現地調査

屋根リフォームのご相談をいただくと、まず現地調査を行い、屋根の状態を確認する必要があります。
屋根材の種類や劣化状況などによって適切な屋根リフォームの方法が変わってきます。

光市のお宅の屋根は、スレートという屋根材が使用されていました。
スレート屋根材は、セメントを主成分とした薄い板状の屋根材で、戸建て住宅によく使用されています。
「コロニアル」や「カラーベスト」などの商品名で呼ばれることあります。

色褪せて、苔が発生していました。
スレート屋根材の表面に塗装を施して防水性を維持しています。
表面の塗装が劣化すると、色褪せたり、苔が発生するなどの症状が見られるようになります。

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スレート屋根材の詳細は？
➡スレート屋根の特徴やメンテナンス方法を解説！製造された時期ごとに異なる寿命や注意点とは？
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屋根材の他にも、屋根頂上に取り付けられている棟板金にも劣化が見られました。
全体的に錆びており、固定する釘が緩んでいる箇所がありました。
錆が進行すると、板金が腐食して穴が開き、そこから雨水が浸入して雨漏りにつながります。

釘の緩みは、棟板金を固定する力が弱くなることで、強雨で剥がれやすくなります。
また、緩んだ箇所から雨水が浸入することもあります。

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棟板金の詳細は？
➡棟板金の交換・修理ガイド｜浮きや飛散の修理事例・費用も豊富に紹介
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屋根カバー工事

屋根の工事をする際には、まず足場を設置します。
足場が必要なのは、主に職人の安全確保、作業効率の向上、施工品質の維持のためです。
特に高所作業となる屋根工事では、足場が安全な作業環境を提供し、作業の効率を上げ、施工ミスを防ぐ役割を果たします。

工事をした光市のお宅の屋根には、太陽光発電のパネルが設置されていました。
太陽光パネルが設置されたままだと工事ができないため、一時的に取り外す必要があります。
再利用するので破損しないよう丁寧に取り外します。
取り外した太陽光パネルは適切に保管しておき、工事完了後に再設置します。

今回行ったのは、屋根カバー工法という工事です。
屋根カバー工事（重ね葺き工事）は、既存の屋根材を撤去せずに、その上から新しい屋根材を施工する工法です。

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屋根カバー工法の詳細は？
➡屋根カバー工法のメリットとは？費用相場や適した屋根材を厳選してご紹介！
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パネルを取り外したら、屋根全体に防水シート（ルーフィング）を敷設します。
防水シートは、屋根の下葺き材で屋根材の下に敷いて防水するシートのことです。
外からは見えないため見落としがちですが、建物を雨漏りから守ってくれる重要な部位です。

雨水の侵入を完全に防ぐため、重ね幅や施工方法に細心の注意を払いました。

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防水シート（ルーフィング）の詳細は？
➡雨漏りを防止する屋根の防水紙の重要性と お薦めの「アスファルトルーフィング」をご紹介
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防水シートの上から新しい屋根材を施工します。
新しい屋根材として、耐久性に優れた金属屋根材「セネター」を採用しました。
軽量でありながら高い耐候性を持つこの材料により、建物への負荷を軽減しつつ長期間の安心を実現しました。

棟板金や各種役物を新しく取り付け、雨水の侵入経路を完全に遮断しました。
特に棟部分は屋根の頂上部分にあることから風の影響を受けやすいため、しっかりとした固定を行いました。

屋根工事完了後、太陽光パネルを適切に再設置しました。
太陽光パネルが設置されている屋根では、屋根リフォームの際にパネルを脱着する必要があり、脱着費用が別に掛かります。

外壁塗装

屋根だけでなく、外壁の工事も行いました。
細かい部分はハケを使い、広い部分はローラーで塗料を塗ります。
下塗り、中塗り、上塗りの3回塗料を塗り重ねることで、耐久性の高い塗膜を形成しました。

雨戸や雨樋といった付帯部もしっかりと塗装しました。

外壁塗装工事では、高圧洗浄から始まる適切な工程管理と、シーリング材の打ち替えにより、窯業系サイディング外壁の防水性回復と美観向上を同時に実現することができました。

屋根工事と外壁工事は、両方とも足場が必要になります。
別々に工事すると、2回分の足場代が掛かるので、同時に工事することをおすすめします。

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複数の工事をまとめて足場代をお得に
➡一度の足場で二度おいしい屋根・外壁工事
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街の屋根やさんの無料点検をご活用ください

定期的に屋根の点検をしてメンテナンスをすることで、屋根そのものの寿命を延ばすことができます。
雨漏りなどの大きなトラブルを未然に防ぐためにも、定期的な点検・メンテナンスをおすすめします。

街の屋根やさん周南店では点検・お見積りを無料で承っておりますので、周南市周辺で屋根の点検をご希望の際にはお気軽にお問い合わせください。

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