奈良市で築38年の瓦屋根の一部補修工事を実施。

築年数上リフォーム時期を迎えているのですがコスト面やお客様のご事情により相談の上破損箇所を補修していきます。

工事内容はご提案の前にお客様のご意見も必ずお聞きし、見積もり内容に反映させて頂きます。

下り棟の瓦の剥がれと平瓦の破損をいぶし瓦にて補修していきます。

では工事の様子をご覧ください！！

剥がれを起こした下り棟と破損している隅棟

長い年月により瓦の塗料は剥げています。
しかしスレートの様に塗装し直さなくても瓦は問題ありません。
外観が気になるという方は専用塗料が販売されていますので塗り直しても良いかと思われます。

下り棟の棟瓦が剥がれてしまっています。

また隅棟の瓦は破損していますね。

一部補修ですが最善を尽くしていきたいと思います。

いぶし瓦を用い棟瓦を設置しました

用いた瓦はいぶし瓦です。
いぶし銀と言われシルバー色のような色をしています。

周りとの色の差は仕方ありません。

棟瓦ですが熨斗瓦を積み直し漆喰で固定していきます。

その際銅線も張り直し棟瓦が固定できるようにします。

ずれなく固定し剥がれを起こさないよう最善を尽くします。

平瓦はヒビや欠けを補修

平瓦はヒビが入っていたり欠けていたり問題箇所の瓦を撤去し新しく設置し直します。

瓦自体は耐用年数が長く50〜60年と長寿命です。

見た目の美観は無くなっていますがヒビや欠けがない限り瓦には問題ありません。

周辺の瓦を外し葺き土にて固定し直します。
ズレの補修を行います。

両サイドに下り棟、丸瓦も補修

シンプルな切妻の形状ですが、デザイン性は高く下り棟や丸瓦を使用した屋根です。

下り棟の隣に丸瓦が設置されています。

ズレをヒビが入っているので補修します。

今回は一部問題箇所のみの補修工事でした。
このようにお客様のご事情は工事内容に反映し危険のない範囲で工事を施工させて頂きます。

工事が無事終わりました。
街の屋根やさん奈良店では無料点検を行っています。
屋根の心配ごとは一度ご相談下さい！オンライン相談も承っています。