今回はこちらのお宅の現地調査に伺いました。

屋根を高所カメラにて点検していきます。

塗膜がなくなってきたスレート材は雨などの水分を吸収し、晴れた日には乾燥するという収縮を繰り返すうちに　反り返ってしまったりヒビが入ってやがては割れてしまうという状況になります。

スレート材にカビや苔・藻が大きく広がっていることがありますが、これは日当たりの悪い場所が多く水捌けが悪くいつまでも屋根に水分が残っているためその部分に発生してそこからジワジワと広がっていきます。

続いて雨樋を点検していきます。

傾斜が損なわれ平らになってしまうと、雨水がたまったままになり、雨樋いっぱいに苔が生えることもあります。

屋根カバーに入る前のルーフィングと呼ばれる防水紙を貼っていきます。

ルーフィングにはたくさんの種類があります。

今回の屋根カバーは「スーパーガルベスト」です。

塗膜15年　赤サビ20年　穴あき20年の3大保証も人気の理由です。

雨樋の付け替えをおこないます。

水糸を頼りにビスを使い、軒桶金具を取り付けていきます。

新しい雨樋を軒桶金具に取り付けます。

雨樋と雨樋を「軒継手」と呼ばれる部材でつないでいきます。つなぎ目は雨樋専用の接着剤を塗布し、しっかりとはめ込みます。

雨樋の取り付けが終わりましたら、少量の水を流して傾斜の確認しながら集水器への水の誘導がスムーズにできているかをチェックします。

軒樋と縦樋も設置が完了しました。