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橿原市の瓦屋根、谷板金塗装・漆喰詰め直し・瓦の部分補修で不安解消
【工事のきっかけ】
2階の窓から屋根を見た時に、転がっている瓦を見つけました。
少し見回してみましたが、どこの瓦か分からず、とても不安になり、屋根の点検をしてもらおうと思いました。
でも、以前お願いしていた屋根やさんは廃業されていて、初めての業者に依頼するのはとても不安でした。
何社かに連絡して、一番最初に来てくれたのが街の屋根やさん奈良店でした。
他の業者と比べて、とても誠実に対応してくれたと感じましたので、お願いすることにしました。
基本情報
橿原市の瓦屋根のお宅にお住いのお客様から下屋根に瓦の欠片を見つけて屋根の状態が不安なので、無料点検をしてほしいとご連絡を頂きました。
早速現地に向かい、点検をさせていただきました。
屋根に大きな不具合はありませんでしたが、塗装が剥がれかけていた谷板金の塗装と無くなっていた棟の漆喰詰め直し・破損した瓦の部分補修工事を依頼していただきました。
こちらの施工事例では、無料点検から工事の終了までをお伝えしていきます。
定期的な点検と小さな不具合のうちに補修工事を行うことで、お客様の不安を解消し、ずっと安心して暮らせる家を維持できます。
是非一度、無料点検してみませんか?
無料点検をご依頼いただいたお宅に到着しました。
まずは、今回お客様にお問い合わせいただいたお礼を申し上げてから、詳しい話をお伺いしました。
瓦の欠片を発見して以降、お客様の不安は日増しに大きくなっているというお話をお伺いし、一日も早く安心して頂きたいと痛感いたしました。
早速、はしごを掛けて屋根に上ります。
街の屋根やさんの無料点検では、必ず屋根に上って直接目で見て確認させていただいています。
実際に屋根に上らないと分からない不具合もたくさんあるためです。
屋根に上った際にはこまめに写真を撮って、お客様にも目で見て確認して頂けるようにしています。
大屋根の大棟まで上ってきました。
最初に気になったのは、棟瓦の下にほとんど漆喰が見えない事でした。
漆喰は土葺き棟瓦の葺き土が流れ出ることを防いでいますので、漆喰が経年劣化や風雨などで剥がれて無くなってしまうことで、葺き土が減少し最終的に雨漏りに繋がってしまいます。
こちらの屋根は、真ん中あたりに切り替え部分がありました。
切り替えた棟の端の漆喰が剥がれて、葺き土が流出してしまっていました。
屋根全体を点検していると屋根の上に転がっている瓦を発見しました。
その周辺を確認しましたが、剥がれている瓦はありませんでした。
隣接する住宅の屋根が強風によって大変な被害を受けられていたので、そちらの瓦が飛んできたのかもしれません。
飛んできた瓦がぶつかった衝撃で、平瓦が1枚ひび割れていました。
お隣の屋根に比べて、こちらの屋根は瓦に歪みやズレが無く、綺麗な状態でした。
大屋根に続いて、下屋根を点検していきます。
こちらがお客様を不安にさせた瓦ですね。
壁の傍に熨斗瓦が欠けている箇所を見つけてはめてみると、ピッタリはまりました。
下屋根も全体的に漆喰が剥がれてしまっていますが、平瓦には大きなズレや歪みはありませんでした。
下屋根には谷樋がありました。
2方向から角度の違う屋根がぶつかる場所に設置されているのが谷樋です。
谷樋は雨水が集中する箇所であり、
雨漏りリスクの高い部位です。
谷樋には板金が使用されていて、こちらの谷樋の素材は
トタン板でした。
お客様の話では十数年前に塗装をしたそうですが、その塗装が剥がれかけていました。
下屋根には、隅棟もありました。
こちらの隅棟の棟瓦は固定していた銅線が切れて、とても不安定な状態でした。
風雨で落下しなくてよかったです。
とりあえず、応急処置として養生テープで留めておきましょう。
屋根の無料点検が終了しました。
瓦屋根自体には大きなズレや歪みはありませんでしたので、漆喰の詰め直しと下屋根の隅棟の棟瓦積み直し・破損した瓦の補修と谷板金の塗装をして屋根の補修工事をされることをご提案しました。
瓦の欠片を発見して以降、とても不安な気持ちで過ごされていたお客様は大変安心されて、当方のご提案通りの工事をさせていただけることになりました。
下屋根の谷板金の塗装の作業から開始します。
谷板金に使用されているトタンは、薄い鉄板に亜鉛メッキを施した鋼板で、軽量で安価なことから古くから屋根の素材としても重宝されてきました。
耐用年数は20年ほどとも言われていますが、表面の塗膜が剥がれることでその部分から錆びが生じます。
錆を放っておくと穴が開いてしまい、穴が開いたトタンは交換するしかありません。
こちらの谷板金は塗装をされていたため、塗装の剥がれはあったものの穴あきなどの不具合はありませんでした。
まずは、塗装の前にケレンを掛けます。
ケレンとはヤスリやサンドペーパー・工具などを使用して、トタンの汚れや錆び・古い塗膜などを落とす作業です。
ケレン作業の出来によって塗装の仕上がりが大きく変わってきます。
ケレン作業をした後は、周囲の屋根材に塗料が付着しないようにしっかりと養生をし、塗装していきます。
塗装は下塗り・中塗り・上塗りの3度塗りが基本です。
下塗りでは、錆止めの入った塗料を使用します。
下塗りでトタンの表面の凸凹が埋められ、トタンにしっかりと塗料を密着させることで、耐久性が高くなります。
次に中塗り作業をしていきます。
今回の塗装で使用する塗料は、アクリルシリコン塗料です。
アクリルとシリコンを合成させた塗料で、塗装後の乾燥が早いという特徴があります。
塗料としては少し高価になりますが、防汚効果があり耐久性が高いため、最近ではよく使用されています。
中塗り塗料が乾燥したら、上塗りをします。
上塗りした色の状態が仕上がりの色になるため、色ムラにならないように丁寧に塗装していきます。
光沢のある綺麗な谷板金の完成です。
銅線が切れて不安定になっていた隅棟の棟瓦を積み直していきます。
応急処置のために留めておいた養生テープを外して、棟瓦を一旦外しました。
棟瓦が不安定になっていた一因には、土葺き棟瓦の葺き土の粘着力の低下も関係していました。
一度外した鬼瓦を棟瓦の先頭に設置します。
鬼瓦から繋がっている銅線も新しいものに取り替えました。
新しい葺き土を載せて、既存の瓦を積み直していきます。
古い瓦を再利用できるのも瓦屋根のメリットですね。
瓦屋根の棟には全て棟瓦が設置されていますが、その棟瓦の固定と葺き土の流出防止のために、棟瓦と平瓦の隙間には漆喰が詰められています。
漆喰の原料は消石灰で、日光や風雨によって崩れたり剥がれたりするほか、時の経過とともに痩せていきます。
漆喰の耐用年数は約20年と言われているので、50年~100年もの長寿命である陶器瓦に比べるとかなり短いため、漆喰の詰め直しは必要な補修工事です。
漆喰の詰め直しって自分でもできそう・・・と思われる方もいらっしゃるとは思いますが、実は、詰める漆喰の量が多くても少なくても雨漏りの原因となるため、塩梅が難しい作業です。
また、屋根の上は高所のため、落下して大けがを負う可能性もあるため、ご自身で行うことはやめて下さいね。
屋根の補修は街の屋根やさん奈良店にお任せください!
今回の工事では、屋根に転がっている瓦の欠片を発見されたことで依頼に繋がりました。
このように、小さな不具合のうちに補修工事をされることで、お家を長持ちさせることが出来ます。
新型コロナウィルスが蔓延している昨今、人と会うことを躊躇されている方もいらっしゃるでしょう。
街の屋根やさん奈良店では、新型コロナウィルス対策を万全に、お客様と接しています。
それでも対面でのコミュニケーションに不安をお持ちのお客様は、電話やメールでも対応させていただいています。
電話でのお問い合わせはコチラ → 0120-303-884
梅雨入り前の今が、絶好の点検時期です。
今回の工事については、本日の現場ブログでもご紹介しています。
・橿原市で棟瓦積み直しと瓦の部分補修・漆喰の詰め直しで不安解消!
トタンの谷板金をアクリルシリコン塗料で塗装しました。
トタンは塗膜が剥がれたところから錆びていく為、穴が開く前の予防処置としては、塗装は効果的です。
また、谷樋は屋根の凹んだ箇所にあるので劣化に気付くことが困難です。
定期的に点検するようにしてください。
積み直した隅棟の棟瓦です。
しっかりと銅線で結んで固定しています。
鬼瓦との隙間には南蛮漆喰を詰めて、棟からの雨漏り防止対策をしています。
屋根の全ての棟に漆喰を詰め直しました。
使用した漆喰は南蛮漆喰です。
葺き土の代わりにも使用できる耐久性のある漆喰で、防水性にも長けています。
最近では、葺き土を使わず、南蛮漆喰のみで棟瓦を積み直すことが多くなっています。
詰め直したばかりの漆喰は真っ白でとても綺麗ですね。
陶器瓦のグレーとのコントラストは趣があって素敵です。
飛んできた瓦がぶつかった衝撃でひび割れた瓦は新しいものに差し替えました。
1枚の瓦を差し替えることによって他の部分を破損してしまわないように、丁寧に上下の瓦を持ち上げて、ゆっくり引抜き、差し入れます。
下屋根の瓦が欠けていた部分には瓦を差し込み、隙間に南蛮漆喰を詰め直しました。
以上で屋根の補修工事が全て完了しました。
小さな不具合のうちに補修工事をさせていただくことが出来たので、工事費用も安価で済み、お客様にとってとても有意義な工事であったと思います。
不安も解消されて、安心して暮らせますととても喜んでくださいました。
今回は数ある屋根やさんの中から当社をお選びいただき、ありがとうございました。
【工事完了後】
トタンの谷板金をアクリルシリコン塗料で塗装しました。
トタンは塗膜が剥がれたところから錆びていく為、穴が開く前の予防処置としては、塗装は効果的です。
また、谷樋は屋根の凹んだ箇所にあるので劣化に気付くことが困難です。
定期的に点検するようにしてください。
積み直した隅棟の棟瓦です。
しっかりと銅線で結んで固定しています。
鬼瓦との隙間には南蛮漆喰を詰めて、棟からの雨漏り防止対策をしています。
積み直した隅棟の棟瓦です。
しっかりと銅線で結んで固定しています。
鬼瓦との隙間には南蛮漆喰を詰めて、棟からの雨漏り防止対策をしています。
屋根の全ての棟に漆喰を詰め直しました。
使用した漆喰は南蛮漆喰です。
葺き土の代わりにも使用できる耐久性のある漆喰で、防水性にも長けています。
最近では、葺き土を使わず、南蛮漆喰のみで棟瓦を積み直すことが多くなっています。
詰め直したばかりの漆喰は真っ白でとても綺麗ですね。
陶器瓦のグレーとのコントラストは趣があって素敵です。
飛んできた瓦がぶつかった衝撃でひび割れた瓦は新しいものに差し替えました。
1枚の瓦を差し替えることによって他の部分を破損してしまわないように、丁寧に上下の瓦を持ち上げて、ゆっくり引抜き、差し入れます。
飛んできた瓦がぶつかった衝撃でひび割れた瓦は新しいものに差し替えました。
1枚の瓦を差し替えることによって他の部分を破損してしまわないように、丁寧に上下の瓦を持ち上げて、ゆっくり引抜き、差し入れます。
下屋根の瓦が欠けていた部分には瓦を差し込み、隙間に南蛮漆喰を詰め直しました。
以上で屋根の補修工事が全て完了しました。
小さな不具合のうちに補修工事をさせていただくことが出来たので、工事費用も安価で済み、お客様にとってとても有意義な工事であったと思います。
不安も解消されて、安心して暮らせますととても喜んでくださいました。
今回は数ある屋根やさんの中から当社をお選びいただき、ありがとうございました。
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E-Mail machiyane@wadatoken.jp
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