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斑鳩町で強風被害に遭った乾式工法で施工されているS形瓦の修復作業
斑鳩町 足場 足場
【工事のきっかけ】
強風の日に屋根材の瓦が飛んでいってしまいました。
家を建ててから一回も屋根の補修をしてもらったことがなかったので、最初はどうしたらいいのかわかりませんでした。
主人の友達が屋根やさんを紹介してくれるとおっしゃって下さったので、そちらにお願いすることになり、ご連絡したのが街の屋根やさん奈良店でした。
下から見上げた時に屋根が傷んでいるのが見えたので、早めに対応してほしいなと思っていましたが、こちらの方々は素早く直してくださったので、本当に助かりました。
また、機会があればお願いさせていただきます。
本当にありがとうございました。
基本情報
- 施工内容:足場 足場
- 施工期間:2日間
- 築年数:築37年
斑鳩町で強風被害に遭ったお客様より、無料オンラインからご相談を承りました。
一度屋根を見させていただくため、お家へお伺いさせていただきました。
屋根の状況を見させていただいた結果、瓦自体に劣化や傷みが見受けられなかったため、今回は
修復作業を行なわせていただきました。
乾式工法で施工されているS形瓦の修復作業の様子を施工事例としてご紹介させていただきます。
最後までどうぞよろしくお願いします。
2箇所平瓦がなくなってしまっている箇所が見つかりました。
近日は強風が吹く日が多く、「瓦が飛ばされたので補修してほしい!」「棟が崩れた!」などと、ご相談をお受けすることが多くなっています。
今回お問い合わせをしてきてくださったお客様も、強風被害に遭われていました。
瓦屋根の多くは、葺き土を使った「土葺き工法(どぶきこうほう)」で施工されていることが多いのですが、今回のお家は近年主流となっている「乾式工法(かんしきこうほう)」と、呼ばれている施工法で作られていました。
乾式工法は桟木(さんぎ)と呼ばれる木材に、瓦の裏にあるツメを引っ掛けて、釘を打ち込み固定する工法になります。
釘で瓦を固定しているのに強風で飛んでしまうの?と思われた方。
それは定期的にメンテナンスを受けていた場合は大丈夫ですが、月日が経っているのにも関わらず、メンテナンスを受けてない場合は、釘が劣化していることに気づくことができないのです。
今回は劣化により固定力が弱まっている屋根に、強風が吹いてしまったため、瓦が飛んでしまったと考えられます。
瓦は耐用年数が長い屋根材ですが、使用している下地の木材や釘、下葺き材(防水紙)は、瓦ほど耐用年数が長くありません。
ですので、定期的なメンテナンスが必要となってくるのです。
風の影響を受けやすい箇所は、屋根の形状によって異なりますが、屋根の端部分(ケラバ)になります。
こちらの袖瓦は、4枚瓦がなくなってしまっていました。
端の部分と同じくらい屋根の最上部にある棟も風の影響を受けやすい箇所となりますが、幸い棟は歪みなどの不具合は、見当たりませんでした。
それにしても、自然災害は本当に恐ろしいものですよね。
怪我がなく本当に良かったです。
下地があらわになってしまっていましたが、こちらのお客様は早急にご連絡をくださったので、幸運にも雨漏りはしていませんでした。
この状態で雨が降ってしまうと、すぐに下地に雨が入り雨漏りしてしまうのは確実だったと言えるでしょう。
さあ、それではS瓦屋根の修復作業を行っていきましょう。
一般的に屋根の傾斜の度合いは、勾配の単位「寸」を用いて現します。
3寸以下の平らに近く緩い傾斜は、緩勾配(かんこうばい)と呼び、6寸以上のきつい傾斜は急勾配(きゅうこうばい)と呼びます。
今回修復工事を行うS瓦屋根の勾配は、急勾配屋根になるので、足場を設置させていただきます。
急勾配屋根は傾斜がきついため、屋根の上にのって作業を行うことは困難となるので、工事を行う
地域によって異なりますが、基本5寸以上の屋根勾配は、足場が必要とさせていただいております。
また、海風やビル風が強い地域ですと、5寸以下の場合でも足場を設置させていただくことがあるので、よろしくお願いいたします。
最初に平瓦の修復作業を行って参ります。
修復作業なので、以前設置されていた施工法と同じように、桟木に瓦を引っ掛け釘を打ち込み取り付けていきます。
不具合が発生している箇所のみならず、瓦全体の釘を確認させていただき、抜けている箇所や劣化している箇所、浮いてしまっている箇所は、全て打ち直しさせていただきました。
袖瓦は平瓦と同様で釘を打ち込むのですが、さらに横からも釘を打ち込み固定します。
上部は桟木に釘を打ち込んでいましたが、横部は下地に向かって釘を打ち込んでいきます。
一枚ずつ丁寧に、頑丈に、瓦を取り付けると修復作業完成です。
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よろしければ是非ご覧ください
このように修復工事が完成いたしました。
屋根の端部は先ほどもお伝えした通り、風の影響を受けやすい箇所となっております。
ですので、強風後や台風の後は気にして見てあげたり屋根の点検を行うことをおすすめいたします。
今回は瓦自体の劣化がなかったので、部分的な修復作業を行わせていただきました。
月日が経つと瓦の劣化や下地の劣化などが出てくるので、その時は下地を新しくする「葺き直し工事」か、屋根材も新しく変える「葺き替え工事」を行ってあげてください。
皆様も強風、台風、地震など、、被害に遭われた場合は、早めの処置を行ってあげてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
【工事完了後】
このように修復工事が完成いたしました。
屋根の端部は先ほどもお伝えした通り、風の影響を受けやすい箇所となっております。
ですので、強風後や台風の後は気にして見てあげたり屋根の点検を行うことをおすすめいたします。
今回は瓦自体の劣化がなかったので、部分的な修復作業を行わせていただきました。
月日が経つと瓦の劣化や下地の劣化などが出てくるので、その時は下地を新しくする「葺き直し工事」か、屋根材も新しく変える「葺き替え工事」を行ってあげてください。
皆様も強風、台風、地震など、、被害に遭われた場合は、早めの処置を行ってあげてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
今回は瓦自体の劣化がなかったので、部分的な修復作業を行わせていただきました。
月日が経つと瓦の劣化や下地の劣化などが出てくるので、その時は下地を新しくする「葺き直し工事」か、屋根材も新しく変える「葺き替え工事」を行ってあげてください。
皆様も強風、台風、地震など、、被害に遭われた場合は、早めの処置を行ってあげてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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