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和歌山市で押入れの天井から雨漏り、ガルバリウム合板の水切りを設置
和歌山市 屋根材(瓦)
【工事のきっかけ】
和歌山市在住S様より「押入れの天井から雨漏りしている。
カーポートも劣化してきたので波板張替も考えている。
」
とご相談いただいたので、調査に伺いました。雨漏りの原因は腰上げ屋根部分ののし瓦のズレで、積み直すには費用がかかるためガルバリウム鋼板で雨水の侵入を防ぐ工事を行うことになりました。カーポートの波板も劣化し、変色・破損していましたのでポリカ
波板へ張り替えることになりました。
基本情報
- 施工内容:屋根材(瓦)
- 施工期間:2日
- 築年数:築約44年
- 使用材料:ガルバリウム合板、コーキング、ポリカ波板、付属フック等
みなさまこんにちは!今回ご紹介する施工事例は、
雨漏り補修工事とカーポートの波板張替工事です!
和歌山市在住S様邸では
押入れの天井に雨漏りのシミができていました。
押入れの天井など中々見る機会がありませんので、
雨漏りしていても気づくのが遅くなってしまうこともあります。
雨漏りのシミはいつどこで発生するのかわからないので、
一度皆様のご自宅の押入れも確認してみてはいかがでしょうか?
雨漏りでお困りの方はこちらを御覧ください➡
雨漏り修理・雨漏り改修工事は街の屋根やさんへ
和歌山市在住S様邸について
〇カーポートの波板張替したい
雨漏り調査を行います。
押入れの天井周りに数ヵ所雨漏りのシミができていました。
「最近雨漏りのシミに気づき、もしかしたら前々から雨漏りしていたのかもしれません。」と
S様がおっしゃっていたのですが、実際このような雨漏りのシミ
を発見して
天井内を見てみると、
雨漏りの被害が大きくなっている事例は少なくありません。
なので、雨漏りのシミを発見したら早急にプロの業者に点検してもらうことをおススメします。
街の屋根やさん和歌山店でも無料点検を行っていますので、お気軽にご連絡ください!
続いては、押入れ付近の屋根部分を調査してみたいと思います。
和歌山市在住S様邸の屋根は※
腰上げ屋根になっており、その部分にある『※
青海瓦‐せいかいがわら‐
』
付近にある『
のし瓦』
が少しズレて上の
『
軒先瓦‐のきさきかわら‐
』
よりも前に出てきていました。
※腰上げ屋根とは、屋根が地面に下りている途中で勾配が変わり2段になっている屋根のことです。
※青海瓦とは青海波と呼ばれる柄がついた瓦の事です。S様邸の青海瓦はダイヤの柄をしていて珍しいです。
軒先瓦よりものし瓦が出ていると・・・?
軒先瓦とは屋根の先の部分にある瓦の事で、その下にはのし瓦と呼ばれる平たい瓦があります。
上段の屋根面に落ちた雨水を下段の屋根面へと流し出すのですが、
その時にのし瓦が軒先瓦よりも出ていると、のし瓦の上に雨水が溜まり屋根の内側へと浸透してしまいます。
そうすると、だんだんと室内へ雨水が浸透し雨漏りする原因へとなっています。
他にも
横振りの雨の
場合
、青海瓦付近
に直接
雨水が当たり屋根内に浸透
する可能性もあります。
なぜのし瓦が軒先よりもでていたのか・・・?
のし瓦の下には葺き土と呼ばれる粘土のような土が葺かれています。
葺き土は月日が経つと乾燥し、サラサラの土へと変化しだんだんと土が痩せてきます。
そうするとのし瓦を固定する力が弱くなるので少しずつずれてくることがあります。
他にも瓦を葺く際の下地となる野地板の角度の変化
など様々な原因がありますので、
はっきりとこれが原因ですとは言い難いです。
続いてはカーポートの調査を行います。
和歌山市在住S様邸のカーポートは骨組みはしっかりとしていましたが、波板の変色が目立っていました。
骨組みは鉄でできており、波板はガラスネットの入った塩ビ波板(塩化ビニル波板
)
でした。
それでは詳しく調査をしていきます。
和歌山市在住S様邸のカーポートの波板は、茶色に変色しており、変形も目立っていました。
数ヵ所穴も開いていましたので、このままでは雨水が侵入し放題になってしまいます。
和歌山市在住S様邸のカーポートは先ほどガラスネットの入った塩ビ波板と
お伝えしましたが、
ガラスネットや塩ビ波板について詳しくご説明したいと思います。
ガラスネットって?
和歌山市在住S様邸の塩ビ波板をよく見てみると、縦と横に線が入っています。
その線の部分をガラスネットを呼ぶのですが、実はこの波板にはガラス繊維が挟まれており、
普通の塩ビ波板に比べると劣化しにくく、耐久性にも優れています。
塩ビ波板って?
塩化ビニル波板の略した言葉で、昔では定番の波板です。
軽くて柔軟性があるので、加工
しやすく
価格もお手頃です。
しかし他の波板に比べ劣化しやすいので長期の使用は
オススメしません。
これらの調査を終え、S様にお伝えしご提案した内容は・・・
✱腰上げ屋根の青海瓦部分にガルバリ
ウム鋼板水切り
を設置
✱カーポートの波板をポリカ波板へ交換
となりました。
雨漏りしていた箇所の青海瓦付近の瓦を積み直すこともできますが、
そうすると、腰上げ屋根の端から端まで積み直すことになってしまいます。
なのでS様とご相談の上、目につかない部分の腰上げ屋根なので水切りを設置する工事となりました。
のし瓦が少しずれていた部分の青海瓦付近に、ガルバリウム鋼板水切りを設置します。
水切りとは、建物内に雨水が浸透しないように外に排出させるための金物です。
ガルバリウム鋼板をS様邸の腰上げ部分の高さや形に合わせて職人が施工しています。
ガルバリウム鋼板をS字に加工し、上部は
のし瓦と軒先瓦の間にしっかりとはめ込み、
下部は腰上げ屋根に降った雨水を地上へ流せるように雨仕舞できる形に加工しています。
雨仕舞とは何か?➡雨仕舞について詳しくご紹介しています。
雨漏りの原因となっていた箇所の補修工事が完成しました。
腰上げ屋根に雨水が降って下屋へ流れてもガルバリ
ウム合板の水切りがしっかりと雨仕舞してくれますので、
建物内に雨水が入り込むを防いでくれます!
つづいては、カーポートの波板張替工事の様子をご紹介したいと思います。
カーポートの波板張替工事を行います。
今回波板張替するのに脚立を使用して、波板の撤去とポリカーボネート波板の貼り付けを行います。
まず初めに劣化した波板を撤去
していきます。
撤去するには、写真にあるフックを取り外さないといけません。
フックは波板が飛ばされないよう骨組みにひっかける部材の事ですが
、フックが劣化してくると、錆びで穴が広がったり、フックのパッキンが痩せてきたりして外れやすくなっています。
和歌山市在住S様邸のカーポートでは雨水を地面に排水するために、軒樋(のきとい)
が設置されており、軒樋を固定させるための下地(木部
)
がありました。
その下地部分にも波板を固定させるための部品がありましたので、バールを使って取り外しました。
波板撤去後は、骨組みも塗装することになっていますので、ケレン作業を行います。
ケレン作業とは、錆びや汚れを取り除く作業のことです。
今回はサンダーと呼ばれる工具でケレン作業を行いました。
このケレン作業をすることで、新しく塗装する塗膜の密着が良くなります。
ケレン作業後、塗装するのですが下塗り(白の塗料
)
した後しっかりと乾燥させ、
中塗り・上塗り(黒の塗料
)
しています。
1度塗装するよりも、3度塗装する方が塗膜の強度が上がります。
また下塗りでは中塗り・
上塗りが骨組みに
密着しやすくなる塗料を使って塗装しています。
中塗り・上塗り塗料は錆止めの効果があるものを使っています。
先に、波板を張ると隠れる
場所のみ塗装を完成させます。
上塗りが乾燥してたら、ポリカーボネート波板を張り付けていきます。
ポリカ波板(ポリカーボネート波板)
は断熱性、耐熱・耐寒性、耐候性
に優れており、
とても耐久性の高い波板です!
また、強度も高いのですが、塩ビ波板に比べ柔らかく軽い
素材なので、カットも
穴あけも簡単にできます。
ポリカ波板をS様邸のカーポートに合わせてカットし、数枚使って張り付けていきます。
張り付け方は、均等にフックを取り付けていくのですが、
フックを固定する部分は必ず
波の山になってる所に取り付けます。
(波の谷になっているところに取り付けるとフックの周りに雨水が溜まり劣化しやすくなります。
)
フックを取り付ける前に波板専用のキリで穴をあけてからフックを固定します。
カーポートは雨水を地面に排水させるために少し
斜めに設計されています。
写真は雨水が流れてきて
軒樋へ流れる部分です。
この部分では軒樋を固定する下地がありますので、下地に固定できる傘釘を使用します。
下地の隣にある骨組みにフックをかければいいのでは?と思われた方もいると思いますが、
骨組み部分にフックをかけてしまうと、波板の先までの距離が下地に固定した傘釘に比べ長くなってしまいます。
そうすると、台風などの強風が吹いた時に波板が強風で浮きやすくなります。
なのでできるだけ波板の先に距離ができないようフックを取り付けていきます。
全てのフックが取り付け終わり、残りの骨組みも塗装し乾燥したら完成です。
変色して空が見えなかった波板ですが、新しく張り替えたことで透明感のあり明るいカーポートへと変身しました!
和歌山市在住S様も「すごくおしゃれなカーポートになって嬉しいです。
」
とおっしゃってくれました。
これで和歌山市在住S様邸の工事がすべて完了です!
雨漏り修理やカーポートの波板張替など、お客様一人ひとり
に合わせて工事をご提案させていただいております!
なので、お住まいの事でなにか気になることがありましたら、いつでもご連絡ください。
街の屋根やさん和歌山店では点検・見積り・相談は無料で行っています。
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