工事検討のきっかけ：エアコン付近の大きな雨じみ

お客様は、室内の天井、特にエアコンの本体付近に大きく濃い雨じみを発見されたことがきっかけで、街の屋根やさん福岡西店にご相談くださいました。

雨漏りが電気製品の近くで発生しているという事態は、漏電や火災にもつながりかねない、非常に危険な状態です。
この深刻な状況から、お客様は一刻も早い原因究明と、雨漏りの停止を望んでいらっしゃいました。

現地調査で確認されたこと：瓦屋根の防水機能の限界

ドローンと目視による詳細な調査の結果、以下の複合的な劣化が判明しました。

• 瓦のズレ
  屋根全体にわたって瓦のズレが発生しており、雨水の侵入経路を作っていました。

• 防水シートの寿命
  瓦の下に敷かれた防水シート（ルーフィング）が広範囲にわたり機能不全に陥っていることが確認されました。
  瓦をすり抜けた雨水が、この劣化した防水シートを通過し、室内へ雨漏りを引き起こしていました。

お客様のご要望と実施工事：部分葺き直しを選択

お客様からは「今回は費用を抑え、雨漏り箇所だけを確実に修理したい」という強いご要望をいただきました。

このご要望を尊重し、私たちは以下の解決策をご提案、実施しました。

• ご提案工事: 部分葺き直し工事

• 工事金額: 126,500円

  ✅部分葺き直し工事は、瓦を再利用し、雨漏り箇所の防水シートのみを交換する工事です。
  これにより、費用を抑えつつ、雨漏りの直接的な原因を解消することが可能となります。

工事工程

既存瓦の撤去と下地確認

雨漏り箇所周辺の瓦を慎重に取り外しました。
この際、雨漏り箇所の既存防水シートが「裂けている」状態であることを確認。

防水シートの機能喪失が直接の原因であったことを裏付けました。

新しい防水シートと桟木の施工

裂けた防水シートを撤去し、新しい高性能な防水シートを敷き詰め、防水ラインを復旧。
瓦を固定するための桟木（さんぎ）を打ち直しました。

瓦の復旧（深刻な発見）

瓦を復旧する際、既存の瓦が経年劣化により「崩れるように脆く」なっている箇所が発見されました。
割れてはいませんでしたが、瓦自体の強度が落ちており、瓦屋根全体の寿命が迫っていることを強く示唆する事実でした。

工事完了

瓦を元の位置にズレなく復旧し、雨漏りの再発防止を確実にした上で工事完了となりました。

✅瓦の劣化によって赤土が表面に見えていますが、自然と雨で流れていきます。

福岡市中央区｜雨漏り工事が完了しました！

今回の部分葺き直し工事により、お客様の緊急の雨漏り問題は解決し、「これで雨が降っても一安心」とお喜びの声をいただきました。

福岡市中央区の瓦屋根の事例は、「瓦のズレ」と「防水シートの寿命」という問題に対し、お客様のご要望に応じた部分葺き直し工事で対応した事例です。

工事費用を12万円台に抑えつつ、雨漏りの原因箇所を確実に修理できました。

街の屋根やさん福岡西店では、お客様のご予算やご事情を最優先に考えます。

今回のように、緊急性の高い雨漏りだけを解決する部分工事から、長期的な安心を得るための全面葺き替えまで、最適な提案が可能です。
まずは無料点検で、ご自宅の本当の状態を知ることから始めましょう。

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②糟屋郡宇美町｜瓦屋根の部分葺き直し工事、棟瓦の解体復旧工事の施工事例「20年解決しなかった雨漏り」
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