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高崎市楽間町 陸屋根防水の不具合により漏水発生 機械的固定工法によるシート防水工事
高崎市 陸屋根
【工事のきっかけ】
以前、陸屋根から漏水があり業者に修繕をしてもらったが施工不良により再度漏水が発生しているそうです。以前の施工業者とは連絡取りたくないとのことで近場である弊社にご相談いただき工事をする運びとなりました。

築年数はおよそ40年といったところでしょうか。シート防水工事はこの陸屋根なんですがひとまず現状を見ていきましょう。
陸屋根の状況です。もともとはコンクリート(何らかの塗装はしてあったかもしれません)で仕上げられていたようです。数か月ほど前、雨漏れが発生したのである業者に補修工事を依頼したそうなんですがしばらくしてまた雨漏れが発生してしまったとのことです。その業者の工事ミスで間違いないのですが、どんな補修工事を行ったかが今一つ理解できません。所々に上塗り塗装(防水トップコート?)がしてあったり、クラック(ひび割れ)はそのままだったりと途中で終わってる感じがします。そんなこともあり、今回弊社としましても漏水箇所の特定は不可能なので全面シート防水をすることになりました。
本当に長い間雨漏れしていたのでしょう。室内天井(ジプトーン)はかなり腐食が進んでしまっています。ここまでくると衛生的にも貼り替えなければなりませんね。
陸屋根全体を清掃後、周囲や凹凸がすごい平場、クラック等にフィラーを塗布していきます。このフィラー(セメント系フィラー)は下地調整剤でコンクリートのひび割れや凹凸を埋めて平滑にするためのものです。周囲やシートが重なる部分は平滑でないと最終的な納まりがうまくいきません。
下地調整後、絶縁シートを敷いていきます。このシートを下地(コンクリート)と防水層(塩ビシート)の間に敷くことで下地の影響から防水層を保護します。つまり下地と防水層を密着させないため膨張やひび割れが起こりにくいということです。

最終的にシートを固定する為の「ディスク」を取り付けていきます。500~600㎜間隔で打っていくので膨大な数になります。

そして塩ビシートを40㎜以上重ねて敷いていきます。
そしてディスクヒーターで融着していきシートを固定します。

シートの継ぎ目にシーリングを塗布します。これはシートを溶かしたような液体で、継ぎ目の保護や化粧的な役割があります。
シート立ち上がり部は、押さえ金物を取り付け、コーキング処理をしていきます。
コンクリートの沓石(くついし)はウレタン防水で仕上げます。まずフィラーで下地調整後、平場との取り合いにコーキング処理をし、ウレタン防水材(生成されたウレタン樹脂)を塗り、最後に保護材としてトップコート(シートと同色)を塗り仕上げます。
脱気筒は雨などの湿気で発生する水蒸気を外へ排気させるためのもので、防水層の膨らみやシワ(劣化)を抑制し防水効果を長持ちさせます。水蒸気は上に逃げていくので一般的に屋根勾配の一番高い所に設置します。防水層(シート)に穴をあけプライマー、シーリング処理をし本体をセット。補強(増し張り)をし、再びシーリング処理をして取り付け完了です。
お施主様にとってまさかの二度目の漏水補修工事(前回は他業者)でしたが、今回は全面シート防水を施しましたので雨漏れの心配はもう大丈夫ですね。最初からおたくに頼んでおけば良かった、という苦笑いの残る現場となってしまいました。
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