堺市北区にて棟瓦の取り直し工事と屋根の補修工事を行わせていただきました。昨年の21号の影響で写真のように、棟瓦が崩れておりました。写真はお客様より提供いただきました直後の様子。

お客様から調査依頼を受けて屋根の点検を行いました。養生の様子です。これでは長期間はしのげそうにありません。早急に対応が必要です。

土嚢袋が破けてしまって砂が残っている様子です。量産用の土嚢袋だと１ヶ月持たないものもあります。

棟瓦の取り直し工事は、まず棟瓦を一旦全部撤去します。既存の瓦は再度利用しますので、仮置きして置きします。大量の土は撤去して処分します。

のし瓦を重ねて乗せていきます。今回は３段ののし瓦です。瓦を固定する銅線を入れておき、さらに漆喰を塗りつけてから冠瓦を被せていきます。

このようにのし瓦と冠瓦を積んでいき完成となります。

今回は、３世帯が一緒になった３連棟のお家でしたのでかなり大きめの屋根でした。棟瓦を全て取り直しさせていただき、壊れたテレビアンテナを撤去。割れている瓦を10枚程度を差し替えさせていただきました。