今回は名古屋市緑区で漆喰の詰め直し工事の様子です！

瓦屋根の場合、棟の部分には漆喰が使われています。
立地の環境によって違いはありますが、漆喰は前回の工事から10～15年程度でメンテナンスが必要になってきます。

劣化が進むと強風や地震時の落下や、剥がれ落ちた隙間から雨水が侵入し雨漏りにも繋がってしまいます。
今回は20年近く屋根のメンテナンスをしていないとのことだったので剥がれてきてしまったようです。

では工事の様子をお伝えします！

工事のようす

まずは既存の古い漆喰を撤去していきます。
ここで大切なことは『古い漆喰は必ず撤去する』と言うことです。

古い漆喰の上から新しい漆喰を塗っても密着が悪く剝れてくる可能性があります。
また、重ね塗りした分外に漆喰が出てしまうので劣化が早くなってしまいます。

私たちも様々な屋根の点検にお伺いしておりますが、実際漆喰の重ね塗りがとても多いんです
お話を伺うと飛び込み業者で工事をされている場合が非常に多いです（全てとは言いませんが…）

まずご自身でも古い漆喰は撤去する！
と言う事を覚えておきましょう(^^)

写真左
鬼瓦まわりの漆喰も劣化していました。
亀裂も入っていましたので取り除きます。

写真右
漆喰をキレイに撤去してたら下地や土の状態を見て新しい漆喰を塗っていきます。

今回、鬼瓦のまわりには漆喰ではなくシーリング材を塗って固定しました。

撤去したところ全てに漆喰を塗ります。
細かい所まで隙間なく塗っていく作業はとても難しいです。
さらに表面もキレイにならしていく必要があります。これこそ職人技！！(^^♪

全ての漆喰が塗り終わりました。
これで工事は完了です！　とてもキレイに仕上がっています。

瓦屋根自体はメンテナンス不要ですが漆喰は劣化していきます。
しっかりと補修を行った漆喰は15年ほど持ちますが、長く持たせるためにはメンテナンスが必要になります。
ちょっとしたヒビ割れでも放置せず、早めに対応することが大切ですね！

『街の屋根やさん　名古東店』では点検・お見積りは無料でさせていただいております
気になることや心配なことお気軽にお問い合わせください！

お問い合わせはこちら