太陽光パネル搭載の屋根塗装についてご紹介します。

太陽光パネルが搭載されている屋根でも、もちろん屋根塗装可能です。
手間や費用面からも、太陽光パネルは取り外さず、そのまま塗装する方が多いようです。
通常通り、高圧洗浄で汚れや塵を洗い流すことから始まります。

棟板金の止め釘が経年劣化により浮いてしまう為、抜けにくいビスへ交換します。
そして更に抜けにくくする為に、ビス頭をコーキングで固定します。

見にくいですが、屋根材との隙間にタスペーサーを挿入しました。
屋根材を塗膜で完全に包んでしまうと、雨水が入り込んだ際に逃げ道を塞いでしまい家屋に入ってしまう為、雨水を外に出すための施工です。

次に、スレート屋根のクラック（ひび割れ）をコーキング補修します。
画像で見える白い部分です。

その後、シャネツロックシーラーで下塗りを行います。
次に塗る塗料と屋根材との密着性を高める為に行うのが下塗りです。

乾燥を経て、お客様の選んだシャネツロックのグレーで中塗りを行います。
後ろ側からグレーの塗料が塗られていっていますね。

前出の補修跡も全く分からなくなりました。

また乾燥を経て、同じ塗料で上塗りを行います。
乾燥を経て、丁寧に三回塗りすることで厚い塗膜に覆われ、屋根を保護します。
濡れたように艶々していますね。

シャネツロックは遮熱塗料なので、夏の温度上昇を抑える効果があります。

屋根のドーマーも破風や内部も美しく塗装され、防水性能が高まりました。
こちらのお客様のように、ドーマーや天窓があるお家は、採光が取れ素敵なデザインが魅力ですが、きちんと塗装等によるメンテナンスを行わないと、防水性が低下すると雨漏りに繋がりやすいです。
やはり定期的にプロによる点検を受けるのがお勧めです。