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広島県坂町 塗装した板金屋根から雨漏り発生。板金屋根の貼り替え工事を行います
屋根材(金属)
【工事のきっかけ】
「数年前まで板金屋根の上に太陽熱温水器が設置されていましたが、使わなくなったので、とある工事会社に温水器を撤去してもらいました。その際、温水器が設置されていない屋根の劣化が酷かったようなので、部分的に屋根の貼り替え工事し、温水器が設置されていた屋根は塗装工事をすることで終了していましたが、最近になり、その塗装した箇所から雨漏りしたので、見て欲しい」とのご連絡を受けました。
広島県坂町のみなさん、こんにちは!街の屋根やさん広島呉店です。
今回は、
『数年前に瓦棒板金屋根を塗装してもらった屋根から雨漏りがするのですが、
調査するのに費用が掛かりますか?』
という不安な様子からのお電話でした。
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上記の記事内容にも記載されているように、「街の屋根やさん広島呉店」では、今回のお客様の様に
様々な不安要素をできるだけ少なくするために、
最初の入り口にあたる”調査””点検”作業については無料とさせて頂いている旨をお伝えして、
納得・安心して頂き、まずは現地調査をさせて頂くことになりました。
お客様の元へ到着して、まず分かったのが建物が「長屋」になっている為
屋根はお隣ご近所様と共有になっているようでした。
また、お客様からのお話では、
数年前まで板金屋根の上に太陽熱温水器が設置されていましたが、使わなくなったので、とある工事会社に温水器を撤去してもらいました。
その際、温水器が設置されていない屋根の劣化が酷かったようなので、部分的に屋根の貼り替え工事し、温水器が設置されていた屋根は塗装工事をすることで終了したようでした。
では、その塗装工事を行った屋根は、現在どのような状況になっているのか
屋根に上がって詳しく調査してみました。
屋根に上がってみると、
新しく貼り換えた板金屋根と塗装を行った屋根に綺麗に分かれているのが分かりました。
そして、恐らく温水器があったであろう場所は、塗装がなされていない状況でした。
塗装を行った板金屋根は全体的に表面の塗装の膜が剥がれて、本来の板金の色が見えている箇所が確認できました。
また、黄色点線で囲った軒先部分は、本来の板金屋根の上から増し貼りする形で板金材をビス留めで取付けており、
恐らく本体が腐食して、補強の意味で取付けられたのではと考えられます。
どちらも、雨漏りの可能性が考えられますが、さらに詳しく調査を進めます。
また、温水器が設置されて塗装が行われていない場所には、
穴がありその穴の周りはサビがでていたので、
この穴から雨水が浸入している可能性もあります。
板金屋根は、その他の場所にもあり、
1階2階に庇(ひさし)状になった屋根の瓦棒板金屋根も雨漏りしている屋根同様に
表面の塗膜が剥げ、軒先が朽ちている箇所がありました。
また、軒先の樋を固定している金具が外れている箇所もあり、
合わせてお客様に状況のご報告をさせて頂きました。
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今回、広島県坂町のお客様からのお問い合わせ内容↓
・数年前に塗装工事を行った瓦棒板金屋根からの雨漏りをなんとかして欲しい
それに対して、調査の結果、本来の板金屋根を保護する塗装の剥がれや
軒先部の補強・太陽熱温水器撤去時に受けた本体の傷などから
◎塗装された板金屋根の貼り替え工事
が必要だと考え、先に行われた屋根工事と同質のガルバリウム鋼板での
屋根工事をご提案させて頂き、後日見積書をお渡ししました。
それでは、坂町の板金屋根の貼り替え工事をご紹介していきましょう。
まずは、板金屋根の中でも「瓦棒(かわらぼう)」と呼ばれる
凸部と凹を組み合わせた屋根材になります。
また、今回の屋根には出てきませんが、
瓦棒屋根は立平葺きと呼ばれる種類の板金屋根材ですので、
その内容については、下記の記事も是非ご覧下さい。
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最初に、凸部の板金材を工具にてカットしていきます。そうすることで、凹部を撤去しやすくなるからです。
既存の板金屋根が撤去できたら、次に新しく取付ける板金屋根の準備にかかります。
まずは、軒先に専用の板金材を取付けます。
軒先は、屋根から樋に雨水を排水する過程で屋根本体に雨水が回りこむようにして
浸入するために、屋根本体を劣化させない為に最初に取り付けます。
そして、防水紙・ゴムアスファルトルーフィングをホッチキスのような道具で屋根本体に取り付けます。屋根本体は2重構造なので必ず必要な作業です。
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ルーフィングが用意出来たら、本体の板金屋根を取付けていきます。
素材はガルバリウム鋼板で、色味を数年前に新しくした屋根と同じようにして統一感をもたせました。
既存の板金屋根を解体する工事記事にても、少し触れましたように、こちらの屋根は立平葺きと呼ばれる板金屋根になるので、屋根の水上から水下までが大きな1枚の板金材になっており、継ぎ手がないのが特徴です。
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また、今回の瓦棒板金屋根は、篏合式の板金屋根と違い、凸部の板金材は専用の工具にて、しっかりと
締め付けて固定するので、防災性の高い屋根と言えます。
写真の左側が数年前に葺き替えた瓦棒板金屋根ですが、当然艶などは違いますが、
雨漏りの心配がない同じ仕様の屋根に仕上がっています。
2階の屋根が終了したら、1階屋根も同様に工事をしていきます。
1階の屋根は、2階屋根と違い全て新しく変えていきます。
色味は一般的なこげ茶タイプ使用しました。
2階と違う点は、壁際の水切り板金を取付けるところです。
メインになる工事が終了しました。
残りは、軒樋の受け金が外れていましたので、
しっかりと屋根垂木に固定させてもらいました。
また、既存の板金屋根の一番高い場所の棟部は、
特殊な工具で1枚の板金材を曲げるために
確認したら少し金属疲労のような亀裂がはいっていました。
今後の雨漏りの可能性があるので、コーキング剤を塗布して、
しっかりと雨漏り対策をしました。
塗装した板金屋根から雨漏りが発生した場合は、「街の屋根やさん広島呉店」にご相談下さい。
以上で、広島県坂町 塗装した板金屋根の貼り替え工事は終了しました。
≪広島県坂町 塗装した板金屋根の貼り替え工事他≫
●工事費用:450,000(税込み)
●施工期間:4日間
今回の様に屋根の状況は、お家の方には分りませんし、
数年前に塗装をしてもらったのにどうして雨漏りがするのだろうと感じられたと思います。
お客様の不安な気持ちから始まったお電話でのお問い合わせでしたが、
工事が終了して、すっかり安心したご様子に変わられていました。
広島県坂町のお客様のように、見てもらいたけどお金の心配がある方も
一度ご相談下さい。きっと皆さんのお役にたてるように、お手伝いさせて頂きます。
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E-Mail hiroshimakure@11yane.co.jp
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