今回は予算の都合上全面のタイルを張り替えることができませんので、打診調査をして剥がれそうな部分を剥がして貼るという工程で作業をしていきます。

このマンションは単色のタイルを張っていたのですが単色の材料では同じ色のタイルがありませんでした。単色でないシートから似た色のタイルを探して貼ったので、材料が２から３倍かかりました。工事で元看板が付いていたコーキングは取らないという指示のもと施工をしましたが、雨垂れのシミは酸性の薬剤で拭くときれいになるので施工面以外もきれいにしました。

バルコニーにあるハッチの軒天は汚れと欠落で軒天の張替えをしました。軒天に貼ってあった材料はよく使われるケイカル板で厚みは6ｍｍでしたので同じ材料で張替え施工をしました。下地材は軽量材でケイカルを止めるビスはフレキのビスを使用します。塗装仕上げですのでビス頭は出さないように施工をします。

塗装工事は塗装の剥がれをケレンベラなどできれいに落として、前の塗装の剥がれなっかた部分の段差ができないよいうにパテ処理をします。塗装の工程は下地をして1・2回塗がほとんどの工程です。塗装は吹き付ける場合とローラーや刷毛塗が主体です。今回はローラーと刷毛で仕上げます。

軒天についている器具などを外して1・2回塗で仕上げます。まれに３回塗でないと仕上がらないことがあります。その辺は塗装屋さんの腕次第で仕上がるまで塗ります。仕上がったら器具の普及して養生を剥がし、作業工事の点検などをして工事を終了しました。