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下伊那郡部 コールタールを塗ってあった屋根にカバー工法工事施工
泰阜村 屋根材(金属)
【工事のきっかけ】何度塗装しても、数年でサビが出たり塗膜が剥がれてしまうというお話を伺いました。
詳しく見せてもらい、カバー工法をご提案させていただきました。
ビフォーアフター
施工前
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施工後
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基本情報
- 施工内容：屋根材(金属)
- 施工期間：約3日間
- 築年数：40年以上
- 施工費用：約113万円
- 使用材料：耐摩カラーSGL
数年前に塗装したばかりということでしたが、すでに錆が広がり、塗膜の剥離も見られます。
コールタールを塗った屋根をご覧になったことがある方、いらっしゃいますか？
原料は石炭で、アスファルトのような強い「におい」がします。
特に金属素材に対して防錆効果、虫よけ効果がある上に安価なので、昔はよく使われていました。
コールタールの屋根に再塗装するとなると、同じコールタールか、コールタールと同じ樹脂系の天然アスファルト系塗料を使う必要があります。
コールタールは融点が低く軟化しやすいので、他の塗料を塗ってもその伸び率の違いでヒビ割れが発生し、塗膜の剥がれの原因となってしまうのです。
さらに、3年に1回は再塗装が必要になる場合が多いです。
3年経過するのって早いですから、3年ごとの再塗装というのは、年を重ねるにつれて大変な労力になってしまうのではないでしょうか。
また、その都度業者に頼んでも良いですが無料ではないので…お勧めできません。
そこで、カバー工法をご提案した次第です。
施工方法は、一般的なカバー工法と同じです。
まず既存の屋根にある雪止め金具を撤去し、フラットな状態にします。
その後、ルーフィングシートを施工します。
このルーフィングシートは、屋根材の下に入ってしまった雨水を外に逃がす、二次防水の役割があります。
ルーフィングの次は新しい屋根材を葺いていきます。
今回使用したのは日鉄鋼板株式会社の高機能カラー鋼板「耐摩カラーSGL」です。
「耐摩カラー」シリーズはつや消し鋼板で、全色に遮熱機能があります。
さらに、ガルバリウム鋼板の3倍以上も耐食性に優れています。
一番上の「棟」の部分は、木下地を施工し、板金を被せます。
一般の住宅でも重要な部分です。
スレート屋根の一番上にも施工されています。
この棟板金を押さえる釘ですが、経年劣化で抜けてきてしまうので、できれば築7年以上経過している場合は点検することをお勧めします。
専門の信頼できる業者さんにお願いできると良いと思います。もちろん当社でも承ります！
今回は雨樋も交換し、すっかり見違えるほどになりました。
これで、数年に一度の塗り替え作業を心配することもなくなりましたね。
弊社では定期的に保守点検も行っておりますので、何か気付いたことなどがありましたらご連絡ください。
その他、長年気に病んでいることがありましたら、遠慮なくご相談いただきたいと思います！
「大した工事じゃないんだけどいい？」
「ちょっと遠いけど来てくれる？」
「点検や見積もりにお金がかかる？」などなど
何でも聞いてください！(^-^)
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