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海田町 雨樋に堆積した落ち葉を手作業で掃除!
海田町 その他の工事
【工事のきっかけ】
今は県外に住んでいますが、
海田町の自宅の2階の雨樋から雨があふれているようです。
お隣の2階部分が、我が家の1階部分にあたるので、実質3階建ての高さがあり、
また敷地内に家がいっぱいに建っているので、ハシゴをかけれるかどうか分かりません。
大変難しいこととは思いますが、一度見に来ていただけませんか。
とてもお困りのご相談でしたので、できるだけ早めにご自宅に
お伺いさせて頂きました。
今回は、雨樋掃除の様子をご紹介します。
基本情報
- 施工内容:その他の工事
- 施工期間:1.5日
- 築年数:約18年
- 施工費用:11万円(上合詰まり×7カ所、カラーベストズレ修繕含む)
海田町にお住いの皆さん、こんにちは!街の屋根屋さん広島呉店です。
今回は、雨樋に関してご連絡頂いたお客様のお困り事を、解消した事例のご紹介になります。
雨樋といえば、
屋根の端についてたり、壁伝いに付いている細長く丸い形状のものだったり
しますが、
樋が壊れても、雨漏りには関係ないと思われていませんか!
雨樋は、人間の体でいうところの”血管”や”リンパ管”にあたる重要な役割を
果たしています。
屋根同様に、壊れてからでは雨漏りを引き起こしてしまう恐れがありますので、
定期的なメンテナンスの必要があります。
【雨樋に関する記事】
雨樋の詰まりの原因と清掃方法・対策をご紹介
雨樋の詰まりにお悩みの方へ、落ち葉ネットがお薦めです
雨樋の詰まりの状態を確認する為、外部を調査しました
お問い合わせを頂いた時点で、海田町のお客様は県外にお住いの為、
調査対象のお家はお留守でしたが、
お客様には事前にどの辺りの雨樋が気になるかは、確認していたので大丈夫でした。
最初に、玄関上の屋根を確認してみると、屋根材は化粧スレートと
呼ばれるものでしたが、
写真の赤点線の軒先(屋根材の一番軒先側)の端部には苔がついていました。
スレート材にはよく見られる現象で、10年以上経過すると、
このようになることもあるので、屋根に上がる際には、
十分に注意が必要です。
今では、グーグルマップを使用すれば、
お客様のお家の屋根の形はおおよそ分かりますし、
現地がどのような状況になっているかもだいたい分かることができます。
しかし、今回は、化粧スレートで
経年劣化により屋根が滑りやすくなっているかもしれないので、
ドローンを使用して、事前に危険性がないか・お客様の気になっている樋の詰まりを先に確認していきます。
お客様が特に気にされていた、
ベランダ近くの軒樋の真上にドローンを近づけました。
雨樋には、軒樋と竪樋(たてとい)が交わる箇所に上合(じょうご)と呼ばれる升があります。
この上合に落ち葉などが堆積して、軒樋からオーバーフローすることがあります。
今回は、その上合の上の軒樋にかなりの土やほこりや落ち葉のようなものが詰まっている事がわかりました。
お客様からは、
”他の雨樋の場所も、何か詰まってないか・おかしいところはないか、診てもらえませんか?”
とご相談されていましたので、
その他も同様に、ドローンを使って確認していきました。
こちらの写真は、先程とは少し違って、上合に松の葉が詰まっているのが分かり、
近くに松の木があり、お客様のご自宅まで飛んできたのではと推測しました。
ドローンだけで判断は危険!必ず目視で死角を確認します
ドローンが世に出てから、屋根調査する際には、とても便利になりましたが、
全てを網羅できるほど万能ではありません。
また、操縦する方が屋根について詳しく分かっていないと、その機能を十二分に
引き出すことも・より詳しく調査する事もかないません。
実際、今回は写真のように屋根同士が重なる部分により、
隠れた上合があることが、外部調査で分かりました。
また、この後に実際に屋根に上がった時に、
その上合付近に多くの松の葉が詰まっているのも確認できました。
これは単にドローンを飛ばしている方には、予想しずらい状況で
弊社はたくさんの屋根や色々な状況を見てきたので、
このような状況を予測できたのだと思います。
「ドローンを使用して、お客様に分かり易く」は大変良いことだと思いますが、
その謳い文句に騙されて、本質が見抜けないような業者にはご注意下さい
実際に屋根に上がってみました。
スレート材は、写真のように表面にオレンジ色の苔が付着しており、
滑る原因になので、注意が必要です。
また、スレート材特有の経年による、表面がザラザラと砂のようなものが
現れてくるのですが、どうやら数年前の塗装が効いているようでしたので、
滑りそうな感覚はありませんでした。
ただ、屋根上から樋の中を確認する際には注意が必要です。
身を乗り出しすぎると、足場もないので転落してしまいます。
また、屋根全体の状況確認も同時に行っていたのですが、
谷板出口付近でスレート材がずれていましたが、すぐに雨漏りになる程度ではないようでした。
お客様には、写真のように番号を降って場所ごとの説明を行い、下記のポイントについて説明しました。(※写真の数字とは違います)
①全ての上合に土などの堆積した詰まりがあること。
②本来は足場工事の上、足場から樋詰まりを掃除する。
③ご近所様との関係上、足場工事が難しいとの事
④足場がないと、完全に詰まりを手作業掃除で除去できるかどうか、やってみないと分からない
⑤足場がない状態で軒先で前かがみになるので、大変危険な為、割増料金になること
以上のご説明をした上で、お客様から
”安全に気を付けながら、試してほしい”とご依頼をうけ、工事に臨みました。
足場がない状態での樋掃除となりましたが、必要最小限の安全確保の為、
体にロープを縛り付けてやれる範囲で作業を行いました。
手作業で堆積した詰まりや松の葉などを撤去処分し、ブロワーと呼ばれる
電動工具で詰まっている部分を吹き飛ばすようにしてみました。
ある程度の堆積した詰まりが取れたら、雨の日を待つ代わりに水道水を流して、
詰まりがないか確認していきます。
先に黄色●印の上合・軒樋の詰まりを手作業で取り除き水を流した時は
問題はなかったのですが、
ベランダの近くの上合で作業を行った後に、散水調査を行ったら
合わせ升という2本の竪樋を受けて1本に合流する場所から、
水が溢れているを発見しました。
散水調査を一時停止して様子を見てみると、
色の薄い竪樋の外側を通って水が溢れているのが見えました。
理由としては、
①薄い色の竪樋が詰まって、竪樋と合わせ升の継手から溢れている
②合わせ升が詰まって、合わせ升とエルボ差込口から溢れている
③合わせ升より上側のどこかで詰まり、上合から溢れた水が雨樋の外側を伝っている
以上の事が考えられたので、まずは合わせ升のそばで調査をしてみる事にしました。
合わせ升は、雨樋を差し込んだだけになっている構造なので、簡単に引き抜く事ができます。
引き抜く樋にも
細い松の葉がこびりついてきたので、ビックリしました。
どうやら、合わせ升の底にびっしりと松の葉などが積もり積もった状態になり、
この合わせ升から溢れているようでした。
雨樋の詰まりは、
外から見えないだけでなく、どこで詰まっているか分かりにくい事が大変難しいところです。
また、雨樋自体が屋根や壁を伝って全て露出していれば問題ないですが、こちらの写真のように地面下に潜っていることもあるので、
必ず排水されているかどうかを確認するまで見届けなければなりません。
屋根調査時に発見した、谷板出口のカラーベストのズレは、
特に割れたようにもなく、強度もまだしっかりしていたので、コーキングにてズレ留めしておきました。
2階上合の位置の半分近くは下屋根がない場所でしたが、それ以外は玄関上の屋根があるので、
危なくないように下屋根に脚立を準備して作業を行いました。
いずれの場所も、先程同様に、散水調査を行ってから次に進むようにして
一つ一つ排水がされている事を確認して作業をしました。
作業中、雨樋の詰まりは撤去したものは、基本土のう袋と呼ばれる、
工事用袋に入れていますが、
作業中をしている最中に落ちることもありますので、一通りの作業が済んだ
ところで外回りの掃除を行います。
また、特にご依頼があった場所は、目視でも確認して、工事中に不具合が
起きていないか最終確認をしていきます。
外回りの清掃作業も終了したところで、使用させて頂いた水の元栓を確認します。
今回は県外に在住のお客様でしたが、幸いにも水道の元栓は繋がっていたので
無理なく散水調査を行う事できました。
元栓(地面下にある)と止水栓(蛇口の上側にある)をしっかりと閉めて、
無事作業は終了できました!!
最後に、お客様が気にされていたベランダの上合や、その他の上合の
ドローン撮影を行い、お客様への報告とさせて頂きました。
工事後のお客様の声
危険な場所の雨樋詰まり直しの依頼をしたので、職人さんの安全第一で、
直せて頂ければ有り難いと思いました。
色々な事心配で気がかりでしたが、親切・丁寧な対応で本当によかったです。
≫こちらこそ、有難うございました。
こちらもできない・対応できないではなく、ここまでならやれるという
お客様にとっては難しい判断の中ご理解頂き有難うございました。
今後もいつでも遠慮なくご相談下さい。
雨樋の詰まり問題も街の屋根屋さん広島呉店にご相談下さい
雨樋詰まりの手作業掃除について
ご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
雨樋は劣化して曲がったり・割れたりして、取り替えの工事をご依頼頂くこと
もありますが、今回のように
”雨樋の詰まり”や”樋にボールが乗っかり、どうにかして欲しい”など
「こんな事を相談しても大丈夫だろうか」という思いをもたれたことのある、
この記事をお読みのお客様は是非ご相談下さい!
できないものをできます!とまでは言いませんが(笑)、私たちは皆さんの困りごとを助けるお手伝いをさせてもらう仕事をしています。
一緒に悩んで、一緒にやって良かったという気持ちになりたいと、いつも思っていますので、気軽にご相談下さい。
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