既存の屋根の状態

こちらが今回施工する屋根の既存の状態です。
黄色く〇をしている所が特に色褪せが進んでいる部分です

屋根の色が変わってしまった理由はいくつか考えられますが一番多い理由は
塗膜の劣化が大きい理由の１つです。

屋根は年中日光や雨風に晒されている部分であり、様々な影響を受けやすい場所です。
塗膜の劣化した屋根は次第に水捌けも悪くなり、雨水などが屋根の上に滞留します。
そうする事で、苔やカビが繁殖し屋根の変色の原因になります。

また「チョーキング」と言われる紫外線により塗料が粉状に劣化する症状で
色褪せが生じることもあります。

これらの事を踏まえ、屋根の変色やカビ・苔の繁殖は
屋根からのＳＯＳサインとも言えるのです。

今回は”屋根カバー工法”にて屋根を綺麗にしていくので
棟板金や軒先の役物などを取り外し、屋根をフラットな状態にしていきます！

棟板金とは屋根のてっぺんに付けられているもの✨✨
屋根の頂上部分を覆うものになるので、雨水が屋根内部に侵入するのを防ぐ役割があるので
とても大切な部分になります。

この棟板金の下地にあるのが写真にも載っている「貫板　ぬきいた」です。
今回施工するお客様のご自宅の貫板も変色が進んでいました。
貫板が腐食すると棟板金を固定する釘が抜けてしまい飛散事故を招く危険もありますので
普段中々目にする事のない部分にはなりますが、定期的な点検をおススメしています💡

ルーフィング貼り

屋根をフラットな状態にした後は”ルーフィング”と呼ばれるものを設置していきます。
ルーフィングとは屋根の防水紙！
このルーフィングが屋根の防水性を左右するとても大切な部分になります。
ルーフィングにも様々な種類がありますが、今回使用したルーフィングはタジマの
PカラーEX+というルーフィングになります。

改質アスファルトルーフィングという種類であり、耐久性や釘穴シール性に優れています✨✨
性能が良いのにコストパフォーマンスも◎

屋根本体葺き

いよいよ新しい屋根材を取り付けていきます。

今回使用した屋根材は、アイジー工業様のスーパーガルテクト！
お色はSシェイドブルーです🩵🩵🩵🩵

ガルテクトは金属屋根なのに軽量！
その為、地震時の耐震性もばっちり👍👍
薄くて軽量なスーパーガルテクトですが、
最大風速65m/sでも飛散しなかった実験結果が出ています。
気象庁では最大風速50m/s以上を「猛烈な」台風と区分します。
大型台風が多い昨今にも安全性が期待できます。

屋根材の保証制度もありますので安心して取り入れる事ができます🌈
下記ページではガルテクトについてまとめておりますので是非ご覧ください👀
↓↓↓↓
ガルテクトについてまとめたページはこちら☆彡

屋根材を貼り終えたら、貫板を設置していきます。。
既存のものは木製のものを使用していましたが、今回の施工時に樹脂製のものを設置しました。

樹脂製のものは巷では「タフモック」と呼ばれています。
樹脂製の貫板は雨水などを吸い込む事が無い為、腐食することが無いのがメリットです♪
木製のものに比べ、お値段は少し上がりますがメンテナンスなどの事を考えると樹脂製のものがおススメ◎
弊社でもタフモック設置をおススメさせて頂いております。

工事完了

こちらで施工完了です。
様々な工程を重ねましたがこちらの屋根工事は３日程で終了しています👷

色褪せ部分も綺麗になり、屋根の色も赤から青へと変えられ、
お家のイメージチェンジにも繋がりましたね♪