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伊那市 全体的に経年劣化の進んだ笠木の補修や外壁塗装工事など
伊那市 雨樋工事
【工事のきっかけ】
機会を見て、
補修工事を行いたいとご相談がありました。ひとまず現地調査をして、補修が必要な箇所をご提案しました。その後少し日が経った後で、施主様のご都合がついたと連絡を頂き、施工となりました。
基本情報
- 施工内容:雨樋工事
- 施工期間:約1か月
- 築年数:約40年以上
- 使用材料:【外壁用塗料】エピテックフィラー,EC-5000PCM-IR(防水塗料)【屋根等】シャネツトップワン
いつもご覧いただきありがとうございます。長野県伊那市で笠木の補修や外壁塗装工事などを行いましたのでご紹介します。
施主様と何度も話し合いながら計画を立てて、ついに着手した現場となります。建物が大きいこともあり、大掛かりな工事になりました。
現地調査の様子です。
屋根はすっかり色褪せて、雪止めには錆が出ています。雨樋もゴミが溜まって錆びている個所がありました。
外壁もぐるっと見て回りましたが、全体的に雨染みがあったり目地に亀裂があったりといった経年劣化の症状が見られました。ALCという建材です。
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ALCってなに?外壁材?特徴やメンテナンス方法は?
施主様も気にしていた「犬走り」の様子です。
防水効果はもう一切期待できないでしょう。クラックの状態もひどいです💦
しっかり補修しましょう!
今回の建物は大きくて、足場を組む場所も平らなところばかりではありません。事前に足場屋さんともしっかり打ち合わせをしています。
施主様も時折様子を見に来てくださり、ご心配頂きました。実際に職人さんの仕事ぶりを見て安心してくださったようです。
一度全て剥がしてきれいにします。
「笠木」というと、ベランダの手すりの部分といった方がわかりやすいかもしれません。蓋のようになっているので湿気が溜まりやすく、雨漏りの原因となりやすい箇所です。
屋根から外壁へと高圧洗浄を行っていきます。
笠木と雨樋の部分を丁寧に洗浄します。
今回はこの雨樋の部分を塗装し、錆びていた雪止めを交換します。
洗浄だけなら自分でもできそうな気もしますが、業務用の高圧洗浄はとても水圧が高いので、特に劣化が酷い外壁などはさらに傷めてしまう場合があります。やはり職人さんの技術が必要となる工程です。
雨樋の内部塗装に使用した塗料はアステックペイント社の「シリコンフレックスJY」というシリコン塗料です。
この雨樋は軒先の内側にある「箱樋」になっています。「箱樋」は、外からは見えないのですっきりとした外観になりますが、ゴミが溜まって雨樋が詰まりやすくなってしまうデメリットがあります。
「箱樋」の複雑な造りは雨漏りの原因となりやすいので、雨樋にカバーを取り付けました。
錆びついていた雪止めは新しいものに交換しました。
必ず無くてはいけないものではありませんが、雪の多い地域ではあった方が安心です。ただ、豪雪地帯といわれるような地域では逆に雪は下ろさなくてはいけないので、雪止めは付けてはいけません!
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冒頭でもお伝えした通り、ALCの外壁です。メンテナンスをしっかり行えば、50年程度は大規模な補修工事は不要であると言われています。
今回の建物は築40年以上は経っているそうで、細かな補修は行ってきたそうですが、今回のような大規模な補修は初めてだそうです。
まず、目地にコーキング材を増し打ちし、クラック部分は補修します。
コーキングが済んだら養生をして塗装の準備に入ります。
ALCという外壁材にとって、塗装によるメンテナンスはとても大事なんです!
ALCとは「軽量気泡コンクリート」といって、気泡が大量に含まれた非常に軽いコンクリートの建材です。気泡があるおかげで断熱性や遮音性が高いというメリットがある一方で、防水性が低いというデメリットもあります。つまり、塗装による防水処理が不可欠な建材なのです。
下塗りはアステックペイント社の「エピテックフィラー」を使いました。下地の凹凸を調整し、塗料の密着性を高めて塗装ムラを防ぐシーラーの役目もあるエポキシ塗料です。
真っ白な下地材の上に、同じくアステックペイント社の「EC-5000PCM-IR」を2回塗って仕上げます。
この塗料は「伸びる塗料」で、なんと600%の伸縮率があります。伸び縮みする性質から、ひび割れに塗膜が追随して水が浸入する隙間を作らないのです。
ALCでも水が浸入しない外壁にできないかという方にはお勧めの塗料です。
塗装後は、養生を剥がして完成です。
外壁と一緒に軒天も塗装しました。こうした付帯部の塗装は、足場を組む工事の際には一緒に行うことをお勧めしています。
軒天だけを塗装するためにまた足場を組むとなると、コストもかかってしまいますので、せっかくきれいにするのであればまとめてやってしまった方が見た目も良いですし、何よりお得なんです。
最後に犬走りの防水工事のご紹介です。「犬走り」とは、建物の軒下にあるコンクリートや砂利が敷いてある部分です。
今までご紹介してきた工程と同じく、下地調整を行います。
しっかり研磨して清掃し、欠損部は撤去、クラックの補修をしていきます。
ウレタン防水工事を「密着工法」で行いました。下地調整後にプライマーを塗り、その後ウレタンを2回塗布して厚みをつけます。
最後に、ウレタン防水の施工でできた防水層を保護する役目であるトップコートを塗布します。トップコートは防水層を紫外線から守る大切な役割があります。
5~10年を目安にこのトップコートを塗り替えると、ウレタン防水の効果が長持ちします。表面が色褪せてきたり、ひび割れや雑草が生えてきたという場合は、専門の業者さんに一度見てもらうことをお勧めします!
街の屋根屋さん飯田、伊那店ではお客様のご要望やニーズに合わせて一緒に考え、お客様にあった最善の提案をさせていただいております。
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