ホーム > 【松原市別所】パミール屋根の層状剥離にカバー工法!ソーラーパ…

【松原市別所】パミール屋根の層状剥離にカバー工法!ソーラーパネル面を残して半面施工した費用をご紹介
【工事のきっかけ】
今回ご依頼いただいたのは、松原市別所にお住まいのお客様です。
当初のご相談内容は「外壁の塗装と、屋根はちょっとした補修だけで十分」というものでした。
しかし現地調査で屋根に上がったところ、スレート屋根材が「パミール」であることが判明しました。 パミールはニチハ株式会社が過去に製造していたスレート屋根材で、経年により屋根材が薄くミルフィーユのように層状に剥がれていく症状が起きやすい製品です。 この層状剥離が起きた屋根には塗装ができません。 塗料を塗っても屋根材の表面ごと剥がれてしまうため、塗装では根本的な解決にならないのです。
この事実をお客様にお伝えしたところ、「それなら屋根もきちんとやりたい」とご判断いただきました。 ただし「できる限り費用を抑えたい」という強いご希望がありました。
そこで当店がご提案したのが「半面カバー工法」です。 こちらのお家は切妻屋根で、片面にソーラーパネルが全面に設置されています。 ソーラーパネルの下の屋根材は直射日光や雨風の影響を受けにくく、パネルのない面に比べて劣化が緩やかです。 そのため、劣化の激しいパネルのない面だけをカバー工法で施工し、ソーラーパネル面はそのまま残すというご提案をしました。
この方法であればソーラーパネルの脱着費用も不要です。 結果として、費用を大幅に抑えながら劣化が深刻な面をしっかり保護できる、合理的な工事内容になりました。
基本情報

- 使用材料:IG工業 スーパーガルテクト(Sシェイドブラウン)

パミール屋根の最大の特徴が、この層状剥離です。 屋根材がミルフィーユのように薄く何層にも剥がれています。 一部は欠損して下地が見えている箇所もありました。
屋根材の内部に水分が浸透し、凍結と融解を繰り返すことで内部から層状に剥がれていきます。 一度この症状が始まると、塗装をしても表面の剥がれた層ごと塗膜が剥がれ落ちます。 つまり、パミール屋根に塗装は意味がありません。

屋根材の重なり部分(小口)が白くボロボロに崩れています。 表面全体にも白い斑点状の劣化が見られます。
小口部分は雨水が直接当たりやすく、劣化が最も早く進む箇所です。 ここが崩れると屋根材同士の隙間が広がり、雨水が内部に浸入しやすくなります。 放置すると防水シートの劣化が加速し、最終的には雨漏りにつながる危険があります。

築25年が経過し、屋根面全体が均一に灰色へ変色しています。 表面の塗膜は完全に失われ、屋根材そのものがむき出しの状態です。 この状態では紫外線や雨水を直接受けるため、劣化は加速する一方です。

棟板金のアンテナ支柱付近にオレンジ色の錆が発生しています。
棟板金は屋根の頂上部分を覆う金属部材で、ここが劣化すると屋根の内部に直接雨水が入ります。 錆が進行すると穴が開き、雨漏りの直接的な原因になります。 今回のカバー工法では棟板金も新しく交換しました。

パミールかどうかは、外観だけでは断定が難しい場合があります。 確実に判断するには、屋根材を1枚めくって裏面の刻印を確認します。 今回も裏面に「ニチハ」「パミール」の刻印がはっきり残っており、パミールであることが確定しました。

地面に置いたパミール屋根材の裏面です。 「ニチハ」「パミール」の文字がはっきり見え、断面には層状剥離の様子も確認できます。

切妻屋根の反対面には、ソーラーパネルがほぼ全面に設置されています。
パネルの下は直射日光や雨の影響を受けにくいため、パネルのない面と比べて屋根材の劣化が明らかに緩やかです。
この状態の違いが、今回「半面施工」をご提案した根拠になっています。
パミール屋根への対処法は大きく分けて2つあります。
葺き替え工事は、既存の屋根材をすべて撤去して新しい屋根材を葺く方法です。 下地の状態を直接確認できるメリットがありますが、撤去費用・廃材処理費がかかり、工期も長くなります。
カバー工法(重ね葺き)は、既存の屋根材の上から防水シートと新しい屋根材を重ねて葺く方法です。 撤去が不要なため費用を抑えられ、工期も短く済みます。 ただし、野地板(屋根の下地合板)が健全であることが条件です。
今回は現地調査で野地板に腐食や著しい劣化が見られなかったため、カバー工法で対応できると判断しました。
お客様の「できる限り費用を抑えたい」というご要望に対して、屋根の状態を根拠にした合理的なご提案をしました。
ソーラーパネルが全面を覆っている面は、紫外線と雨風から保護されているため、パネルのない面ほど劣化が進んでいません。 また、ソーラーパネルを脱着するには専門業者への依頼が必要で、それだけで数十万円の費用が追加になります。
劣化が深刻な面をしっかりカバー工法で保護し、パネル面はそのまま残す。 この判断により、費用を70万円に抑えながら、最も傷んだ箇所を確実に守る工事が実現しました。

今回使用した屋根材は、IG工業の「スーパーガルテクト」です。 色はSシェイドブラウンを選びました。
スーパーガルテクトは、超高耐久のSGL鋼板(エスジーエルこうはん)を表面材に使用したガルバリウム屋根材です。 SGL鋼板は従来のガルバリウム鋼板にマグネシウムを加えた合金で、耐食性が約3倍に向上しています。 裏面には断熱材が一体成型されており、遮熱性と遮音性にも優れています。
軽量なのもカバー工法に適している理由の一つです。 既存のパミール屋根の上に重ねても、建物への荷重負担が最小限で済みます。
防水シート:モラサン 改質アスファルトルーフィング
防水シートには「モラサン」の改質アスファルトルーフィングを使用しました。 改質アスファルトルーフィングは、通常のアスファルトルーフィングに比べて柔軟性と耐久性が大幅に向上した製品です。 温度変化による伸縮にも追従しやすく、長期間にわたって防水性能を維持します。
防水シートは「屋根の最後の砦」です。 万が一、屋根材の隙間から雨水が入っても、この防水シートが建物内部への浸入を防ぎます。 ここに良い材料を使うかどうかで、屋根全体の寿命が大きく変わります。

カバー工法では、既存のパミール屋根材の上に直接防水シートを重ねて張ります。 施工は軒先(下側)から棟(頂上)に向かって、シートを横方向に重ねながら張り上げていきます。 下から順に重ねることで、雨水がシートの重なり部分から内部に入らない構造になります。

左側には防水シートが張られ、右側にはまだ既存のパミール屋根材が露出しています。 軒先側から棟に向かって順番に施工していく様子が分かります。

ケラバとは、切妻屋根の妻側(三角形に見える側)の端部のことです。
ここには「ケラバ水切り板金」を設置して、雨水が屋根の端部から内部に回り込むのを防ぎます。
板金の下にルーフィングの端部を巻き込むことで、水の侵入経路を確実に断ちます。
防水シートの施工が完了した後、スーパーガルテクトCを葺いていきます。
屋根材も防水シートと同様に、軒先から棟に向かって1段ずつ重ねながら固定します。
屋根材はビスで固定します。 スーパーガルテクトCは嵌合(かんごう)式と呼ばれる構造で、屋根材同士がしっかり噛み合います。 この構造により、強風時にも屋根材がめくれにくく、高い耐風性能を発揮します。

棟板金は屋根の頂上部分に取り付ける金属部材で、左右の屋根面の合わせ目を保護する重要な部位です。 ここの処理が甘いと、雨水が直接屋根内部に侵入します。
今回は棟下地材を設置した上から棟板金をビスで固定し、端部にはコーキング処理を施しました。

層状剥離でボロボロだったパミール屋根が、スーパーガルテクトCのSシェイドブラウンに生まれ変わりました。 ソーラーパネル面との取り合い部分も、棟板金で隙間なく納めています。
施工費用(半面カバー工法一式):70万円
施工保証:10年
定期点検:無料
今回はソーラーパネル面を残した半面施工のため、全面施工に比べて費用を大幅に抑えることができました。 ソーラーパネルの脱着費用(数十万円)も不要です。 「パミール屋根だけどできるだけ安く済ませたい」というご要望に対して、屋根の状態に基づいた合理的なプランをご提案した結果です。
パミール屋根への塗装はおすすめできません。 パミール特有の層状剥離が進むと、塗料を塗っても屋根材の表面ごと剥がれ落ちてしまいます。 カバー工法か葺き替えが、パミール屋根の適切なメンテナンス方法です。
ソーラーパネルが全面を覆っている面は、紫外線や雨風の直撃を受けにくく劣化が緩やかです。
ただし、将来的にソーラーパネルを撤去する場合は、その面もカバー工法や葺き替えが必要になります。
パネルの使用年数や今後の計画も考慮して、最適な時期をご提案します。
野地板(下地の合板)が健全であれば、カバー工法が費用面・工期面で有利です。 今回のケースでは野地板に問題がなかったため、カバー工法を選びました。 ただし、雨漏りがすでに発生している場合や野地板が腐食している場合は、葺き替えが必要です。 現地調査で下地の状態を確認した上で、最適な工法をご提案します。
お客様は当初、屋根は簡単な補修だけのつもりでした。 しかし現地調査でパミール屋根の層状剥離をお伝えしたところ、「それならちゃんとやろう」と決断されました。
「できるだけ安く」というご要望に対して、ソーラーパネル面の劣化度合いの違いを根拠に半面施工をご提案しました。 結果として70万円・工期4日間で、最も傷みの激しい面をスーパーガルテクトCでしっかり保護できました。
パミール屋根でお悩みの方は多いと思います。 「塗装できないと言われたけど、どうすればいいか分からない」 「ソーラーパネルが載っているから工事が難しそう」 そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。 お家の状態に合わせて、最適なプランをご提案します。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@minori-paint.com
株式会社みのり
〒544-0013
大阪府大阪市生野区巽中3丁目5−10
大阪府の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@39yamanaka.com
株式会社やまなか工務店
〒596-0821
大阪府岸和田市小松里町142−2 OTビル2階
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@uehashi-kougyou.jp
レゴリスホーム株式会社
〒564-0032
大阪府吹田市内本町2丁目19−19
4階402号室
電話 0120-989-742
E-Mail roofkadoma@kawaramasa.co.jp
株式会社瓦柾
〒572-0077
大阪府寝屋川市点野5丁目1-2
電話 0120-989-742
E-Mail yanekoji-yao@shoei-works.com
Kチーム株式会社
〒581-0043
大阪府八尾市空港1丁目99
電話 0120-989-742
E-Mail yane-sakai@osaka.zaq.jp
くまさんホーム株式会社
〒599-8237
大阪府堺市中区深井水池町3260-3
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@h-o-k-s.com
東大阪瓦産業株式会社
〒578-0982
大阪府東大阪市吉田本町2丁目2−43

共通の施工事例はこちら
記事がありません
表示する記事はありませんでした。
各種屋根工事メニュー
私たち『街の屋根やさん』は神奈川県を含む関東全域を施工エリアとする、お住まいの屋根の専門店です!
街の屋根やさんでは下記の工事を取り扱っております。工事内容の詳細は各工事ページでご確認下さい。

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。

弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。

弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。