調査時の様子

こちらが雨漏りの状態です
サッシ周りから雨漏りがあるようでした。

雨の降り方にもよりますがバケツで受ける程との事でした。
雨漏りは家へのダメージもそうですが雨が降るたびに不安にかられると思います。
そういった精神的なダメージもありますよね。

雨漏りがある場合は早期解決が望ましいです。

外壁の様子です。

雨漏り周辺箇所には大きなクラック
それに伴い周辺塗膜には多くな浮きや膨れがありました。

ここから浸水している箇所がわかります。
しかしRC造の場合は雨漏り周辺もしくは直上からの雨漏りとは限りません。

スラブや鉄骨等を走って離れた箇所からの浸水の可能性もありますので
全体的な調査が必要となります。

今回は散水試験も行いこちらからの漏水であることが確定しました。

下地調整

スクレーパー・皮スキを使用して浮いた塗膜をめくっていきます。
かなり浮いている箇所が多く手でも簡単にめくれてしまう様な状態でした。

浮いている箇所は全て撤去していかないとまたそこからの浮きや剥離の可能性がありますので
時間をかけてしっかりと丁寧にめくっていきます。

脆弱な塗膜の剥離が終わったら次は高圧洗浄です。

塗装面の汚れを洗っていきます。
洗浄をしないと塗装の密着性が低下しますのでキレイに洗っていきます。

通常の塗装工事は３工程が多いですが
今回は４工程で進めていきます。

下地の状態が悪い場合は工程を増やして不具合が起きないように下地調整をしていきます。

今回はエスケー化研さんのミラクファンドを使用しました

ミラクファンドの特徴としては

• ­下地に強固に密着し、特に従来の材料に比べ、耐ひび割れ性、耐衝撃性に優れています。
• ­硬化後強固な被膜を形成し、仕上塗材の防水性を向上させます。
• ­脆弱な下地を強化し、仕上塗材の色むら密着不良、造膜不良を予め防止できます。
• コンクリート躯体の中性化防止、鉄筋の防錆性に優れた効果を発揮します。
• ­下地調整のみならず、仲介接着としての機能を発揮します。

この様な特徴があります。