今回、ご連絡があったのはご近所様から教えて貰って初めて気づいたという東広島市のお客様からでした。

場所は閑静な住宅街でお隣様ともカーポート屋根が接してい状態でした。不思議と破損した屋根はどこかにいってしまったようで見当たらなかったですが、お隣様の車には飛来していないようでした。

今回のカーポート屋根の素材は、塩化ビニール素材にガラスネットが入ったものでした。

屋根の外側がアルミサッシ作りになっているのは、現在とほぼ同じですが、このサッシの軒先側には一体型の樋になっており、家の樋のように後付け出ない為、

まず、工事をする前にお客様・お隣様の車の移動をお願いしました。当日は風もなく穏やかな天候でしたが、解体工事・取付け工事中に材料が飛散しないとも限りません。

脚立に乗っての作業をします。安全確認のために、1人は足元でサポートし転倒転落事故がないようにしております。

完全にガラスネットを解体撤去しました。この際に下地のアルミサッシに歪み・折れ等がないかも確認して、異常がなければ、貼り換えの準備をします。

今回は、現地調査時にサッシ樋からの雨水漏れが確認しており、樋の詰まりを確認できておりますので、

軒先のアルミサッシも真っ直ぐ平行に見えて、微妙に高い位置と低い位置になっているところがあり、雨水が流れる際にごみ等も低い位置で溜まってしまいます。

詰まりの原因だったゴミ等を取り除き、最終確認で水を流して掃除は完成です。

新しい屋根・ポリカーボネート波板を取り付けていきます。

以前のガラスネットのフックはプラスチック製で、フックの間も広く、あまり強度が弱い屋根でした。

かなり長い奥行きになりましが、軒先・棟側ともにサッシにポリカ波板がしっかりと差し込まれ、ステンレスフックボルトもかっちりと留めました。