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豊橋市西高師町にてモニエル瓦の葺き替え工事を行い、軽量瓦ルーガ鉄平に生まれ変わりました
豊橋市 屋根材(瓦)
【工事のきっかけ】
木造2階建てのお住まいで2階屋根のケラバ部分が落下してきたことで屋根の劣化に気づかれたお客様。
幸い人や車・物を壊すことは無かったのですが、残りの箇所もいつ落下してくるか不安が消えずにいました。
昭和58年に建てられ屋根塗装は一度行ったとの事でした。
屋根材は「モニエル瓦」で現在は製造されておらず、手に入れる事は出来ない屋根材です。
部分補修で延命処置をとるか、葺き替えでしっかりと根本から不安を取り除くか迷われていましたが、まだまだ長く住み続けるため葺き替えを選択されました。
基本情報
- 施工内容:屋根材(瓦)
- 施工期間:約3週間
- 築年数:41年
- 施工費用:¥2,120,000(税込) ※発生廃棄物処分費・足場設置 込み
- 使用材料:KMEWルーガ・鉄平 構造用合板12㎜ ゴムアスルーフィング 樹脂製垂木 破風板 ガルバニウム鋼板製破風板包み板金 ケイカル板 など
【今回の工事内容】
・モニエル瓦の葺き替え(2階屋根/玄関庇)
・破風板 交換
・破風板 ガルバニウム鋼板製板金包み
・軒天増し張り
・軒天塗装
・軒樋/たて樋 部分交換
部分的な交換も含めると、以上の項目となり約3週間ほどの工事となりました。契約時にお渡ししていた工程表通りに完了出来てお客様にもお喜び頂けました。
有難うございました!
長い記事になりますが最後までご覧いただけたら嬉しいです!
軒先側から4枚落下してしまいました。
反対側の妻側も同じような状態で破風の裏側を見てみると破風板が腐っていました。
長年の雨風などで傷みが蓄積した為です。
「モニエル瓦」の劣化に加え、その下のルーフィングも耐用年数を超えているため、まだまだ長く住み続けたいというお客様のご要望もあり、塗装ではなく葺き替えのご提案をさせて頂きました。
~現場調査の様子はコチラ~
~モニエル瓦のメンテナンス方法をご紹介~
化粧軒天は表面が剥がれてしまいどこかへ飛んで行ってしまったそうです。
また玄関庇の軒樋も吊り金具が外れてしまい、その機能を果たしていません。
こちらは軒天増し張り+塗装、軒樋は交換といったご提案をさせて頂きました。
モニエル瓦を撤去すると下から下地が出てきます。
これは瓦を引掛ける為の「引掛け桟」と呼ばれていてこの下地に瓦を引掛けて釘を打ち瓦を固定しています。
この引掛け桟が傷んだり腐ったりすると瓦がズレたり浮いたりひいては雨漏りなど様々な不具合の原因となります。
既存のルーフィングはアスファルト成分も抜けてしまったのかパリパリと剥がれてきます。
これですと釘穴のシール性はありません。
釘穴のシール性とは釘やビスでルーフィングに空いた釘穴が閉まる性能の事を言います。
簡単に言うとアスファルト層がある事により、釘穴が熱で溶けたアスファルトで塞がるといった仕組みです。
屋根の上はとても高温になる為、塞がるように出来ているんですよ。
新しい野地板を既存のバラ板野地の上から張っていきます。
構造用合板12㎜を張る事によって屋根面の強度が増します。
ルーフィングもゴムアスルーフィングを敷きました。
釘穴のシール性も高く比較的安価なのでコストパフォーマンスが高い商品です。
破風板も傷みがひどかったので交換しました。
ケラバ瓦の固定はこの破風板に固定するため、しっかりと固定できる下地でないと意味の無い工事となってしまいますからね。
新しい屋根材はKMEW「ルーガ鉄平」に決定しました。
KMEWルーガ見た目に重厚感がありつつ軽量化が図られた大人気に屋根材なんです。
セメント瓦の部類に入りますが粘り強さ(柔軟性)があり割れにくい特徴を持っています。
表面には紫外線に強い無機コーティングが採用され色褪せを抑えています。
条件を満たせば製品本体保証10年、色10年保証を付けることが出来ますよ。
(ROOGAショップが条件で弊社も登録しています)
雅:和風 鉄平:洋風 といったイメージとなりますよ!
モニエル瓦の重量は1枚約4.5㎏。1坪あたり約150㎏となっていますのでこちらのお住まいの場合、棟ケラバを含めると約3~3.5トンの重量が屋根にのっている計算となります。
一方新しい屋根材「KMEWルーガ鉄平」は1坪あたり76㎏と公表されています。棟ケラバを含めると約1.5トン。
これに新しい野地板(構造用合板12㎜)が加わります。一枚あたり約10㎏ですので0.4トンほど加算されます。
3~3.5トンから1.9トンへと屋根重量を軽くすることが出来ました。
これで地震が来ても以前よりは安心感が増しますね!
ちなみにガルバニウム鋼板製の屋根材ですとルーガの約1/4の重さと言われています。
シングル葺きはルーガの約半分、陶器瓦はルーガの約2倍の重さとなっていますよ。
破風板はガルバリウム鋼板で巻きます。これで耐用年数が格段に上がります!
ケラバ瓦は側面に2本、天端から1本の計3本のパッキン付きステンレスビスで固定します。
樹脂製の棟垂木を取り付けます。
こちらは木と違い耐水性に優れているので長期に渡って棟瓦を固定する下地としてオススメですよ!
また木を使用する場合でも「防腐処理済み」を使用する事をおススメします。
樹脂製は木の約1.5倍の価格となります。
棟垂木の上から垂木を覆うようにKMEW純正の乾式面戸を取り付けます。
シックイなどを塗り込む必要が無く、軽量化に一役買っています。
軽量化にも成功し、また長い期間お住まいを守り続けてくれる屋根へと生まれ変わりました!
【今回の工事内容】
・モニエル瓦の葺き替え(2階屋根/玄関庇) 屋根面積58.0㎡
・破風板 交換
・破風板 ガルバニウム鋼板製板金包み
・軒天増し張り 軒天面積27.0㎡
・軒天塗装
・軒樋/たて樋 部分交換
工事費用:¥2,120,000(税込)
※モニエル瓦ほか処分費/足場設置費 含む
以上となりました。
最後までご覧いただき有難うございました!
ご検討中の方の参考になれば幸いです!!
「街の屋根やさん 豊橋店」では建物の外回り(屋根・外壁・雨樋など)のお困りごとを解決しますよ。
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