瓦箇所毎に修繕工事

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