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大津市錦織でスレート屋根カバー工法での工事が完了しました
大津市 屋根カバー工事 スレート屋根から金属屋根への葺き替え工事
【工事のきっかけ】
スレート瓦がかなり雨水を吸い込んで、割れやカビ、苔が発生していつ雨漏りが起こるか心配でした。
そこで調べてもらうと下地の屋根材はまだ大丈夫とのことでしたので、この機会にカバー工法での屋根工事をご決断されました。金属の屋根でメンテナンスが少なくてすむとのことでしたので手を加えようと思いました。
基本情報
- 施工内容:屋根カバー工事 スレート屋根から金属屋根への葺き替え工事
- 施工期間:4日間
- 築年数:28年
こんにちは、今日は大津市錦織の現場でスレート屋根カバー工法での工事が完了しましたので報告します。
スレートの瓦が築年数25年が経過して瓦表面から劣化が進んできていました。表面塗膜防水が切れてしまい、スレート瓦に雨水を吸い込んでしまっている現状で、スレート瓦と屋根下地野地板やルーフィングの隙間に湿気がこもりスレート瓦本体が傷んできていました。今回はこれ以上れ悪化が進んでしまい、被害が広がらないようにカバー工法での屋根工事をご決断されました。今回は現状屋根から、工事の内容とカバー工法で完成して新たに出来上がった屋根の状況を詳しくお伝えしていきます。
既存のスレート瓦の屋根。
表面が白い粉のようなものが出て滑りやすくなっていました。
表面のカビや苔が発生してしまったスレート屋根表面はとても滑りやすくなるので作業をする際は要注意です。
スレート瓦と谷板金の取り合い部分も
劣化により板金が変形してきていました。雨水の通り道で雨漏りの原因となりやすい箇所なので工事の際は最新の注意を払って施工していきます。
屋根表面を触るとボロボロと苔やカビが落ちてきます。
スレート瓦の塗膜防水が切れて雨水を吸い込み湿気ってしまい、また乾いてを繰り返して行くと、瓦本体が傷んでしまいます。なぜ苔が発生したり、割れてしまったりするのかスレート瓦とは何なのか見ていきます。
〇「スレート」とはセメントを固めて塗装した板のこと
スレートにはいくつかの種類がありますが、普段よく目にするのは「化粧スレート」です。
「カラーベスト」「コロニアル」「スレート瓦」と呼ばれている屋根材です。
雪に弱いのが欠点です。
ひと昔前には天然繊維のアスベストが使われていましたが、
現在のスレート屋根にはアスベストは一切使われていません。
〇「スレート」のデメリット
・割れやすい
他の屋根材と比べて踏み割れなどで割れてしまうことが多いです。
当社で施工させていただきましたお家のスレート屋根のも、築16年太陽光パネルが乗せてある屋根で、スレート瓦126枚に対して34枚のスレート瓦が何等かの割れがありました。
・経年劣化による雨漏りがおこりやすい
年数が経過していくと蓄積された土誇りなどが、スレート瓦の重なり部分水切りが詰まり、スレート瓦とルーフィングの隙間に雨水がオーバーフローしスレートを打ち付けている釘を伝って野地板に雨水が侵入していきます。
・スレート屋根表面の再塗装が必要
スレート屋根表面には塗装がしてあり、防水がかかっています。年数が経過すると表面の塗膜防水が切れてしまい、紫外線などでスレート瓦自体が傷んでしまいます。
そのため再塗装が必要になります。
スレート屋根のデメリットなどを回避するために今回はカバー工法での屋根工事となりました。
今回はアイジー工業のスーパーガルテクトの屋根材でカバー工法を実施していきます。
メンテナンスがスレート瓦に比べて少なく、超耐久ガルバを使用して屋根を強くしていきます。
ここからは、超耐久ガルバを使用してのカバー工法がどのような状況に適している工事なのかを見ていきます。
【カバー工法のはどんなときに適した工事でしょうか?】
カバー工法とは、既存の古くなった屋根を剥がさずに、上からルーフィング(防水シート)を貼り付けていき、さらにその上に新しい屋根材を貼り付けていく工法です。
葺き替えと違い、古い屋根を剥がさないのと、下地調整の作業工程が省けるので費用もその分抑えることができます。
・屋根工事費用を安くい押さえたい場合
・屋根の傷み方が激しくない場合
・屋根の下地(野地板)が痛んでいない場合小屋裏などの確認が必要となります。
【こんな場合はカバー工法ではなく葺き替えが必要になります。】
・和瓦の屋根にはカバー工法での工事はできません
・以前にカバー工法で屋根工事をしている屋根の上にさらにカバー工法での工事はできません
・下地(野地板、既存のスレート屋根など)が激しく痛んでいる場合はカバー工法での工事はできません
(カバー工法のメリット・デメリットまとめ)
●メリット
・工事費用を安くすることができます ・葺き替えよりも工事期間が短くなります
●デメリット
・下地が痛んでいるとカバー工法での工事ができない ・カバー工法で施工できない屋根がある
・屋根が二重になるので重くなります
今回のお家は下地の野地板と既存のスレート屋根を確認したところカバー工法での施工が可能になりましたので、カバー工法で施工していきました。
それでは今回カバー工法で使用した屋根材のアイジー工業スーパーガルテクトの屋根材を詳しく見ていきましょう。
【アイジー工業スーパーガルテクト】
超耐久ガルバを採用
・抜群の遮熱性・断熱性を発揮する材料構成と形状になっています。
・形状 裏面に表面材が出ない形状設計で屋外からの熱を通しにくく、高い断熱性を発揮します。
・断熱材 断熱性・防火性に優れたポリソシアヌレートフォーム複雑なかん合部まで断熱材を充填しています。
・アルミライナー紙 小屋裏の湿気を通しにくい特殊な紙を敷いてあります。
(遮熱性塗装による遮熱効果)
表面塗装に使用している「遮熱性フッ素樹脂塗装/遮熱性ポリエステル樹脂塗装」により、大きな遮熱効果を発揮します。
太陽光の中に含まれている光の中には、熱エネルギーに変換されやすい赤外線が約50%含まれています。遮熱性塗装は赤外線の反射特性が大きい着色顔料を使用しており、日射による鋼板温度の上昇を制御します。
超軽量の屋根
120㎡の屋根と想定して、スパーガルテクトは600㎏、スレート屋根は2500㎏、和瓦屋根は6000㎏という重量になります。
スレート屋根からは1/4、和瓦屋根からはなんと1/10の重量になります。築年数が古くなってきたお家への負担がかなり軽減されて、地震対策にも有効です。
軽くて強い屋根材という強みがあるのが人気の秘密ですね。
耐震工事の中でも屋根を軽量にすることが1番の耐震対策になると人気があります。
和瓦からガルテクトに帰ることで1/10の重さになることで、古くなり強度が落ちてきているお家の基礎にかかる負担がかなり軽減されます。「耐震」というのはお家を補強するだけでなく、軽くすることでも大きいな耐震対策になります。
ただ今回はカバー工法での施工になりますので、既存の屋根に被せる分重くなります。
実際の施工現場を見ていきます。
既存のスレート屋根の棟部分を解体していきます。
棟板金を剥がして抜き板を取り外していきます。
抜き板も取り除き既存の棟板金は廃棄処分になるので、ウィンチで下ろしていきます。
既存の棟板金を解体し、既存のスレート屋根にルーフィング(防水シート)を貼り付けていきます。
ルーフィングを貼り、板金の切れ端を敷きういちつけていきます。
直接打ち込んでいくと、既存の古いスレートが割れてしまう可能性があるので板金の切れ端を必ず入れる必要があります。
ルルーフィングの張り込みが完了したので、板金部分から施行していきます。谷の板金を取り付けて、一番雨水が流れる部分なので、雨水が浸入しないように板金を加工して取り付けていきます。
屋根本体を貼り付けていく際は、軒先から取り付けていきます。
軒先の軒先スターターという水切り板金を取り付けることで、軒先からの雨水の浸入を防ぎます。
どうしても軒先やケラバ部分は雨水の侵入が多いところになるので、水切り在のついている板金で加工していきます。
屋根の端の板金を仕上げて屋根本体を取り付ける作業になります。
屋根本体貼り込んでいきます。今回使用しているスーパーがルテクトの屋根材、軒先から貼り付けていきます。
外壁との取り合いは、板金で仕上げていき水の侵入がないように加工していきます。
壁との取り合いなどの複雑な部分は屋根本体の加工をして貼り付けていきます。
軒先の板金を雨水が入っていかないように、要注意部分なので再チェックしていきます。
外壁との取り合い部分の加工をしていきます。雨水が浸入しやすいので要注意です。
外壁との取り合い部分の板金加工完了しました。
棟板金を残し屋根本体の貼り込みが完了しました。
棟部分に防腐処理してある抜き板を取り付けて、棟板金をしっかりと打ち付けていきます。
年数が経過すると一番雨水が浸入しやすく、腐食しやすい部分です。棟板金がめくれるのは、抜き板が腐食して棟板金を打ち付けている釘が抜けてしまうことでめくれてしまいます。
棟板金も取りつけてカバー工法での屋根工事が完了しました。
カバー工法完了しました。ドローンを使用して上空30メートルから屋根全体を撮影して、お家の方にも見てもらいました。
お家の方も古い屋根がかなり水を吸い込んでいて心配されていたので、カバー工法で完了した屋根を見られて、安心されていました。「これで安心して過ごせるは。」と喜んでいらっしゃいました。
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