先ずは、塗装前に屋根面をキレイな状態にします。
高圧洗浄機でホコリやコケだったり汚れを丁寧に落とし塗膜がスムーズにムラなく塗れるよう確りと下準備をし、キレイに洗浄します。
天辺から順に軒先へ下りながら、上屋根の洗浄。
雨樋の中も洗浄機で流してから下屋根へ移り壁際から軒先へ。
下屋根の雨樋も洗浄機で溜まったゴミ等を払って洗浄の完成で、下塗り前の乾燥を待ちます。

下塗りの開始です。
塗装工事では、下塗りは絶対に必要な工程です。
この工程を行わないと不具合が発生してしまうリスクが増え、結果として最良の塗装工事の提供になりません。
下塗り塗料は、中塗りや上塗りの本材とは違い乳白色や透明な色をしています。
下塗り塗料は屋根や外壁の塗装を確りと仕上げる為に必要な様々な役割を果たします！
中塗り・上塗りの本材塗料には接着力がほとんどないので、そのまま塗っても直ぐに剥がれてしまいます。
下塗り材が本材を密着してくれる役割を果たすことで、本材の密着性を高め早い段階で剥がれてしまうといった現象を防ぎます。
下塗り材が傷んだり荒れている部分にも十分塗られることで本材を塗るベースを作って、中塗りや上塗りに凹凸や色ムラ・艶ムラのない仕上がりに施すことが適うのです。
また塗り替え前の屋根や壁の元色を隠したりもしますので透けて見えたりもせず、そういった意味でも仕上がりの美しさには欠かせない丁寧にやるべき工程なのです！

白い部分は下塗りを施した状況です。
その上に、お客様からご指定いただきました塗料色の本材を丁寧に隙間・ムラなく確りと塗り上げていきます。

２回目の上塗り工程をする前に雨天となった為、次の工程が乾燥待ち…雨粒が屋根面に落ちて濡れている状況もご覧ください。
丁寧な中塗り工程時で、このような撥水効果が屋根面全体にあります。
前段の下塗り施工に手を抜かず丁寧に確りと行ってきた上に中塗り工程を施しましたので、この時点でご覧の通りの撥水性能がご自宅の屋根に蘇ります！

指定塗料・本材の１回目が終わり、上塗り(２回目)を丁寧に塗り重ねて、完成ですっ！
屋根塗装、仕上がりの様子です。

見てください、このツヤッツヤの状況を！
上塗りを行うことで、中塗りの状態よりもさらに塗膜が厚くなっています。
下塗りから始めた塗膜は、屋根材を保護してくれるので中塗りで終わるよりも上塗りも行った方がより安心です！
上塗りの役割としては、中塗りで生じた色ムラや気泡を覆い隠すことや、雨風や汚れからより屋根面を守るといった機能もあります。。
上塗りは外観を決定づけ、屋根面の色ツヤがどう仕上がるかは上塗りで決まるため、丁寧な仕事が必須です。
遮熱性が高い塗料やカビに強い塗料といった特別な機能を持つ上塗り材もあるので、塗装工事を行う際には検討してみるのも良いでしょう。
上塗りを行う際には、塗料の乾燥時間や気候条件を考慮して計画を立てます。
間違ったタイミング・状況で上塗りを行うと仕上がりに影響が出る可能性があるため、今回も慎重に作業を進めることを心掛けました！

これで、太陽光パネルと蓄電池工事を迎えられます。
お客様が楽しみにしている設備利用の為の屋根リフォームが美しく仕上げられ、大変ご満足された様子でした！

お住まいのことは、何でも当社へお気兼ねなくご連絡ください！
以下のフリーダイヤルで、緊急のお問い合わせなども敏速に対応しています。
0120-522-361